9/12 "嗚呼 お笑い 東洋太平洋秘法館タイトルマッチvol.137"@しもきた空間リバティ / カズミファイブ / 銀座ポップ / 亀子のぶお / 横須賀歌麻呂 / ガッポリ建設 / 世界のうめざわ / なべやかん / ペイパービュウ / ウクレレえいじ / 東京ペールワン / ヲタルm(_ _)m / 元氣安
水曜に下北沢でお笑いを観てきまして。
18時ちょい前に現地に到着。UDさんの姿は見えなかったので、先に会場で整理券を確保しておこうと思い赴いてみたところ、今回は整理券の配布は無しとのこと。まぁ最近は開場時間直前に行っても殆ど並ばずに入れるから、整理券なんて必要ないかもなぁ･･･と納得しつつ駅前に戻ってみると、ちょうどUDさんが到着したトコだったので合流しまして、近場のメシ屋でさくっと夕食を平らげ、会場に舞い戻る。ちょうど開場直後に会場に着いたのですが、やはり並ばずにさっくりと入場出来ちゃったので、適当な場所に陣取り、開演を待つ。開場直後こそガラガラでしたが、開演時間間近には結構な動員になりまして。その客層は、7〜8割が女性。なんでお笑いのファンには女性が多いのだろうか･･･。吉本系と違い、この周辺のライブに出てる芸人ってアイドル要素は皆無っつーかマイナスなんだけどねぇｗ。
で、開演。まな板ショウ勝ち上がり組の中では、やはり横須賀歌麻呂が光る。今回は微妙にタイミングがズレたけど、時事ネタ風味な陸上競技のハンマー投げを舞台としたネタで、日本期待の某選手の投擲と解説ってな設定だったのですが、例によって静と動の対比を効かせており、実況は冷静にコメントしてるんですが、選手側は意識を集中させるために、今夜レンタルするエロビデオのことを一心不乱で念じ続け、投擲の瞬間に思いの丈をブチ撒ける、というくだらないにも程がある内容でございましたｗ。
でも、何気に今回一番光ってたのは、東京ペールワン。派手さとは無縁の芸風なのですが、独特の飄々とした佇まいで繰り広げられる燻し銀の漫才&コントは秀逸。一見するとぶっきらぼうで愛想が無いように見えるんだけど、時折シャイな内面を覗かせるあんちゃん*1萌えｗ。ホント、粋なコンビだよねぇ。
この日の出演陣の中で初見だったのは、ヲタルm(_ _)m。事前にUDさんからぴんぽんずの松崎がピンでやる時の芸名だっつーコトを聞かされてたので興味津々だったのですが、これがなかなかインパクトがありまして。萌えTなんかを着てるからアキバ系のキャラかと思いきや、実はジャニオタだったりｗ。今回はタッキー&翼をターゲットとして、それを聴きながらオタ芸を打ちまくるだけというネタというのも憚られるような内容だったのですが、知ってる人が見たら「それ、オタ芸じゃないじゃん！」というツッコミが入りそうな間違った動きとヲタルm(_ _)mのルックスの濃さとが相まって、妙な面白味が発生しておりまして。最終的には「もしかしたらジャニーズ系のオタ芸のムーブは、声優系のそれとは違うのか･･･？」とか考えさせられるに至ってしまうほどの説得力があったような無かったような。
トリの元氣安は、今回もおいおい教のダーク･サイドを披露。通常はダーク･サイドといっても大したコトなかったりするんですが、今回はその看板に偽り無し。序盤から大根を電動ドリル*2でレイプ貫通される度に赤い血ならぬ白い大根の実が飛び散るという惨劇の末、大根は蓮根に改造されてしまいまして。さらに、その穴という穴に辛子を捻じ込まれてしまい、擬似辛子蓮根に仕立て上げられてしまいまして･･･まさに陵辱。
続いて取り出したるは、蒟蒻と魚肉ソーセージ。この並びでピンときちゃう方は、ファンタジアを堪能出来ちゃうタイプかと(笑。それはさておき、その品々をどうしたのかと言えば、予想通りな展開が待っていたワケで。先ほどの電動ドリルのドリル部を魚肉ソーセージでコーティングし、切れ目の入った蒟蒻に挿入。今までとは一味違った下品っぷりが眩い。
ラストのネタは極めつけ。用意されたのは、ホットプレートと包丁、そしてキューピー人形。まず、ホットプレートを見た瞬間に先週の記憶がフラッシュバックｗ。無論事後に洗ってあるだろうけど･･･ねぇｗ？そんな不安をよそに、ステージ上ではホットプレートに火が入り、準備万端。果たして、キューピー人形を文字通りどう料理するのか固唾を呑んで見守っていたのですが、予想を上回る手法を採用。なんと、キューピー人形の腹をかっさばき、現れ出でたる臓物をホットプレート上に撒き散らすという猟奇的なスタイルを敢行。無論人形に臓物などあろうはずもなく、実際にはホルモンが詰め込まれていたワケですが、いざ目の当たりにしてみると、これがなかなかエグいパフォーマンスだったワケで、フロアはかなりドン引き。想像以上に絵面的にはショッキングだったので、この路線は意外と使えるのかも･･･と半ば感心しながら見ちゃいましたよ、あたしゃ。
いつもよか若干出演芸人が少なかったので、21時前に終了したのですが、会場を一歩出た瞬間下北沢の瘴気に当てられたので、一目散に駅に駆け込み忌まわしき地から離脱したのでした。
