• St.Armadel Ch.「Doodling 4」

 同人誌の表記にならったサークル名にしてますが、名古屋crewの中心的存在である影虎さんのサークル、聖アルマデル教会の新刊です。コピー誌や依頼原稿をコンパイルした内容なので、新鮮味には欠けます。影虎さんの魅力といえば、栄養失調気味な細い少女と、ちょっと退廃的な雰囲気が挙げられるのですが、こういう雑多な作品を集めた本でもそんな持ち味は共通していたりします。ただ、コピー誌を基にした原稿が多いのでオフセだと微妙に映えない様な気もします。アナログとCDの違いっつーか。ともあれこういうgloomyな作風は好きなんで、個人的には楽しめた一冊。

  • 魂MAX「FREE PLAY!」

 七海さん、スーパーアフロヘッドさん、他2名(名前載ってないんです)によるサークル魂MAX(ソウルフルと読むそうで)の本を初チェック。マブラヴねたなんですが、可愛い絵柄ながら、ふたなり・乱交・二穴責め、そしてエロ・テキストにも力をいれていて、かなりハードでエロエロ。本来なら絶賛ってトコなんですが、これが微妙でして。なんつーかリビドーを感じないのですよ。シチュのわりには臭いたつ様なエロさが感じられず、ぱっと見のハードさとは裏腹にどうにも破壊力が弱い。このあたり、原作と絵描きとのリレーションに若干の誤差を感じたりもします。アメリカン的な能天気エロって作風でもないんで、情念が感じられない作風っていうのはどうなのかな、と。無理からハードにしなくても可愛い絵柄を生かしたポップなえちマンガを目指した方が合ってる様な気もするのですが。ともあれいいモノを持っているのは間違いないんで、今後も見守っていこうかと。

  • 直道館「Naughty Girls 5」

 ホルモン恋次郎さん、MARCYどっぐさんの2人サークル、直道館の新刊は発行部数の少ない本をコンパイルした恒例のシリーズ「Naughty Girls」の最新刊で、昨年春リリースのはじるす本「はじるすでポン!」昨年の秋レヴォリリースの「ウチにおひねりいっぱいくださいね。」今年の春レヴォリリースの「あるなぼん」を収録。まー直道館さんといえば白痴淫乱炉少女の大家なワケで、和姦・輪姦で前から後ろから穴という穴をあんないたいけなょぅι゛ょたちが・・・!という内容がてんこ盛りです。今回はょぅι゛ょのみならず鰤たんまでもが双子の兄と近親相姦ショタを披露してくれている、というサーヴィスぶりで文句無しです。つーか今回収録されてる本全部持ってるんで、個人的にはほとんど新鮮味無いんですがw。とりあえず炉好きなら親を質に入れてでも買え、とw。