4/12 "Salad Days vol.112"@小岩eM SEVEN / sagyo / Full-Chin / ANAL BRIGADE

 木曜にライブをやりまして。
 気分的には新宿かアキバの「とら」辺りに寄りたいカンジだったのですが、例によってバックパックエフェクター類が詰め込んである上にギターも抱えてる身でしたので、自制自制。ハンカチを引き千切らんばかりに噛み締めつつ秋葉原駅をスルーし、一路小岩へ。
 道中、これといった問題も無く、無事に入り時間前にeM SEVENに到着。この日は、なんの因果かウチらがトリなため、リハの出番がトップだったので、挨拶もそこそこに、早速リハに取り掛かる。
 従来のワタクシのセッティングは、基本的にギターで出した音を4台のアンプに分割して鳴らせていまして。ミキサーを通して4分割にしたり、エフェクター側から2分割、ミキサー側から2分割というふうに若干の試行錯誤も試みたりはしていたのですが、基となる音は同じギターから発信されるワケで、「鳴り」の差異こそあれど、基本的には同一線上にある音しか鳴らないワケで。
 それだと、どうしても「音色」の変化に乏しく、単調になってしまうのが、数多有る悩みの一つだったので、日々煩悶しつつ打開策を思案した末、一つの方法を思いつきまして。それは、音の出所の数を増やす、という単純にして効果的と思われる方法。音の出所を増やすといっても、メンバーを増やすワケではなく、手持ちの機材を組み合わせて放置してても音を鳴らし続けるセットを組み、それを2分割して鳴らせ、残る2台のアンプを従来どおりギターで鳴らすってな寸法。
 ギター側は、マフ/ファズ/コーラス/ワウと繋ぎ、コーラスとワウからアンプに接続。アンプはマーシャル×2で、それぞれステージ両端にセット。肝心要の放置側には、ミキサー、アナログ・ディレイ、フェイザーを用意。ディレイとフェイザーをそれぞれ別個にループさせミキサーに接続し、ミキサー内でもループさせて、中央部にセットしたJCとベース・アンプに接続。
 各種接続を済ませた後、個別にバランスを調整。ミキサー側の音は、予想以上に狂暴な仕上がりで悪くない印象。が、ギター側に問題発生。今までミキサーで音を増幅させていたので、それを外した途端、どうにも音量が不足してしまいまして・・・。音色的には異なるトーンが出せてはいたものの、明らかにミキサー側の音とのバランスが悪く、その調整に悪戦苦闘してみたものの、芳しい結果は得られずじまいでリハ終了。
 暗澹たる気持ちで機材を片付けた後、気分転換がてらに近くの床屋に寄ってから、二郎でメシでも食おう!と思い、まずは床屋へ。ところが、床屋のおじさんとうっかり話しこんでしまい、気がつけば開場時間間近となってしまったので、食事は断念し、eM SEVENに舞い戻る。
 フロアに戻り、6月の企画に呼んでくださった*1肘-HIDGE-のナイトウさんらと話したりしてるうちに、トップのsagyoがスタート。この日は、ベース2本を爪弾きつつ、頭に固定したスティックでシンバルを時折叩くという、見た目に美味しいスタイルを披露。ちょみっとだけPRIMUS風味な印象もありまして、なかなかキャッチーでございました。
 二番手は、Full-Chin。予備知識が全く無いバンドだったのですが、なんとバンドではなく個人でして、ギターを掻き鳴らしながらアジるように歌う、というスタイル。一番メロディアスな曲が一番短いっていうのは、どういうコトなのか、とw。
 で、ウチら。事ここに至っては四の五の悩んでもしゃーないので、現状でやれることをやるのみ。音のバランスの悪さは、ミキサーの音を消したりすることによって対処して急場を凌ぎ、なんとか吐き出せるものは吐き出せたかな、と。ま、この日一番の見せ場は、相方の跳び蹴りだったワケですがw。今度動画をアップしますので、お楽しみにw。
 終演後は、HZさんやKNさんらと談笑。HZさんとはアニメな話をしたいトコでしたが、思わず音楽談義に終始してしまいました。ワタクシ、たまには真面目なコトも話すのですよ?でも、その反動か、KZさん、AGAさん、INさん、相方と共に「三平」で軽く打ち上げた時には、オタ話に終始してしまうという体たらく。挙句、INさんの終電が無くなるまで小岩に居座ってしまい、INさんを我が家にお持ち帰りしてみたり。小汚い魔窟でスマヌスマヌ・・・。
 我が家での数時間については、割愛。
 次回のライブは、4/25(水)@小岩eM SEVENでございます。参加バンドは全部海パン姿でライブするというイロモノ・ライブですので、是非是非お越しくださいませー。

*1:6/28@eM SEVENでライブやるです