昨日に引き続き、発掘ネタ。今日、ようやく床に辿り着いたのですが、まぁ色々出てくるわ出てくるわ。92年頃のMRRとか、あとりえ雅の最初期の同人誌とかw(たしかこれって言い値だったような気が。俺は\300だったか\500だったかで買ったはず。多分メッセでやってた頃のコミケで買ったんじゃなかったっけか)「極楽天国」の同人誌とか(鈴平ひろ西又葵が10年前にやってたサークル)。あー、こんな昔から一緒にやってたんだ。つーか、本自体の覚えはあったのですが、今をときめくお二方のサークルとは夢にも思わなかったな。当時のサークルらしく、A4とかのデカいサイズの本なんかも発掘されて(一時期ちょっとだけ流行ったのよ)ちょっとワロタ。
 で、相変わらず遅々として作業がはかどらないのですが、その理由っつーのが実に明快でして、昔の雑誌を一々スクラップしてるからなんですねーw。こんなコトしてなきゃさっさと片付くんですが、貧乏性っつーかヲタの性として単行本未収録の作品や消息不明の作家の作品なんかは手元に残しておきたいワケで。かれこれ600冊近い雑誌を処分してるのですが、その中からは細々と懐かしい作品なんかもサルヴェージされてまして。NEO BLACKさんやRAITAさん、影狼さん、A-10さんら名古屋crewの商業作品とか(単行本はおろか同人にも未収録の作品なんかもあるし)さんずいさんの作品とか(商業誌で描いてたなんて気づかなかったw)平野耕太の幻の作品「ANGELDUST」とか、枚挙に暇なし。単行本に収録されてる作品でも、単行本ではカットされちゃってるカラー原稿部分のみ抜いてきたりとかムダな労力を割きまくってますんで、そりゃー作業も捗らないさねw。
 でも、雑誌とかって時代性が反映されてて面白いよね。個人的に超ウケたのが、局部の修正。95〜6年頃に自主規制の嵐が吹き荒れてまして、圧巻だったのがナチュラル・ハイに掲載されてた、木村義浩の「秘密の花園」の第二話。カラー4Pの作品なんですが、下半身部分を全カット。従って画面の3分の1が真っ白という印刷事故もかくやという凄まじさw。修正じゃなくて消去だよw。これには笑かしてもらいますた。
 それと、今じゃ見かけなくなった作家さんっていっぱいいるんだなぁ・・・と改めて実感してみたり。当時はなんの感慨も無かった作家さんの作品でも、今はもう新作を読めないと思うと、ちょっと味のある内容に思えてきたりw。当時好きだったけど単行本までは買ってなかった作家さんなんかも思い出せたんで、今度単行本を探してみようかと。三田龍次さんとか永井道紀さん、緋神杏奈さん、船帆さん・・・挙げてくとキリが無いですな。当時はいつでも買えるとか思ってたんですがねぇ・・・。
 個人的な趣味の他に、資料的な意味合いの強い作品なんかも手元に残しておくようにしてます。それこそ前述の鈴平ひろさんの商業デビュー作とか(欄外のコメント欄に西又葵さんがコメント載せてるしw)bolzeの○蜜柑さん(aka rit)のインタビューとか、にったじゅんさんの普通のエロマンガとかw(復活以前の作品。内容は普通のラヴコメ風なエロマンガで、今に連なる要素は皆無。でも、雑誌の巻末の作者コメントのノリだけは現在を彷彿とさせててナイスw)。もっと時間と根気があるなら、読者投稿コーナーとかも掘るんだけどねー(結構、のちのプロが投稿してるってケースはままあるんで)。なんぼ酔狂な俺でも、そこまではやってらんねー(勿体無いが・・・)。
 それと、整理しててどうにもその処遇が悩ましいのが、メスト(akaゲーメスト)。俺は創刊号から休刊するまで(さらに言うなら去る5月までのアルカディアも含め)通常のメストをずーっと買い続けてたんで(後期のムックとかは買ってない)ハンパない量になるんだよね。アルカディアはまぁ処分しても良いんですが、メストはちょっと思い入れがあるんで、さてどうしたものやら。
 とはいえ、こういう甘っちょろいチョイスをしてると、マジでダンボール100箱とかいっちゃいそうなんで(全体の3割も片してないのに、すでに20箱を超えている)ここは鬼になるしかないか、あるいはスクラップか_| ̄|○<素直にレンタル倉庫でしょうか・・・先が思いやられるぜ・・・。