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• 福のれん「双変」

　ユキヲさんの双恋本。キラ・ユラ姉妹ネタなんですが、いかんせん原作の内容を全く知らないのでほとんどオリジナル感覚で楽しめました。双子の姉妹がお兄ちゃんを巡って争うワケですが、なんやかんやで最後はなし崩し的に3Pに突入、そしていつまでも3人で仲良く和姦しましたとさ、という典型的な怠惰なオチ。もう少し姉妹の愛憎なんかをきっちり描ければもっと面白くなったでしょうが、まぁとりあえずエロいんで良いかｗ。可愛い絵柄できっちりとエロくしてる手腕はあずまゆきさん的といっても良いでしょうか。若干拙さも残りますが、持ち前のgloomyなセンス共々今後もチェックしていきたい作家さんです。とりあえずレヴォの新刊でも探すか。

• BLACK DOG「WEATHER REPORT」

　黒犬獣さんの個人サークルのレヴォの新刊。意外というかなんというか「げんしけん」の大野さん本。ここの本は基本的にセラムンねた以外はほぼワン・パターンなシチュが多いのですが、今回も御多分に漏れずその手法を踏襲。ヒロインがエロい格好させられて輪姦されちゃうんだけど感じちゃう！みたいな。まぁ輪姦とはいっても半合意っぽいノリで陰惨ではないんですが、それにしても流石にこのパターンはちょっと飽きたかな。なんせ最初期からここのサークルの本を買い続けてるもんで。一連のセラムン・シリーズに対する狂おしいまでの情熱を知る身としては、他の作品にもその半分くらいは情熱を注いで欲しい、と思ってしまうのですが。こういう単発本だと、どうしてもキャラに対する愛が欠けてる様に感じるんですよね。とはいえエロいっちゃーエロいんで、未見の方にはオススメしときます。