2/2 "チャンス大城とゆかいな仲間たち"@阿佐ヶ谷Loft A

 チャンス大城を前面に押し出した企画ということで、行ってきました。初めて行くハコっつーよか、そもそも阿佐ヶ谷駅で降りること自体初だったのですが、幸いにも会場までの道は分かりやすく、迷わずに到着。事前にwebで予約をしていたのですが、前の方で観たかったので開演1時間前に入場し、場所を確保w。程なくしてudさんやht君、mm君らが到着し、適当にグダグダと談笑しつつ時間を潰す。事前の手売りチケットのハケが悪かったという話も伝え聞いていたので*1動員面で不安があったのですが、あにはからんや結構な数の客が押し寄せまして、ちとビックリ。しかも、普段チャンス大城が出てるイベントとは明らかに違う雰囲気の客が大半で、面食らう。昨年、今回の企画の前身企画ともいえる「THE・職務質問」という企画をやったのですが、その時はもっと動員が少なかったし、いつもの客層が集ってたんだけどなぁ・・・。チャンス大城人気の拡大を喜ぶ一方、一抹の寂しさも禁じ得なかったり。アングラ・ファン特有の心理ですなw。


 そんなコトをぼんやりと考えていると、こないだの苦肉祭の時同様、元気いいぞうさんがギター片手に登場しまして、人力BGMを披露。

既視感バリバリなシチュエーションですが、それは開演後も続きまして。開演してから、まずはこの日登場する芸人のネタが披露されたのですが、苦肉祭からのスパンが短かったからしゃーないっちゃしゃーないんでしょうが、チャンス大城大本営八俵のネタは苦肉祭のネタに若干手を加えた程度のネタだったので、ちとしょんぼり。ネタ・コーナーの次がこの日のメインであるチャンス大城の歴史を振り返るコーナーだったのですが、ここでも、張られてた手書き年表が前述した「THE・職務質問」と同じものだったので失望を禁じ得なかった。しかも、取り上げたトピックもだいたいが前回の企画と同じものだったので、しょんぼり。確かに何度聞いても面白い鉄板ネタだから笑えるんだけど・・・ねぇ?初手から酒が入ってるから、本来なら舌鋒鋭く尋問していく司会役の居島さんやBBゴローさんらも徐々にグダグダになっていって肝心のチャンス大城を上手く回せてなかったし、途中から参戦した若手っつーかゲスト陣も前回のデスペラード武井に比べるべくもない感じ。チャンス大城の面白い部分は多々あったんだけど、それを活かしきれなかった印象。つーか、あまりにもグダグダすぎて集中出来なかったというのが正直なところ。終盤、元気いいぞうチャンス大城の二人でトークしてた時が一番テンポ良く、目も覚めた。二人の歌も披露されたんだけど、本当にチャンス大城 a.k.a. 漆谷犬多の歌は素晴らしい。やはり、濃い人の歌には力があるよなぁ。技術云々など蹴散らす人間力の違いを思い知らされる。芸人に歌が上手い人が多いのも、そういうコトなんじゃないかと。


 最後に歌で〆てくれたから多少持ち直しはしたけど、会場の雰囲気や姿勢*2、前述した進行のグダりっぷり等は如何ともし難く、個人的にはあんま楽しめなかったな。次も同じような会場でやるんなら、多分行かない。頼むから、なかの芸能小劇場みたいなお笑いのハコでやってくれ・・・。つーか、ロフト系のイベントには自身が向いてないっつーコトを痛感させられた次第w。昔っからサブカル関連が性に合わなかったけど、それは今も変わらない模様。多分、一生変わらないんだろうなw。

*1:1月の東洋・太平洋の段階で売り上げ枚数が一桁だったとか

*2:隙あらばドリンクオーダーを迫ったり、店側のスタッフがムダに前に前に出てたり