珍しくうたたねひろゆきさんトコの本を入手。ショップに卸すなんて、ちょっと記憶にないなぁ。それはさておき、うたたねさんといえば、かれこれ十数年の長きに渡って同人界のTop Contenderとして君臨し続けているお方なワケですが、これだけ安定した人気を誇ってる作家さんっていうのも、浮き沈みの激しいヲタ業界にあっては稀な存在だよねぇ。さて、今回の本は先物買いが多いうたたねさんにしては珍しくオーセンティックなネタであるDOA菖蒲&あやねと餓狼の舞ネタ。なんつーか鉄板だよな。DOAのほうはあやねの生い立ちを描いたdarkでgloomyなテイスト。うたたねさんお得意のDark Thrash路線が炸裂しており、がっつりエロいです。また、珍しくうたたねさんがぺド描写を描いていて、それは興味深かった。餓狼のほうがうって変わってストーリーなど無きに等しい、エロに特化した作品。1P舞が2P舞*1とアンディにヤられちゃうってな内容w。2P仕様のショート・カットな舞の造形は良いカンジ。とにかくハンパなくエロいんで、それだけでOK。ヴォリュームがあって読み応えも文句無いし、エロっぷりも突き抜けてまして、ヴェテラン健在をマスにアピールする快作。当然オススメです。

  • AxGx「妄想らくがき臭〜2004年にハァハァしたキャラを描きぱんち大会〜」コピー誌

 同人界のPolitical Grinder、AGさんの個人サークルのコピー誌。ジャケだけ見るとキャッチーな普通の炉風味と勘違いされる向きもありましょうが、あいや待たれい。そんなお気楽なノリで手を出すと、後で痛いメを見るぞ、とw。内容はタイトルどおり、2004年にハァハァしたキャラのイラスト&コメントをコンパイルしたものなんですが、まずはキャラのチョイスが良いカンジ。なんせ最初のキャラが「制服脱いだら♪」のみのりだしw。ウチの日記でも採り上げたコトがありますが、相当マイナーなキャラだと思うw。しかもスク水着用で触手に穴という穴を責められてるという鬼畜風味。パンチ効いてるなぁw。他のネタも岩窟王とかもっけとかDAN DOH!!とか、あんま見かけない元ネタ多め。でも、AGさんの場合はネタがどうこうよりも、やはりその作風がポイントでしょう。この本では抑え目な表現ですが、鬼畜やGoreも視野に入れたTotal Fuckin' Grind系。今回の本ですとDAN DOH!!のイラストなんかはいいカンジでキてます。四肢切断され、ふたなり化させられたラミアと肉奴隷と化したダンドー*2との絡みというシチュで、良いGoreっぷりを披露。個人的にはドクロちゃんネタ*3がツボ。原作の「げりぴー」ネタをリアルに描いちゃってます。あるイミ原作に忠実っつーかw。
 イラストはどれも1カットなんですが、添えられたセリフとかから脳内妄想が広がる仕様。中にはきちんと作品として読みたいカットなんかも含まれてるんですが、この辺の感覚はFast/Grind系の楽曲の妙味にも通ずるものがあるっつーか*4。結構CG集やwebでの展開が多い作家さんなんですが、もう少し紙媒体のリリースも増やして欲しいなー、とか思ったり。ともあれ、非萌えなPedo野郎はいっとけ。
http://axgx.rulez.jp/
ex.>id:PIG-M:20030927

*1:当然ふたなりです

*2:あいにくと「肉奴隷」の部分は視覚的には強調されてないが

*3:ドクロちゃんって作品の知名度の割には滅多に同人誌を見かけない気がする。たまたま俺がチェックしてるトコが描いてないだけなのかな?

*4:往々にしてカッコ良いリフとかがあっても、それを惜しげもなく1ヴァースも使わずに捨て去っちゃう「いけず」テイストがw