• Steel Mayonnaise「Steel Mayonnaise 7」

 ひぐちいさみさんトコの久々の新刊は、神羅万象本。ラード一味に囚われたアス様が輪姦で陵辱されてしまう、という100%ピュアなエロマンガ。なんつーか、DS 13ばりなRaging Thrash風味っつーかw。
 初手から、ラードの長い舌によって子宮口を刺激され、媚薬作用を含有したラードの先走り汁を全身にぶっかけられという濃い責めが展開。その後は、穴という穴を犯され*1、咥内、膣内、腸内問わず、精液を注ぎ込まれまくりで、挙句の果てには腸内で放尿されてしまったり*2
 そういったハードな責めや、各種体内射精表現を活かすべく、断面描写なんかもふんだんに盛り込まれておりまして、とりわけ子宮周辺の描写には力入ってるかなぁ、と。最近のトレンドである子宮口描写とかもしっかり踏まえてるし、断面描写を有効に活用してる印象。
 基本的に救いの無い話なんですが、神羅万象のパロディらしく、投げやりに描かれたウエハーマンが、あのポーズと口調で「その後アス様は、ラードの子供を孕まされて、何匹もひり出したらしいゾ!」等と、えげつないコトをサラっと解説してたりするんで、その脱力っぷりが陰惨さを減衰させてるっつーかw。
 アス様は人間の造形をしてますが*3、ラードは、Old Schoolなオークよろしく、ブタ人間風味な造形なんで、そういうファンタジー系のエロに反応しない向きもあるかもしれませんが、そこさえ気にならなければ、オススメしたいトコロ。
HP>http://www16t.sakura.ne.jp/~higuisa/
ex.>id:PIG-M:20050118

  • とろりんこ「Ultimaniacs 5.0」

 とろりさんトコの冬コミの新刊はFFⅦ本なのですが、ティファというキャラだけをチョップして用いてるだけで、内容的にはFFⅦが全く関係無し。ティファは家政婦として働いていて、派遣先の家の子供*4と関係を持ってしまい・・・ってなカンジ。ティファは誘い受け風味で、ショタっコをリードしつつも、その実は征服されたがっているというスタンス。ショタっコのほうは、ティファにリードされながら、ちょっとずつ開花していく、その発展途上段階でして、ちっちゃいんだけどバリバリのSってカンジじゃないですw。
 エロのほうは、とろりさんお得意の、甘々でエロエロなシチュのオンパレード。甘〜いディープ・キスや包茎皮剥きというティファ主導の前戯から、ティファが導いてのイラマチオへと雪崩れ込み、鼻から精液が溢れ出ちゃうぐらいに射精されてしまい、ティファ陥落*5。で、ティファの告白からパイズリへ移行していくのですが・・・今回はここまで。残りのページには、後編で描かれるであろうラフとかを掲載。
 今回、ちょっと目を惹いたのは、モノローグ。とろりさんの作品では効果的に用いられているのですが、今回はちょっとヒネリが加えてあります。普通は女性キャラのモノローグのみですが、今作では、攻守の入れ替えと共に、モノローグも入れ替わってまして。そのおかげで、ショタっコの初々しい感情や、ティファがショタっコの「モノ」になりたい、と願うに至る心情の過程なんかをフォロー。如何せんページ数が少ないので、劇的な効果、とまではいかないのですが、間違いなく「機能」してる手法なんで、後編では、再度ショタっコの心情とかも汲み取って欲しいなぁ、とか。
 作画的には、妙にこだわりを感じるブラジャーとかがポイント。ぱんつとかは普通に描かれてるのに、何故かブラだけは、ホックとかリボンとか柄とか、細部に至るまで描き込まれてまして。単なるフェティッシュなモノなのか、効果を狙ったものなのかの判別が難しい。HP>http://www4.point.ne.jp/~tololi/
ex.>id:PIG-M:20030829、id:PIG-M:20031127、id:PIG-M:20040123、id:PIG-M:20040229、id:PIG-M:20040910、id:PIG-M:20041130、id:PIG-M:20050128、id:PIG-M:20050414、id:PIG-M:20050930、id:PIG-M:20051222

  • VOLUTES「SASA」

 玄鉄絢さんトコの新刊は、好き勝手絶頂なネタのチョイスに持ってかれました。なんと、竹本泉の「さくらの境*6」本。健全パロディとかはあるだろうけど、18禁*7系となると、他にやってるトコは無いんじゃなかろうか・・・。
 内容のほうは、オーセンティックに、ふたちゃん×ささちゃん。玄鉄さんの絵柄は、本来シャープでソリッドなスタイリッシュなテイストがメインなのですが、この作品では、原作のテイストにあわせて、いつもよか若干ラフな作画で上手く柔らかさを表現、かつ適度にデフォルメした絵柄を織り込んで*8、原作の空気感を再現してます。ふたちゃんが、いつもの調子で甘えたり凹んだりしながら、最終的にはささちゃんを籠絡するってなカンジw。えちぃシーンでは、持ち前の絵柄が映えますが、肢体描写がソリッドな玄鉄さんテイストになってしまってるのを自覚してか、表情の描き方とかに辛うじて竹本さんテイストをほんのりと織り込んでる様な印象w。そこら辺の匙加減がパロディの醍醐味さね。
 玄鉄さんの原作への思い入れも伝わってくるし、実際、上手く竹本作品のエッセンスを汲み取れてると思います。上品な百合作品を愛する方には、広くオススメしたいトコロ。
HP>http://www.lo-tek.info/
ex.>id:PIG-M:20040912

*1:前の穴に二本挿しされちゃったりとか

*2:スカ描写は無しw

*3:カラーで見ると凄い配色だし、角や尻尾があるけどなw

*4:ショタ

*5:この辺りの心情の変遷はモノローグでフォローしてるのですが、詳しくは後述

*6:「さくらのきわ」

*7:実際のトコは、ほんのりえちぃ程度なんで15禁ぐらいw

*8:元々、そういうテイストも内包してますが