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ハラペコーズの面々と共に、前橋の「パンプキン」というお店に行ってまいりました。群馬の方なんてフジロックに行く時、上越新幹線で通過するぐらいしか縁がないトコなので今ひとつ距離感が掴めなかったのですが、ナビで検索してみたら、高速を使えば都下から2時間くらいで行けるとのコトだったので、目的地に設定した次第。ついでに、せっかく桜の季節に足を運ぶのだから、前橋っつーかパンプキン近くの桜の名所っぽいトコも事前に調べまして、準備万端。
明けて当日。9時にウチに集合予定でしたが、udさんは早く着いちゃうわst君は寝坊するわで、初手からバタバタしっぱなしｗ。結局、st君の最寄り駅近くまで出向いてst君を拾い、そこから前橋を目指すことに。都下から向かうので、八王子や国立辺りから高速に乗っちゃうのが手っ取り早くはあったのですが、そうすると結構高速代が高くついてしまうので、埼玉まで北上を続け、所沢のICから関越道に乗るというルートを選択。このルートだと高速代が片道￥2000*1で済むので安上がりなのねん。つーワケで、しばらくは一般道を北へ北へ時折東へってなカンジで移動移動移動。結構な量の花吹雪を愛でたり、清瀬付近での軽い渋滞にグチをこぼしあったりしてる内に埼玉県内に侵入。さして迷うこともなく所沢ICを発見し、無事高速に乗ることが出来まして。ド平日の日中という時間帯のおかげで高速は空いていたので、快適なドライブを堪能。予定通り13時前に前橋に着いたので、高速を降りて一路パンプキンへ。幸い、パンプキンは前橋ICから程近い所にあるので、さっくりと到着。店前の駐車場は意外にも満車状態だったので、ちょみっと離れたトコにある*2第二駐車場に車を停め、パンプキンの門を潜る。
入店時には13時を過ぎていたのですが、先客が3組ほど待機中という盛況っぷりに、ちと面食らう。もっとも、店内には空の食器が置かれっぱなしになってる空席がちらほらありまして、盛況には違いないけど店員さんの数が足りてないのもまた事実ってなカンジ。まぁ時間に追われてるワケでもないし、初めて訪れる店だから色々と物珍しく、あれこれ眺めながらキャッキャウフフと談笑してたらお声がかかったので、誘われるままに着席。なんつーか、絵に描いたような「地方の郊外のひなびた洋食屋さん」という風情で、和む和む。でも、先客のテーブルに置かれてる料理のサイズは和みとはほど遠い代物ばかりで、軽く戦慄がはしる。特にパスタ類に使用されてる器のサイズを目の当たりにすると、さすがにちょっと引かざるをえないｗ。だもんで、初手から大盛りコールや複数品オーダーといった暴挙は慎み、様子見も兼ねて、先ずは一人一品ずつオーダーするという方向で合意。当初の予定ではイタリアントマトというパン一斤を使ったメニューをオーダーするつもりだったんだけど、メニューに載っていたコロッケとメンチカツがついてくるセットメニュー「ビジネスランチ」に惹かれてしまったので、そちらをオーダー。udさんは「ホワイトピラフランチ」、st君は「オムライスランチ」を注文*3。
まず出てきたのは、ホワイトピラフとオムライス。
写真の角度は悪いですが、それでも盛りの良さは伝わるかと。ちなみに、両方ともレギュラーサイズです。大盛りにしたらどうなっていたのか･･･。しばし後に出てきたﾜﾀｸｼのビジネスランチは、標準サイズのコロッケ、ちょっとしたステーキ･サイズのメンチカツ、小洒落た店なら一人前分と言っても過言ではない添え物のパスタ、そしてライスに味噌汁というセットでした。セットメニューなのに野菜が一切添えられてないっていうのも珍しいっちゃ珍しいよねｗ*4。コロッケもメンチカツも揚げたてで熱々。添え物のパスタは鉄板にへばりついちゃっててちと食べにくかったけどｗ、淡い味付けだったんで食べやすかった。ただ、ビジネスランチは量自体はたいしたことないので、地元の人以外は敢えてオーダーする必要はない気も。当然、そんな一品で食欲が満たされるはずもなく、ボンゴレのレギュラーサイズも追加。そして出てきたのが、これ。
比較対象と並べてみると、なかなか壮観。ちなみに、深さはﾜﾀｸｼの携帯と同じかちょい深いくらいだったので、12〜3センチくらいかな？器の大きさにも驚かされたが、中身のスープの量にもビックリ。スープスパをオーダーしたつもりはなかったんだが･･･ｗ。でも、味付けのバランスが良いので、st君と分け合いながら美味しくいただいちゃいました。ついでにデザートとしゃれこみたいトコだったのでマロンパフェを頼んだところ、マロンが品切れとのことだったので敢え無く断念。あたしゃチョコが食べれないので、他のパフェとかは食べられそうになかったのねん･･･。
静岡での苦い敗北を踏まえて挑んだのでダメージは皆無だったのですが、ちと慎重になりすぎた感は否めず。わざわざ前橋くんだりまで来たのだから、玉砕覚悟で無茶すべきだったか･･･。そんな、微妙な悔いを残しつつ店を後にしたのでした。ココにはいずれリベンジしに来ねばなるまいて。
パンプキン参りという本来の目的は果たしたので、このまま帰途についても良かったのですが、天気は上々。しかも桜の季節で、時刻もまだ14時過ぎという好条件が揃ってたので、近隣の花見スポットに寄ってみようっつーコトになりまして、パンプキンから程近い前橋公園に行ってみまして。件の公園は県庁のお膝元に位置してまして、近くには利根川も流れてるというなかなか風光明媚なトコでして、観光スポットとして紹介されてたのも納得ってなカンジ。公園の近くに駐車場が何箇所かあったのですが、駐車場も周辺の道路も結構な混雑っぷりだったため、少し離れたトコにある広大な駐車場に車を停め、公園までほってほってと歩を進めたのですが、道中の雄大な景観にしばし見惚れる。見渡す限りの青空の向こうに、山頂部に雪が残る山が見えたりする景色を目の当たりにして、ようやく普段住み慣れた街とは違う所に居るんだ、という実感が湧いてきたり。
ところが、件の公園の近くまでやってくると、前述したように交通量が多いし、ド平日にも関わらず屋台とかが絶賛営業中でムダに活気付いてまして、完全に観光地状態で風情とは無縁な状態ｗ。でも、屋台からちょっと離れた水辺*5は人影もまばらで、日当たりも良好。対岸の桜も良い塩梅だったので、しばしそこでぼんやりと佇んでみたり。
ひとしきり和んだところで、利根川沿いのサイドにも足を伸ばしてみる。そちらには屋台が出てなかったせいかぐっと人が少なめで好し。来る途中、勢いよく潮を吹いてる噴出していた噴水の写真でも撮ろうと思い、噴水場と思しきトコで日向ぼっこしつつ公園がはしたなくイくところでも激写してやろうとその時を待ってみたのですが、待てど暮らせど水が出ることはなかったので、後ろ髪引かれつつも撤収。
帰りも行きと同じルートにしようと思ってたのですが、途中の分岐で八王子方面の文字が見えたので、そちらに路線変更。そこからナビの指示を仰いだところ、青梅ICで一般道に下りるという行きには無かったルートが現れたので、それに従うことに。つーか、都下在住とはいえ、都下北部とは基本的に無縁な生活を送っているので、位置関係とか全く分かんないからナビ様に頼る以外にスムーズに帰る術は無いしーｗ。指示通り青梅ICで下りると、そこは瑞穂やら羽村といった地名が跋扈する見知らぬ土地。新鮮な景色を眺めつつ南下していくと、やたら広大な土地に出くわしまして。アホみたいな敷地面積、周囲を覆う鉄条網･･･一瞬刑務所かと思いましたが、周囲の看板にやたら横文字が使われてたり、塀の中を外人が闊歩してる姿を見て、ようやくそこが横田基地だと気がつきまして、色々と合点がいった次第。「塀の向こうはアメリカなんだねー」という至極真っ当なコトをのたまいつつ、南下南下。
ふと時計を見やると、時刻は17時半すぎ。でも、思いのほか外は明るかったので、最後にもう1イベント差し込むコトにしまして、進路を八王子方面へと若干修整。八王子のまんが王に寄って、COMIC1のカタログを買っちゃおうってな寸法。18時頃に八王子に着きまして、適当なパーキングに車を停めて意気揚々とまんが王に向かったまでは良かったのですが、意外なコトにまんが王ではCOMIC1のカタログを扱っておらず、空振り。ダメ元でアニメイトにも行ってみたのですが、そこも扱っておらず、完全にょろーんにも程がある結果に。最後の最後で残念なコトになってしまったので、若干意気消沈しつつst君を最寄りの駅まで送り届け、いよいよエンディング間近･･･と思いきや、八王子に寄り道したせいでタイムスケジュールに狂いが生じてしまいまして、udさんがﾜﾀｸｼを家まで送り届けてから帰るとなると、19時過ぎという混雑のピークに近い時間帯の首都高に突っ込むという効率の悪い事態に陥ってしまうので、しばし時間を潰してピーク時を避ける手段を検討せねばならなくなったワケで。普通に考えれば我が家でまったりっていうのがベターな選択だとは思うのですが、ﾜﾀｸｼ、ムダに閃いてしまいまして。
思い立ったが吉日ってなテンションでudさんを半ば強引に説得し、町田目指して再スタート。幸い、渋滞らしい渋滞もなく無事町田に到着したので、即とらに雪崩れ込みまして、無事カタログを確保。これにて一件落着ｗ。全てのイベントをクリアしたので、ゆるゆると夜の都下を流しまして、近所のファミレスにて軽く夕食を摂ってからウチまで送り届けてもらったのでした。1時間後に無事udさんも帰宅したとの報を受け、ようやくひと息。長い一日の終わりを実感したとかしないとか。
さて、次は何処に、何を食べに行こうかなｗ？
