4/17の記憶

 いよいよ工事を明日に控え、今日も今日とて仕事の合間合間に整理整理。
 まぁ面倒くさいことこの上ないワケですが、こういう機会じゃなかったら大掛かりに整理整頓するコトなんて無いので、せっかくの好機を活かすべく、単に工事用のスペースを確保するだけに留まらず、読む頻度の低い本をダンボールに詰め込んで、書棚のラインナップをマイナー・チェンジしてみたり、引越し以来、未開封のまま積みっ放しになってたダンボールを開けてみたり。
 すると、過去の遺物やらなんやらが出てくるわ出てくるわ。引越しの際に無造作に詰め込んだせいで見つからなかったシリーズ物の単行本の一部とかは嬉しい発見でしたが、中にはワタクシ的黒歴史風味なブツなんかもありまして、過去の己が所業に独り悶絶。
 そんな禁断のダンボールの山の中に、マジックでラフに「後開け」と書き殴ってある代物を発見したので開けてみたところ、忘却の彼方へと追いやられていたCDがわんさか出てきまして。最上部に配されたCDの微妙すぎるラインナップを見て、数年前に自分が「後開け」と指定した意味を認識w。

Resisting Success / If at First You Don't Succeed

Resisting Success / If at First You Don't Succeed

 HADESは、80年代末にNew Jerseyで活動していたHMバンド。このアルバムは1988年産で、たしか2ndのはず。一応Thrash Meatlに近い音楽性だったんだけど、voxが普通に歌い上げるタイプなんで、Thrash Metal特有の攻撃性が薄いのよね。一応ツイン・リードの絡みが特徴的ではあるんだけど、まぁ特筆すべきレベルでもないしなぁ。でも、なんか嫌いになれないバンドだったり。ちなみに、voxのAlan Tecchioは、後にWATCHTOWER*1に加入。
I Napoleon

I Napoleon

 I,NAPOLEONは、80年代末〜90年代初頭にL.A.で活動していたHRバンド。このアルバムが1st & Lastアルバム。系統としては、強いて言えばSKID ROWとかに近い、若干パンキッシュな要素も内包したLA Metal。何故かex.BANG TANGOのメンバーがいたりしますが、サウンドには反映されてません。LA Metalのムーブメントが終焉した頃にデビューしたせいもあってか、さして話題にもならずにひっそりと消えていったバンドでした・・・。
 NAPALMは、80年代中期〜90年代にNYで活動していたHMバンド。この音源は1990年産の1st。チョッパーを多用するベースがサウンドを牽引するファンキーなテイストが持ち味。当時はファンク・メタルやミクスチャー系のムーブメント華やかなりし頃でしたが、このバンドのようにHMを若干ファンキーに味付けするという手法は、意外と珍しかったり*2。voxも歌い上げるタイプなんで、方向性としては面白かったとは思うのですが、総じて曲が長い上にクオリティがB級だったので、イマイチでしたw。
A FILM ABOUT THE BLUES

A FILM ABOUT THE BLUES

 トライセラは、このアルバムくらいまでは好きだったんだけどなぁ・・・。こないだ久しぶりにチャート番組で新曲のPVをちょろっとチェックしたけど、かなり微妙でした。
 SENZA BENZAは、90年代から活動しているイタリアのPop Punkバンド。RAMONESやHARD-ONS辺りのフレーヴァーを感じさせるポップ・センスが持ち味だけど、地味でB級w。
White Trash

White Trash

 WHITE TRASHは、90年代初頭〜中期にかけてNYで活動していたミクスチャー・バンド。このアルバムは'91年産の1st。ミクスチャーといっても身体性を感じさせてくれるタイプではなく、完全にパーティ・ノリなサウンドが身上。voxの歌いまわしや声質が微妙にAEROSMITHSteven Tylerぽかったり。楽曲はアメリカンHR*3がベースとなっていて、それを抜群の軽薄さで味付け。この底抜けの明るさは、ある意味凄い気もしますw。
 ・・・とまぁ、こんな系譜の音源が有象無象詰まってたワケで。一周回って今なら楽しめる音源があるような気もしますが、はてさて。とりあえず、意外とHADESがイケたので、後でiTunesにブチこもうw。
 オタ方面で目を惹いたのは、1988年の夏コミのカタログとか。@晴海ですな。

 我ながら物持ちが良いっつーかw。当時は、二日目にしか参加してなかったんで、ちゃんとフロア・マップが一枚残ってるのが、なんか可愛いですなw。
 ついでに、当時を偲ばせるアイテムも発掘。

 たしか、町田のアニメイト*4で購入したエリアルのノートと、ダーティペアのフィルムブック。
 フィルムブックの類って、結構当時は買ってたのよねー。まぁ主に買ってたのは「くりいむレモン」関連だったのですが、稀に普通のアニメのも買ってたつーかw。「ダーティペア」は断然原作派なんだけど、アニメ版の「ダーティペア」は、キャラデザを筆頭とした各種テイストが思春期のクソオタのハートを鷲掴みにしてくれやがりましたので、ついついグッズ関連にも手を出すハメに・・・。つーか、80年代の土器手司関連の作品には滅法弱いんだよ!無論西島克彦関連もネ!
 一方のエリアルは、実は最後まで読んでないのよねー。ちょうどドラゴンマガジン創刊頃からラノベを読まなくなった時期がありまして、エリアルも途中で読むの止めちゃったのよねー。「エリアルコミック」も買うぐらい好きだったのに。数年前に完結したらしいので、久しぶりに頭から読みなおして、続刊を購入していこうかしら。ちなみに、笹本祐一の作品では「スターダスト・シティ」が一番好き。 ・・・こんな風に一々過去の記憶に浸ったりしてるから、なかなか準備が整わないのよねー。ま、最早猶予は残されていないので、なんとかするですよ。工事の詳細は、明日にでも。

*1:TexasのThrash Metalバンド。尋常ならざる超絶技巧集団。今聴いてもインパクトあります

*2:Thrash MetalやHard Rockとの融合が大半だったような

*3:それこそ、AEROSMITHとかの系譜

*4:まだ西友内にあった頃ね