6/3〜4 Noise Grind祭@アキバ 中編

現場監督のるーこさん

 店の一番奥に案内された我々。とりあえず、最初のオーダーを迫られたので、各種アルコールやソフトドリンクを注文。ちなみに、お通しは切干大根の煮物でした。何故だw。
 店内を見渡してみると、待たされただけあって、結構な盛況っぷり。連邦の制服*1セーラー戦士お姉さんたちが元気よく店内を飛び回っており、ぶっちゃけ、階下の某喫茶よか雰囲気は良いよねw。
 で、いざ目の前に陣取る面々に目を向けると・・・AGTさんの素敵笑顔が真っ先に飛び込んできましてw。目尻下がりっぱなしで、溢れんばかりの笑みをこぼしまくってやがりますよ?とても某バンドのvoxの方だとは思えませぬ・・・。しかも、嬉々として「小悪魔おにぎり」をCFさんと共にオーダー。この男・・・やる気だ・・・ッ!
 一方、俺の隣のKZさんはといえば、日替わりケーキのティラミスをオーダーし、ビール片手にちまちまとティラミスを食しております。絵の好みとかもそうなんだけど、KZさんって見た目とは裏腹に、キュートなものを好む傾向にあるよなーw。
 そんなことをつらつら思っているうちに、小悪魔おにぎりの用意が整いまして。このおにぎりの最大の魅力は、店員のお姉さんが目の前でおにぎりをこさえてくれるトコにあるのですよ。で、形も選べるのですが、二人とも当然ハート型をチョイス。男らしいのぉ・・・w。で、丁寧におむすぎをこさえてるお姉さんに許可をいただきまして、その姿を激写するAGTさん。そんなAGTさんの素敵な笑顔を激写するワタクシw。
 そして、完成したおむすびを、皆に見せつけるかのように誇示した後、眩い笑顔でもふもふと食す姿からは「○○の狂犬」と呼ばれた面影は微塵も感じられませんでした・・・。愛知の某氏同様、ファンが見たら確実に泣く姿だったと確信w。
 そんなカンジで、基本的にはダメダメな展開だったのですが、時折真面目なHCトークとかになったりもするのですよ?が、そんな時は、一人店内BGMでかかってた「オハヨウ」や「愛したげる」、「少女迷路でつかまえて」とかに耳を傾けてましたよ?物の見事に誰も反応しなかったのが寂しかったけどな・・・!気分はちょみっとaway。
 そんなこんなで、楽しいときはあっという間に流れまして、気がつけば23時目前。予約を入れているREVOLE part1の場所は駅を挟んだ対角線の反対側付近にあるため、ボチボチ移動しないとマズいお時間。名残惜しくはありましたが、店を後にしまして、スタジオに向けて移動。道中、BBさんとあれこれお話させていただいたのですが、BBさんが某ノイズ誌に関わってらっしゃったコトを知りまして、感激したり。
 件のREVOLE PART1はCLUB GOODMANの階下にありまして。で、あたしゃエフェクターしか持ってきてなかったので、ベースをレンタル。郊外のスタジオと違い、1時間¥300もするのか・・・。ちなみに、借りたのは、店員さんオススメ*2の、多分Tuneとかいうトコのヤツ。こんな↓シェイプで、ぶっちゃけ見た目的には完全に趣味じゃないんですが、とりあえず軽かったので、ついw。
http://www.cc.rim.or.jp/~tune/tune/ntb-4/ntb-4.html
 AGTさんが押さえてた部屋は、受付からさらに地下へ地下へと潜った挙句、入り口のドアを開けたらさらに地下へと降りる階段があるという、殆ど隔離病棟並なトコでしてw。ともあれ、各自セッティング開始。ちなみに、HTさんがDs、AGTさんとKZさんがvox、ZKさんとCFさんがG、BBさんがミキサー&CDプレイヤーとかを使ったノイズで、俺がBってな編成。例によって俺はJCを使ったので、CFさんがとばっちりをうけてベース・アンプを使うコトに。
 が、このチョイスが失敗。手持ちのエフェクターを連結して音を出してみたのですが、元々のベースの音の鳴りがシェイプ同様全く好みじゃない上に*3そこそこの音が鳴ってしまうせいで、あれこれJCのセッティングとかを弄ったり、エフェクターを通してみても歪みの効きが悪く、俺好みの音にならない・・・。やっぱ、音を出すんなら、ちゃんと自分の楽器かミキサーを持ってこないダメだなぁ・・・。好みの音が鳴らないせいもあり、個人的にはテンションガタ落ちだったりw。
 いつまでもヘコんでててもしゃーないので、気を取り直して、周囲の音に耳を傾けてみる。俺の背後からは、ZKさんの流麗なリフが聴こえてくる。・・・うわ、上手い人なんだ。早くも微妙にいたたまれなくなってくるワタクシw。正面からは、CFさんのノイズギターが漏れ聴こえてきてまして、これまた残虐でナイスなノイズっぷり。BBさんはCDの音にエフェクトを施したりして、独自のコラージュ風味なノイズを形成しつつ、マイクを掴んで咆哮をあげたりしてまして、なにやら壮絶風味。AGTさんとKZさんも、やはりマイク片手に雄叫びをあげておりまして、苛烈極まるトリプル絶叫voxを展開。見た目からしてバラバラなんだけど、気合の入りぷりは共通してるんで、妙にマッチしてる気がしないでもないw。そんな中、HTさんの聴きなれたドラミングに、妙な安心感を覚えたりw。
 とりあえず各自セッティングを終え、適当に垂れ流していたのですが、さすがにグダグダすぎたので、一旦休止して軽くミーティングし、大雑把な構成だけ確認してから開始。
 サウンドの屋台骨はHTさんがタイトなドラミングで支えており、それをZKさんの安定したギターがきっちりとフォロー。そんな土台の下、CFさんのノイズギターとBBさんの謎なコラージュ・サウンドが空気を切り裂き、更には奔放なトリプル絶叫がスタジオ内を木霊する。俺は・・・まぁ邪魔にならない程度に音を出したり、フィードバック・ノイズを添えてみたり。
 途中、ショートカット・チューンをメインのセットにしてみたりと、幾つかのパターンを試しつつ、意外とストイックに音を出し続ける。特にショートカットのターンでは、普通にカッコ良いカンジになってしまい、とてもじゃないけど、さっきまでコスプレ居酒屋で和気藹々と過ごしていた面々が出してる音とは思えないw・・・と思ったけど、ふとスタジオ内のホワイトボードに目をやると、現場監督として「るーこさん」が見守ってくださってまして・・・やっぱダメな人たちの集まりだという事実を再確認w。
 そんなこんなで、あっという間に2時間が経過しまして。自分の出来はさておき、大いに刺激的なひと時を堪能。いつも即興をやるメンツと違い、全く勝手やクセ、タイミングなんかも分かんなかったんだけど、それを掴んでいく作業が面白いのよねー。ま、最後まで上手く掴めなったんだけどさw。
 スタジオを後にし、そのままパセラに雪崩れ込んでも良かったのですが、小腹も減ってたので、近くのマックに移動し、しばしダベる。
 俺は主にAGTさんやHTさん、CFさんと喋ってたのですが、その最中、ふと目をやったCFさんの腰の付近に、気になるアクセサリーを発見。・・・あら?もしかしなくても、翠星石じゃなくって?よくよく見れば、他にも雛苺や深紅様もいらっしゃいましてよ?
 自らを「ヌルい」と称していたCFさんですが、なかなかどうして、隅に置けませんなぁw。でも「水銀燈はあんまり・・・」という捨て置けない発言を発したため、個人的には海よりも深い断絶を感じたり(マテ。
 で、小1時間ほどダベった後、2時半頃からパセラへと繰り出したのです。

*1:無論1stガンダム

*2:音がよく歪むのを所望したのです

*3:全体的に音が中庸。平均点的にまとまってる印象で、クセが無いといえば聞こえはいいですが、個人的には「無し」な音