11/5 "コスチュームカフェ17号店"@都産貿浜松町館(ついでに2006秋サバトの記憶の4)

@秋葉原駅

 スタジオは、アキバに程近い某店。零時過ぎに到着し、早速スタジオに入ろうとしたところ、問題発生。なんと、予約が11/5ではなく11/6になってまして。ありえない。ワタクシ、予約する時に何度も「11/5の午前零時から6時」というコトをくどいまでに説明したにも関わらず、間違えたっつーのか?訊けば、「当店は営業日単位で予約してますので・・・」という歯切れの悪い返事が返ってきまして。こちとら「4日の深夜、24時から30時っていう意味での5日0時から6時で大丈夫ですよね?」と念を押したっちゅーねん。とは言え、今日、その時間帯で空いてれば問題無かったのですが、よりにもよって当初予定していた16畳の部屋は埋まっており、にょろーん。結局、空いていた15畳の部屋を借りるコトで話をまとめる。無論、11/6の予約はキャンセルし、当然キャンセル料もビタイチ払わない方向で合意。
 スタジオに入り、音を出してはみたものの、先ほどの甘太郎で萌え燃え尽きたせいもあり、全くテンションが上がらず、もうグダグダ。とりあえず、サバトの参加者は「即興」よりも「ジャム」のほうが性に合ってる方が多いというコトが分りました。ワタクシは抽象的な音を重ね合わせたかったのですが、皆は写実的な音を欲していたようで、そのギャップは最後まで埋まらなかったっつーか、説明不足だったな、と。ま、ワタクシがいない間にバンドっぽい音を出してたようなので、今後はそういう方向でまとめていくのが良いのではないかと。誰か別の人が音頭を取って、ちゃんとやっていったほうが正解。スマヌスマヌ。
 個人的な発見は、ITさんとHTさんのドラミングの違いを肌で実感できたコトかな。HTさんのドラムはキレが良く多彩で、ワタクシの思い描く即興向けってカンジ。一方、ITさんは異常なまでにパワフル*1で、絵に描いたようなロック・ドラマーってカンジ。生ドラムの音量で耳が痛くなったのは、初めてでしたよ(笑。安定したリズムをキープするコトに重きをおいていて、率先してサウンドの展開を変えていくタイプじゃなかったな、と。
 そんなコトをやってるうちに、ANTさんやKZさん、AGAさん、SRKさんらが相次いで合流し、ロビーを中心にトークで盛り上がる。スタジオの中ではITさんが疲れでダウンし、マグロの如くごろりと横になっていたので、ワタクシやCFさん、elさんもゆるりと横になったりしつつ、談笑。そこで実際に弾いて聴かせてもらったelさんのバンドの曲がめがっさカッコ良かった。早くライブが観たいです。
 後半、ワタクシはロビーに移り、HTさんの純な乙女心やBL愛についての熱いトークを適当にいなしながら聞いたり、SDさんらとマニアックな同人話に花を咲かせたりしてました。そんなこんなで、気がつけば時刻は5時半を過ぎておりまして、ぼちぼち撤収ーといきたいトコだったのですが、最後の最後にもう一回音を出そうってコトになりまして、無理からHCっぽいのをカマし、ラストはANTさんがドラムキットに華麗なダイブを敢行して終了。若いモンは元気が有り余ってて好いのぉ・・・w。スタジオ後、SSさんとKWさんという今回のMVPのお二方が離脱。いやもうホントお疲れ様でした。
 残る面々は○ニーズへ。ここで小休止した後、@都産貿での即売会に雪崩れ込むというスタイル。グダグダな我々のオーダーをグダグダな店員が承るという、如何ともし難い弛緩した空気の中、既に心身及び金銭的にも限界がきていたHTさんは、最後の力を振り絞り、昨日買った「ホスト部」DVDの自慢をした後、事切れるようにダウン。合掌。その傍らのelさんも後を追うかのように昇天。さもありなん。かく言うワタクシも、朝食を食べた途端、急激に睡魔に襲われ、数十秒昇天。さすがに厳しかったです・・・。が、その山を越えると、復調。気分は既に即売会一色。
 今回我々が参戦するのは「コスチュームカフェ」。オンリー系イベントでは最大規模を誇る即売会なのですが、ワタクシはとんと縁が無くて、最後に行ったのは2003年の春くらい・・・?だもんで、現在の集客力が全く読めず、どうにもプランが立てにくい。一応ペナルティ回避も含め、8時過ぎに現地到着を目論んでおったのですが、「あんま早く行ってもなぁ・・・」という思いもあったので、ついつい気が弛んでしまい、出発が遅れてしまったのですが、これが命取りでした・・・。
 結局、デニーズを8時半頃に出た我々は、駅で離脱組のHTさん、elさんと別れた後、一路会場のある浜松町へと向かう。この時点で残ってたのは、AKさん、ITさん、KZさん、SDさん、ANTさん、CFさん、ワタクシの計7名。つーか、残り過ぎw。駅近くのコインロッカーで各自身軽になった後*2都産貿目指して行軍開始。当初の予定よか遅れましたが、まぁなんとかなるか・・・と高を括っていたのですが、そんな浅はかな思惑は物の見事に粉砕されることに。なんと、コスカの一般待機列の最後尾は、早くも会場外の広場を経て計量検定所付近にまで到達しており、暗澹たる気持ちとなる。己が判断の甘さに猛省。スタジオが終わった後、直ぐに来るべきだった・・・。なんでも、7時半の時点で200人はいたとか。
 ま、嘆いてもしゃーないので、気を取り直し、唯一「めがっさにょろ」に参加するCFさんを見送ってから、ITさんと綿密な打ち合わせに入る。以前も書きましたが、共同購入が出来る仲間がいるって、ホント素晴らしい。大手を分担し、初動サークルの確認をしてから、個別に回るサークルも照らし合わせ、お互いに気になるサークルとかを確認し、ひとまず準備万端。お絵描きに励むITさんを生ぬるく視姦したりしてると瞬く間に時は流れ、列圧縮が始まり、順次入場開始。
 3Fへと至る階段を抜け、会場であるフロアに辿り着くと、そこはもう戦場の真っ只中。大手サークルの列がそこここに出来まくってる上に、それらが蛇行しまくってるので、もう何がなんだか。とにかく、ワタクシの初動サークルである「けもこも屋」の最後尾をどうにか見つけ出し並んではみたものの、既に新刊・既刊共に限1となってたので、ITさんの分が確保出来ない・・・。その旨をメールで伝えたりしてるうちに新刊が完売し、既刊の確保も危うく思えたのですが、なんとか確保。その足で再度最後尾に並んだのですが、10分も経たずに完売。無念。その足で、他のチェックしたサークルへも足を運んでみたのですが、軒並み完売し倒してて、久方ぶりの大惨敗モードににょろれーん。失意の内に4Fへ移動してみるも、状況は変わらず。一応、新規でチェックしてたサークルの本が残ってたのが、せめてもの救いか・・・。
 失意の中、時刻を確認するためにケータイを見やると、メールが届いてまして、既に皆は会場外でまったりしてるとの報。慌てて外に出ると、微妙に疲れ果てた一行がたむろってまして。ある者はワタクシ同様の失意に塗れ、ある者は会場の尋常ならざるテンションに度肝を抜かれ・・・ってな具合で、皆一様に疲弊しきっていたので、メシでも食って解散しますかってな流れになり、浜松町の地下街に潜る。
 浜松町の地下街は、下界の喧騒とは裏腹に、微妙にいつも人が少ないので、ワタクシはコミティア都産貿の帰りにちょくちょく立ち寄り、ひっそりとメシを喰らった後に大江戸線経由で帰路に着く、というのが定番のコースだったりするワケで。夏コミの帰りに寄った、やる気の無い老夫婦が経営する天麩羅屋が閉まっていたので、人が少なかったカレー屋に雪崩れ込む。何故か店内のBGMが「宇宙で恋は☆るるんルーン」だったので俄然テンションが上がったワタクシは、野菜カレー×3をオーダー。一皿食べ終わる間際に次の食券を渡し、絶え間無く三皿を食べ続けるスタイルに、店員さんは怪訝な表情を浮かべ*3サバト参加者からは呆れ声が漏れ聴こえていたのですが、気にしない方向で。つーか、カレーって食べてるうちにお腹が減ってくるじゃない?2皿目を終えた時点でようやくエンジンがかかってきたのですが、食べ放題じゃないんで自粛自粛。
 食後、ワタクシとKZさんはコンビニでデザートを購入し、それを食べ終えてからAKさん、ITさんらと別れ、帰りが同方向のANTさんと共に帰路に着きまして。その道中、ANTさんが新宿に立ち寄るとのコトだったのでご一緒しようかと思っていたのですが、猛烈な疲労と睡魔が襲ってきて、喋りながら寝落ちしそうになるような体たらくでしたので、素直に新宿で別れ、家路を急いだのでした。
 今回のサバトは、今年夏のサバトを上回る長丁場*4だったので、心底疲れましたが、例によって大事無く済ませるコトが出来まして、参加してくれた皆様に心よりの感謝を。次回は・・・大晦日w?

*1:でも、本人曰く全然力が入らなかったそうで・・・w

*2:ANTさんはエフェクター・ケース×2がかさばりすぎた為にギターが入りきらず、ギターを持っての参加w

*3:三皿目はナチュラルに大盛りになってたw

*4:11/4 AM10:30〜11/5 14:30