1/29 "苦肉祭 vol.63"@nakano f

 3ヶ月ぶりに苦肉祭に行ってきましてよ?


 久しぶりの中野行きということもあり、ご無沙汰してるレコミンツのワゴン狩りでもしたいトコでしたが、某ディストロで音源をまとめて買おうと画策してる最中ですし、液晶モニターの買い替えも諦めてはいない身でしたので、自重自重。つーワケで、買い物は新宿のとらだけにしておいたのですが、気がつけば万券が2枚も吹っ飛ぶ事態に発展しており、久方ぶりに一番デカい紙袋で買った品を手渡されておりました・・・何故だ。ともあれ、図らずも物欲は十二分に満たされてしまったので、お次は食欲を満たすべく浜勝へ。相変わらず接客態度は良いし味だって悪くないんだけど、いつ行っても空いてるような・・・。まぁ混んでる店が嫌いな自分にはありがたいのですが、営業不振で撤退されても困るしなぁ・・・などといらん心配しつつもおかわりを繰り返し、がっつり食したところで一路中野へ。


 udさんに連絡を入れつつ会場へ向かったのですが、やはりというか当然というか誰も待ってる者はおらず、独り佇むワタクシ。程なくしてudさんが来たので談笑しつつ開場までの時間を潰し、無事入場。開演する頃には結構客が入りまして、最終的には予備の席を用意するくらいの盛況っぷり。会場が分かりやすくなったせいもあるのかしら。ちなみに、開演までの間、元気いいぞうが人間BGM的なコトを称しつつ、フロアに背を向けてひたすら歌ってたのが印象的。BGMと称するわりにはやたら声がデカいので、雑談すらままならなかったというw。さらに、ゲストvoxとしてチャンス大城 a.k.a. 漆谷犬多が登場。歌詞の世界観こそチャンス大城の芸風ばりにカオティックなものの、意外なまでに真っ当で熱い歌を聴かせてくれるというサプライズもあったりしたので大いに楽しませていただいた次第。


 開演後は、特に新顔も登場せず馴染みのメンツが馴染みのネタを披露。何故か「ハイサーラモンHAGE」という場末感極まる芸名で登場してるにも関わらず、やってるネタが相変わらずオタネタだった沖縄の比嘉の迷走っぷりには涙を禁じ得ない。しかも、ネタ中の失言がもとで主宰である大本営八俵の逆鱗に触れる*1というオマケつきで、いよいよもってジリ貧な印象。

松尾アトム前派出所水島新司ネタの安定感や、奔放すぎるくらいに奔放なヘブリスギョン岩月も良かったですが、前半戦で一番持っていかれたのは、デスペラード武井の「ドラ○もん」ネタ。イヤなベテラン風を吹かすやさぐれたドラ○もんといった体のネタだったのですが、何かにつけては過去の栄光を振りかざす*2ドラ○もん兄さんのケツの穴の小ささに涙w。短いネタだったせいもあり、かなり強烈なインパクトを受けた。秀逸。

中入り以降の後半戦では、翌週に自身の企画ライブが控えていたチャンス大城が良かった。先日のまな板ショウで観た時はネタを分かりやすくしすぎて、いささか持ち味を損ねてたような印象を受けたんですが、今回はカオティックなパートとブリッジを効かせたパートを上手く組み合わせていて、従来のカオティック一辺倒なネタが好きだった人でも楽しめる感じに仕上がげてたんじゃないかと。

 ここんとこレギュラーとして定着した感のある横須賀歌麻呂は今回も妥協無き下ネタを披露。お得意の手マンやエアSEXのアクションも冴え渡っており、絶好調で最高でございました。

飯塚俊太郎 a.k.a. 冷蔵庫マンの洗濯機ネタ、

大本営八俵の歴代天○のモノマネ・ネタなんかもパワフルではありましたが、この日最大のインパクトを残してくれやがったのは、清水宏。全然知らない芸人さんだったんですが、出順がトリ前だったり、他の出演陣が敬意を払ってる様子が分かったので、それなりに著名な方な模様*3。どんな芸風なのかと思いきや、なんつーか往年のルー大柴ばりなムダにテンションの高いウザキャラ系の芸風だったので、ちと面食らった。剛球一本槍ってなカンジではなく、緩急を効かせて粘っこく絡んでくる辺りがタチ悪いっつーかw。好き嫌いはともかく、なかなかにパワフルなお方でした。


 そんなこんなで、気がつけばこの日も終演が22時半近く。久しぶりだったせいか、あんま長いとは思わなかったなぁ。

*1:大本営 a.k.a. 居島さんのキャラ的に、リアルにキレたのかネタだったのか判別しにくかったんだけど、個人的にはイジってる風には見えなかったなぁ

*2:抱いた女優の名を挙げる、とかw

*3:終演後に貰ったフライヤーを見たら、紀伊國屋サザンシアターで単独公演をやっちゃうようなクラスの方でした。つーか、テレビにも出てるしラジオで番組持ったりしてるような人なのね。