■
ゲーム化にもなってるんでご存知の方も多いでしょうが、ワタクシもご多分に漏れず大好きでして。
ご存知無い方に簡単に説明すると、一応団体とかもあるんですが、基本は素人のプロレスごっこ、とでも言えば分かり易いでしょうか。学生プロレスのインディー版っつーか。ただ、その「ごっこ」っぷりがアメリカらしく、ハンパ無いっつーか。
俺が友人からBWのコトを教えてもらったのは、90年代後期。丁度アメリカで問題視される直前くらいですかねー。なんで問題視されたかっていうと、理由は明白でして。
すっげー危険なのね。
「ごっこ」と前述しましたが、彼らがサンプリングしてるプロレスの種類が問題。デスマッチ系とルチャ*1系が主流なのよねー。どっちも、見た目派手なんですが、きっちりバンプ(受身)が出来てこそ成り立つ代物。ところが、素人にそんな高度なバンプが出来るはずも無く、結果として怪我人続出。
しかも、素人っつーかアホなアメリカ人*2がやるコトなだけに、プロでもやんないようなコトを平然とやってのけ、その結果、大惨事を招くというステキな構図が成り立っちゃってるワケw。
なんせ、対戦相手を車で轢いたら、相手が半身不随になっちゃったとか、民家の屋根*3からダイビング・セントーンを敢行して脊髄損傷とか、そういうコトをやっちゃう連中ですよw?普通は笑い事じゃないんだけど、双方合意の上でやった結果なんだから、傍から見たら笑うしか無い罠。つーか、大人なんだから、結果ぐらい分かるだろ?って話ですよw。そりゃー良識あるメディアwから叩かれちゃいますって。
でも、そういう愛すべきおバカさんたちの、後先考えないにも程があるっつー生き様に、個人的に惹かれるモノがあるのも事実なワケで。
自分の中の「一線」を越えていく悦びって、程度の差こそあれ、誰にでもあると思うのですよ。例えば、生まれて初めて、矢も盾もたまらずピットに飛び込んで、スラムしたりモッシュしたりしたときの感覚とか、ステージ・ダイブを敢行したときの感覚とか*4。
年を取るにつれ、年々自分の中の「一線」のハードルは上がっていき*5、やがては「一線」を越えようという気力すら奪われていくのかもしれない・・・*6。
実際、自分自身を省みても、元々保守的だという点を差っ引いても、年々保守化に拍車がかかってきている感は否めないワケで。
そんな自分に、時に苛立ちを覚え、焦燥感に駆られる瞬間を度々味わってる俺みたいな人間にとっては、Backyard Wrestligに興ずる面々の、一線どころか二線・三線を越えてしまっている生き様っていうのが、一際眩く映るのねん。
あっこまで極端に越えなくても良いんだけどw、己の中の悪い意味での保守的な部分とはきっちりと対峙して、まだまだ自分の中のいろんな「一線」を越えていきたいなぁ、と思う今日この頃だったり。
つーワケで、そんなBackyard Wrestlingの映像はコチラ↓
こういう映像観て、俺みたいな感想を抱くほうが間違ってるって気もしますが、気にすんなw。
http://www.youtube.com/results?search=backyardwrestling&search_type=search_videos&search=Search
中でもオススメは、この辺かにゃー?
典型的な試合
http://www.youtube.com/w/PHY-Sexton-highlights?v=-MpZfGVZ6oY&search=backyardwrestling
Crazy Bumpのハイライト集
http://www.youtube.com/w/Kombination-Kombat-Kid-Bump-Video?v=t3qYH72N_qg&search=backyardwrestling
無駄にemoいイントロがイカすw
http://www.youtube.com/w/Best-of-2005-video?v=kovDcn-s4Ns&search=backyardwrestling