震災後、ざっと部屋を片付けてからこっち、折をみてはちょこちょこと荷物の整理整頓なぞしてたりするのですが、興が乗り始めるや否やという頃合になると計ったかのように懐かしいブツが出土したりするので、なかなか作業が捗りません(笑。そんな中、小学校を卒業する時に担任の先生がくれたカセットテープ、という極めつけに懐かしい代物が出てきてしまったので、しばし感慨に耽ってみたり。


 件の先生は、休みの日になると生徒を色んな所に連れて行ってくれたり*1、自身も夏休みになるとBruse Springsteenのライブを観に単身渡米しちゃうような素敵な方でして、自分の恩師の中では間違いなく生涯不動の一位確定、という粋な人物。前述したエピソードからも察せられるように音楽が好きな人だったので、卒業記念に自身が選曲したオムニバス・テープ(しかも対訳つき)をクラス全員に配ってくれたのです。自分は当時音楽に興味が無かったのですが、大好きだった先生がせっかくくれたのだからとりあえず一度くらいは聴いてみよう、と思って自宅にあった唯一のテープデッキであったテレコ(ラジカセじゃないところが泣けるw)で聴いてみたところ、A面1曲目のJim Croceでいきなり持っていかれまして。音楽といえば、たまにテレビで見る歌番組やアニメの主題歌かアーケードゲームのゲーム・ミュージック、親が聴いてたクラシックぐらいしか馴染みがなかった身としては、初めて聴く洋楽は実に新鮮で耳に心地よかったのです。中でも特に衝撃を受けたのは、それこそBruce Springsteenでした。渡米してまで観るぐらい好きだったからか、唯一3曲も収録されていたのですがw、とりわけB面の最後に収められていた"Born to Run"を聴いた時の衝撃は筆舌に尽くし難いものがあったのですが、よりによってその曲が収録時間の関係で途中で切れてしまうという、これまた筆舌に尽くし難いガッカリっぷりだったもので、テープを聴いた翌日、なけなしの金をかき集めて"Born to Run"のLPを買いに走ったものです(笑。

A面


Steve Forbert "Listen to Me"




B面








*1:高校サッカーの決勝@国立競技場とか、世界貿易センタービルとか