5/5 取手@TRIKORONA〜前編〜

 まだ一箇所だけ時限販売が控えてるサークルがあったのですが、販売開始時間が明記されてなかったので、さっくりと見切りをつけ、若干後ろ髪を引かれつつも、国際展示場駅に移動。この日は、夕方から茨城県の取手で、黒パイプ企画の秘密パーティwが企画されてまして、それにTRIKORONAも出るとあって、小旅行気分で入ってみようと思いまして。
 来る時と違い、帰りは若干閑散気味で、切符を求める行列も無く、スムーズに改札を通過。ホームで電車を待ってる時に、DDさんからメールが。ちょうど今会場に到着した、とのコト。一瞬引き換えそうかと思うも、また数時間会場をうろつくのは正直しんどかったんで、現地に向かう旨の内容を返信。
 さて、国際展示場から取手に至るルートは幾つかあるのですが、俺は分かりやすいルートをチョイス。そのルートとは、国際展示場駅からりんかい線で大崎に。大崎から山手線で日暮里。そして常磐線で取手に至るってなカンジ。
 つーワケで、大崎で下車して山手線に乗車しようと思ったのですが・・・一瞬、内回りにするか外回りにするかで悩む。なんとなくノリで内回り*1に乗ったのですが、結果的に正解。外回りだと十数分余計に時間がかかってたのね。日暮里で常磐線に乗り換える際に若干待ち時間があったので、ホームからぼんやりと周辺の景色を見やる。なんせ初めて来たトコなので、なんか新鮮。
 そうこうしてるうちに、電車がやってきた。幸いにも快速で取手行きというベストな系統。車内はガラガラで、楽々座るコトも出来たので、言うコト無し。Marvin Gayeを聴きながら、しばし車窓の景色を愛でる。なんせ乗ったコトが無い路線なので、景色も駅名も全てが物珍しい。が、北千住やら松戸やらを経て、柏を過ぎた辺りで、さすがに飽きてくるw。その後、取手前の天王台って辺りで、既に現地入りしてるはずのNMさんに、もうじき到着との旨を告げると、駅に到着次第連絡乞う、との返信が。
 乗車してから40分。ようやく取手に到着。なんか駅前が思ってたよりも発展してるっつーか、ウチの地元よか規模がデカいやw。そんなコトに感動を覚えつつ、NMさんに連絡を入れた結果、西口で落ち合うコトに。階段を上り、いざ西口に行こうとしたところ、若干の尿意を催したので、ご不浄へ。が、これが妙なコトになっておりまして、なんとトイレは反対側のホーム方面にあるという妙ちきりんな構造になっておりまして、思いっきり遠回りを余儀なくさせられまして。しかも、時間がかかりすぎたせいでNMさんから再度連絡を受けるという、トホホな結果に。
 そんなちっちゃいアクシデントを経て、鶏勢と合流。つーか、まだ現地入りしてなかったKYさん以外のメンバーが全員でお出迎えというゴージャスな待遇。が、「ホントに来たんですね」という呆れ半分な本音トークは如何なものか、とw。
 合流して早々、近くのショッピングモールに連行される。なんでも、NMさんのシンセを置く台を物色するためだとか。ところが、いざ店内を巡回し始めると、台なんかそっちのけで、何故か巨大な寸胴とか*2、ヤカン、自転車とかを物色し始める一同。挙句の果てに、途中のフロアで開催されてた古本市に捕まってしまい、三々五々に散らばり、物色物色また物色。HTさんは20年前のOUTとかCharaとかのバックナンバーを熟読、KRさんはスカムな料理マンガとかホラー・コミックを掘りまくり・・・ってな具合で、なかなか手がつけられない惨状。俺は、音楽雑誌のコーナーでele-kingのバックナンバーとかを探すも、見つからず。あるのは、ヤングギターとかヴィジュアル系の雑誌が大半。あと、ロキノンが大量にまとめて売られてました。(゚⊿゚)イラネ
 そんな中、雑誌のコーナーの片隅でプリティサミーの設定資料集を発見。値段は・・・\300?迷わず購入。ほかにもエルハザードとかの設定資料集もあったけど、そこら辺はスルーで。どうでもいいけど、レジのおじいさんに「お兄さん、よくあんなとこからこの本見つけたねー」とお褒めの言葉を賜る。
 結局、ヘタすっと閉店までココに止まっちゃいそうな予感が皆したので、撤収し、会場の向かう。ちなみに、肝心の台は見つからずじまいで、この日はアナログ・シンセは未使用、カシオトーンをメインで使うコトに決定したワケで。
 件の会場の外観は、街の雑貨屋さんってな体。上が住居スペース、地上が店、地下が元写真スタジオってなカンジの構造。何はともあれ地下の会場に潜ってみると、こじんまりとしたクラブってなカンジのスペース。早くも証明を落とし、クラブ・ミュージックが流れておりまして、何故か女性が多め。
 一旦地上に戻り、鶏の面々とダラダラと会話。今日は出演者には正装っていう縛りがあったので、鶏の面々はどうするのかと思ったのですが、正装っつーか仮装に近い出で立ちで勝負する模様で、とりあえずKRさんとNMさんは垂れサン装備。でも、二人ともイケメンなんで、微妙に似合ってるトコに嫉妬。HTさんはスーツ&モヒカンで勝負、DKさんはパンツ一丁でいく模様。ところが、KYさんは特に仕込んで無かったようなので、後で皆で駅前に物色しに行くコトに。
 てな具合にちんたらしてたら、第一部が開始される頃合になったので、地下に。第一部は映画上映。DVD-RをPS2で上映するというなかなかステキ仕様だったのですが、序盤何度かDVDの読み取りミスが続く。その原因がディスクの汚れに起因してたっていうのが、なんともはやw。
 映画は、なんか場末のヤンキーの末路を描いた、救い様の無いdarkでgloomyな作品でした。そのスジでは知られた監督が撮った作品のようでした。
 映画終了後、DJタイムを挟んで、17時55分55秒wから第二部のライブ・パートの移行、とのコトだったので、一旦外へ。映画の感想とかを話してるうちに、あっという間にライブの時間になったので、再度地下へ。
 トップは、主宰である黒パイプ。見たコトも聴いたコトも無いので、興味津々。が、バンドのメンバーが揃う前に、ウワサのダンサー陣が登場*3。「コーラスライン」とか、ああいう系譜の衣装を身に纏い、シルクハット着用の姐さんたちが先陣を切る。かなりグダグダなダンスだったが、楽しそうだったのでまぁ好し。
 そんなダンスが終了後、タキシードに身を包んだ黒パイプがスタート。漠然と、屈折したタイプのサウンドをイメージしてたのですが、音は意外にもstraight forwardなUSHC系で、ナチュラルにキャッチーなエッセンスが織り込まれてるスタイル。stop & goとかはありますが、曲の展開自体はシンプル。Fastcore一歩手前の加速感が心地良くて、そこら辺の匙加減は意識してのことだろうし、かなり絶妙かな、と。非常にカラっとしてて叙情性の欠片も無いトコが好みでした。
 黒パイプ終わりで一旦外に出ると、DDさんやKMさん、社長らが到着してまして。なにはともあれ、お初にお目にかかるDDさんにご挨拶。DRIVEのTシャツを着たナイスガイで、物静かな佇まい。数時間後にスパークするのですが、序盤は見た目どおりの印象でしたねw。
 ひとしきり談笑を済ませたところで、駅前の3○6でKYさんの衣装を探すため、買出しに出発。メンバーはKYさん、NMさん、HTさん、DDさん、KMさん、社長。
異常な大音量で鳴く駅前ロータリーのケラに震撼しつつも、なんとか駅前に到着。社長らは駅前のコンビニに入っていったので、俺とKYさんとNMさんで3○6に行くコトにし、その場を離れたのでした。

*1:東京駅やアキバ方面

*2:3〜4万するヤツ

*3:6人