8/27 "またまたあぶない刑事一代"@なかのZERO視聴覚ホール

 普段ならお笑いのライブ=udさんと一緒というのがお約束なのですが、この日は諸般の事情でudさんが来れないので、単身中野に乗り込む・・・前に新宿のとらでお買い物。同人ショップに寄るのは何気に夏コミが終わってから初めてだったりしたので、会場で買い損ねたブツを中心にあれこれお買い上げ。どうでもいいけど、店内のレイアウトが夏コミ明けの混雑対応のせいか、入口右手の平台が撤去されてたり同人コーナーの通路の一部も拡張されてたりして、ちょっと面白かった。


 ひとしきり買い物を済ませてから中野に移動し、会場であるなかのZEROまで歩く。道中、うっかりしたことに充電し忘れてたiPodのバッテリーが切れてしまったので、街の雑踏を頼りに歩を進めた末、ちと早かったけど会場に到着。会場である視聴覚ホールは地下2Fに位置してるせいか携帯の電波も入らないという体たらくで、開場時間まで全くすることが無くなってしまい、しゃーないので延々妄想に耽ってみたり。どんな妄想に耽ってたのかはヒミツだ。そうこうしてる間に開場時間となったので、入場。入場時に配布された「あぶない刑事」に関する資料に目を通していると、所用を済ませたht君が到着。ht君と「意外と盛況だよねー」などと話してたら開演となりまして。


 今回のライブは、元・無免許ライダーのセクシー川田が「あぶない刑事」について熱く語るという企画の第2弾でして、セクシー川田の他にガスあくつとうかれ小島が脇を固めるってな陣容。ちなみに、セクシー川田は大下勇次(柴田恭兵)の体で、ガスあくつは鷹山敏樹(舘ひろし)、うかれ小島は町田透(仲村トオル)、真山薫(浅野温子)、松村優子(木の実ナナ)ってな体で登場してきたのですが、基本的に「あぶない刑事」に心酔してるのはセクシー川田だけだったので、ガスあくつやうかれ小島の役への入りっぷりは・・・w。でも、セクシー川田の入りっぷりっが尋常じゃないレベルだったので、ガスあくつやうかれ小島の完成度の低さは気にならず、逆にセクシー川田の異常性を際立たせる結果となったので、好しw。


 あぶない刑事の名言集発表会や、ファミコンソフト「もっともあぶない刑事」のデモンストレーション・プレイ披露会、

セクシー川田が横浜で撮影してきた柴田恭平の名曲「ランニング・ショット」のパロディPVの上映会*1等を経て、中盤からはシークレット・ゲストだったサンキュータツオも合流。安定した司会が加わったことにより、セクシー川田の潜在能力がさらに引き出されまして。サンキュータツオのちょっとしたフリにガンガン食いついていき、予想を遥かに上回る偏愛っぷりを吐露しまくる姿は神がかってました。個人的なハイライトは、途中で出された「キャストを一新するなら、二代目大下勇次は誰が相応しい?」というお題に対するセクシー川田の回答。一応「二代目なんて考えられない」という原理主義的回答を答えた後、「強いて挙げるなら、自分しかいません!」と明言してのけたself boastっぷりが秀逸。どんだけ自身を大下勇次に同化させてるんだっつー話ですよw。


 結局、「あぶない刑事」のトークイベントというよりは「あぶない刑事」について尋常じゃない熱量で語り倒すセクシー川田を慈しむ視線で見守る会と言ったほうがしっくりくるような内容でしたが、文句なしの面白さ。来夏に第三弾を目論んでるようなので、是非とも足を運びたいですね。

*1:前回も撮ったらしいんですが、今回も撮りおろし。