8/27の記憶

 コミティア以降のお話。
 コミティアも終わり、AGTさんに新宿まで送ってもらったワタクシ。一応17時にELさんらと「とら」で待ち合わせをしているのですが、このときの時刻が16時過ぎ。とりあえず、既に新宿に潜伏中のELさんに連絡してみるも、留守電・・・。しゃーないので、「とら」を目指しつつ、ゆるゆると新宿の雑踏を徘徊。
 ヨドバシ付近に辿り着いたトコで、時間を確認するためにケータイをチェックしたら、公衆電話からの着信=ODさんからの連絡が入ってまして。次の着信を逃さないように気をつけつつ「とら」の前に到着。すると、ODさんから再度連絡があり、「とら」で合流するコトに。程なくしてELさんからも連絡があり、やはり「とら」前で合流する方向で。待つコト暫し、ELさんが到着。珍しくw、真面目にエフェクター話とかを軽くしてから「とら」の店内へ。店内は、まぁ普通の休日並の人出で、さして苦にもならず。ここんとこ頻繁に「とら」に足を運んでいるので、比較的冷静にブツをチェックしてると、気がつけば店内にODさんの姿がw。が、お互い買い物に集中しているため、気が散るのを避けるべく、最低限の言葉しか交わさないワタクシたち。オタがガチで買い物をしてるときに、言葉なんて不要なのだよ。
 買い物を済ませ。店外に出てからようやく口が滑らかに。ひとまずどっかで一息つこうって話になったので、近場のマックに行ってみたのですが、なんとそこのマック、ポテトとドリンクのセットを頼むと、ドリンクのおかわりが自由*1という、事実上ドリンクバーの様なサービスをやってまして、ビックリ。これはなかなか素敵なシステムですな。
 銘銘にオーダーを済ませ、適当にポテトなんぞついばみながら、ダメオタ話に興ずる。機材の話から、いつしか話題はelectricさんが崇拝するMatt Pikeの話になり、現在彼の人が在籍するHIGH ON FIREのベーシストの名前を皆がド忘れしてしまい、*2皆で頭を捻ったり。さらには、何故か自らの過去を切り売りするモードに突入してしまい、ELさんの赤裸々な○○○クラブ話や、ワタクシの高校時代のほろ苦い思い出*3なんかを語り合い、皆で涙しあうというイタすぎる展開に。気のせいか、トークがひと段落した時には、我々が陣取ってた区画の客がいなくなってたような。ドンマイ。
 そうこうしてるうちに、KWさんやN2さん、HTさんらが相次いで合流。・・・なんか、予想よりも人が増えてきたような。そこに、食事会を終えたKZさんとBEさんも加わりまして、マックに8人も集結するという事態に発展。おかしいなー。今日はこじんまりとKDさん夫妻を迎える予定だったんですが、なんでこうなってしまったのか・・・と一人憂いているトコに、デジカメのシャッターを切りまくりながBBさんが雪崩れ込んできまして。
 触手孕ませエロゲ*4のパッケージに食いつく者がいるかと思えば、真面目にHC談義に花を咲かせたりする者、呂律の回らない口調でホスト部DVDの限定版を購入したコトを誇らしげに語る者など、早くも末期的な様相を呈してきたし、時刻は既に19時半を過ぎていたので、ボチボチ待ち合わせ場所であるALTA前に移動っつーコトにして、ダメなコたちを引率引率。
 つーかアレだ、キミたちは酒も呑まんと、なんであんなテンションではっちゃけられるのか、とw。
 若いモンはいいのぉ・・・と嘯きつつ*5、雑踏を潜り抜けてALTA前に到着。気がつけば何人かいなくなってましたが、よくあるコトなんで、気にしない方向で。数分に1度の頻度で声をかけてくる呑み屋の勧誘を適当にあしらいつつ談笑していると、コミティアで誘ったSDさんが、ふらっと登場。徹夜明けでのコミティア参加だったので、ホントに参加してくださるとは思わなかった。嬉しい反面、ちと申し訳なくもあったり。
 時刻は待ち合わせ時間を過ぎましたが、なんせKDさん夫妻はライブを観に行ってるワケで、予定が狂うのは当たり前。一応、待ち合わせ場所で待ってるってメールだけ入れて、返信を待ちつつグダグダとダベる。が、一向に返信が無い。ちと心配になったのですが、ライブに行くまで一緒だったKWさんの話によれば、ケータイもロッカーに入れちゃってたそうなんで、返信が無い=ライブ中っつーワケで。
 そうこうしてると小雨がパラついてきたので、路上からALTA下に避難。待ち時間が30分を超えてしまったので、ちったぁイラつく方が出てきてもおかしくないにゃー・・・と思い、ふとメインの集団のほうに目をやると、皆でニュータイプを輪になって視姦してる真っ最中。瑣末な遅刻など気にも留めないおおらかさを讃えるべきか、周囲の視線などガン無視する豪胆さに感心すべきか、はたまた引率者として慎みの無い行動をたしなめるべきなのか悩みつつ、結局、そんな一同を盗撮&視姦するワタクシ。が、さすがに待ち時間が1時間近くになってしまったので、ワタクシ、KZさん、SDさんの3人が待ち合わせ場所の残り、残る面々には先にサバト会場の向かってもらうコトに。すると、ようやくKDさんから電話が入る。予想を遥かに上回るボリュームのライブだったそうで、急ぎこちらに向かうとのコト。
 連絡がとれたので、一安心。後はゆるりと待つばかり。居酒屋に行ったグループと連絡を取ったりしてると、遠方より小走りに駆け寄って来る男女の姿が。おー!以前映像で見た某バンドの中の人だw。つーコトで、KDさんと奥様のMKさん到着。KDさんは、温厚で柔和な雰囲気の方で、奥様も快活そうなお方のようで、直ぐに馴染むw。さぁこれから!といきたいトコでしたが、KZさんが交通の便の関係上、ここでタイムアップ。お疲れ様でした。
 残るSDさんと共に、KDさん夫妻をサバト会場へご案内。会場に着くと、既に皆様いいカンジのテンション。簡単に挨拶を済ませ、談笑再会。と同時に、ワタクシがODさんに渡したお土産用の同人誌が早速皆に振舞われ読書会スタートw。気がつけば、MKさんも偽MIDI禁則事項本を熟読する始末。オタに抵抗が無いのは非常に有難いのですが、過度に寛容なのも如何なものかとw。一方、KDさんもステキな笑顔を浮かべながら熱心に読書中。鳴呼、似たもの夫婦・・・。
 そんな掴みを経て、中盤以降はまったりと進行。途中、BEさんとSDさんが離脱するも、それを機に席のシャッフルが始まり、ワタクシのいるサイドにODさんとHTさんがやってきまして、MKさんを囲んでのトーク開始。が、これがとんでもない暴走の幕開けとなろうとは、この時にはまだ誰も気付いてはいなかった。当初の話題は、昨夜観たスタジオライブの話題で、CxPxSの下品さや、ANYTHING OKのジャンク風味について語らってみたり。なんでこのご時世にMISSING FOUNDATIONやらショッカビリーだのの話題で盛り上がらねばならないのか、とw。そんなレトロなネタから転じて、いつしか話題はエロへとシフト。ここでキーワードとなったのが、亜麻木珪。なんか知りませんが、HTさんがいきなりスパークしだして、
「ぶっちゃけ、亜麻木珪には大変お世話になりました!」
などと口走り始めたので、すかさずワタクシやODさんも呼応。
「ワタクシ、初めて行ったコミケで、亜麻木珪さんの同人誌を買いました!」
「いきなりっ! CAN CAN」とか良いよね!」
「あれって、オリジナルの集英社版は2巻までしか出てなくて、版が大きくなって再販されたverで、初めて3巻まで出たんだよね」
「あ、ウチ両方あるよー」
「おおー!」
てな会話が展開。当然話題は飛龍乱猫島礼とかにも飛び火し、当時のペンクラとかの話題に発展。うはははは、このテの話題になると、もうワタクシも止まらんぜ?そのままエロ話は遡りまくり、いつしか夢精トークへと昇華。ワタクシの
「小5の頃、週に3度は夢精するので、いつしか寝る前にパンツの股間の部分にティッシュを詰めてから寝るようになった」
という血を吐くような告白に、一同涙を禁じ得ず。・・・当時は、それが夢精だなんて知らなかったんだよ。他にも、父親の買ってくるスポーツ新聞のエロ記事を夜な夜なスクラップしてたとか、そんな涙ちょちょぎれるトークを嬉々として語るワタクシたち。
 ・・・待てよ。なんか忘れてない?ふと我に帰り、目の前を見てみると、絵に描いたような苦笑いを浮かべているMKさんの姿が。おおぅ。初対面のご婦人の前で、この会話はどうよ?どうなのよ?紛う方なく「ド」がつくセクハラを炸裂させてしまいまして・・・。ワタクシ、普段はスパークする皆の衆をニヤニヤと視姦して楽しむっていうスタイルを基本としているのですが、この日は久しぶりにやっちまいまして・・・申し訳無いったらありゃしない。が、一度火が点いてしまった以上、もはや止まる術などあるはずもなく、コミティアで買ってきた、荒削りなれどキラっと光るモノがあったサークル*6のコピー誌や、ITさんもお気に入りのPet Shopの初オフセなどを皆に振る舞い、その素晴らしさを滔々と語る始末。いやもう我ながら最悪ですな。
 とは言え、やはりワタクシ的に一番盛り上がる話題はエロマンガ/同人誌とレトロなゲームであるという事実を再確認。アニメあんま見てないし、マンガは手堅いトコしか読んでないし。以前は、ホント作家の友人らぐらいしか濃い同人/エロマンガ話とかは出来なかったんだけど、最近はHTさんやITさんを筆頭に、ODさんやUDさんなどのツワモノと話す機会に恵まれて、楽しゅーてしゃーないですね。一度、このテの話題縛りで呑み会とか開きたいですよ。参加者はめがっさ限定されちゃうけどねw。
 それはさておき、さすがに終盤には我に返りまして、以降は真っ当な会話へと回帰。翌日はKDさん夫妻と中野ブロードウェイやアキバを周遊するコトになってたので、N2さんが用意してくださった中野ブロードウェイのマップを頼りに、あれこれレクチャーを受けたりしてたら、お開きの時間となりまして。精算を済ませ、路上で記念撮影をしてから、新宿駅で別れたのでした。

*1:注文した容器の黄色いシールが貼られてて、おかわりの際には容器をカウンターに提出するってなシステム。無論、最初にオーダーした以外のドリンクもおかわり可

*2:正解は、ex.MELVINSのJoe Preston

*3:ヒント:戯遊群森山塔

*4:魔法少女アイじゃなくってよ?

*5:一応今回はN2さんと共に最年長だしーw

*6:Planet Matier