7月の末以降続いていた、めくるめくローラーコースターの様な日々も、日曜のプチ・サバト*1でようやく一区切り。昨日からは日常生活に復帰しまして、粛々と仕事をこなしております。
 今日は、予定だと一歩も外に出ないはずだったのですが、所用で外出するハメに。幸い、12時〜14時でオーダーしてた「とら」の荷物が正午前に届いたので、代金を払い、そのまま佐川急便のおっちゃんと談笑しながら出かける。ワタクシ、仕事でも私用でも、何かと宅急便関係を利用する回数が多いので、必然的に配送の方と顔見知りになったりするワケで。
 外に出ると、日陰では秋の訪れを感じられるものの、陽射しは久しぶりに夏のそれで、なかなかの暑さ。頭皮に日光を感じつつ、ADORABLEを聴きながら駅へと向かって移動移動。道中、大規模な雑草の伐採現場に出くわし、むせ返るような青臭い草の匂いを満喫。こういう匂いは嫌いじゃないのですが、脳内で青臭い=樹液=精液という官能変換機能が働いてしまい、真昼間からショタもののプロットをあれこれ考えつつ、てくてくと歩き続ける。
 電車で移動中、ついmixiをチェックしそうになるも、8月の利用料金が絶望的な金額になってるコトは火を見るよりも明らかなので、そっとケータイをしまい、ショタ妄想を継続する方向で。電車を乗り継ぎ、待ち合わせの最寄駅に到着。駅前で知人と合流し、タクシーで某社に移動。なんでも、先日の仕事を先方が気に入ってくれたそうで、その礼も兼ねて昼食でもご一緒にどうです?ってコトだそうで。本来なら仕事がはねてから一献・・・ってな話なんですが、酒をたしなまないワタクシに先方が配慮してくださいましたので、無碍に断るワケにもいかず、こうして足を運んだワケで。
 程なくして先方の会社に到着し、件の方々にご挨拶。一応気を使ってワークシャツ&カーゴパンツという出で立ちで行ったのですが、ワタクシ以外は当たり前ですが全員スーツ姿w。やはり自分は社会生活不適合者だと、改めて実感。や、スーツも持ってるんですよ?・・・未開封ダンボール箱のどれに入ってるかは知らないけどなw。ともあれ、挨拶もそこそこに、再びタクシーで移動。無論、タクシー代は先方持ち。お大名じゃぜー(笑。連れて行かれた先は、都内某所の寿司屋。ワタクシの人生にはおよそ縁の無いような高級店風味な佇まいに、軽く引く。店内には、ランチタイムにも関わらず、他の客の姿は無し。聞けば、先方のお偉いさんの馴染みの店だそうで、特別に開けてもらったんだとか。・・・ますますドン引くワタクシ。しかも、入店時から気になってたのですが、この店、お品書きの類が全く無い・・・。もうダメだ・・・。お任せで握られる寿司の数々は、二度とは食べられないような極上の逸品ではあったのですが、店のプレッシャーに完全に呑まれてしまってたので、ぶっちゃけ、味とかよく分かんねーw。つーか、こんなトコで接待する金があるんなら、報酬にその分イロつけて欲しかったぞw。
 生殺しのような時間が小1時間ほど続き、ようやく解放。生きた心地がしなかったので、逃げるように店外へ。で、タクシーで駅まで送ってもらい、先方に重々お礼を述べ、別れたのでした。その後、知人の事務所に赴き、今の一件の感想を語り合うワタクシたち。知人は、以前もその店に行ったコトがあるらしく、その時は夜に連れて行ってもらい、3人で飲み食いして10万ぐらいだったとか・・・。間違いなく、ワタクシの生涯で最も高級な食事だったのデスネ・・・。もっと食っとけば良かったと思いつつも、別に高級だから格段に美味いってモンでもないしなー。田舎の漁港のメシ屋とかなら、もっと安くて美味い魚料理なんていくらでも食えるし。貴重な経験ではありましたが、まぁワタクシには縁の無い世界ですな。
 知人はこの後も仕事があるので、早々に退散しまして、地元のスーパーでお買い物。冷凍食品が4割引のセール中だったので、野菜の類を中心に買い込みまくり。そろそろ秋めいてきたので、南瓜とかも購入。おかずを作るのが面倒なときにはお手軽に一品足せるし、スープとかにしても美味しいし*2。他にも、八百屋で、安かった茄子やゴーヤ、タマネギ等を購入。晩のメニューを考えつつ、帰路に着いたのでした。
 ちなみに、夕飯の献立は、ゴーヤの白あえ*3、茄子と豆腐とお揚げの煮物*4、芋の蔓の炒め物*5に、ご飯でした。
 料理って、凝ろうと思えばいくらでも凝れるんだけど、趣味じゃなくて生活のために毎日やろうと思ったら、これぐらいお手軽じゃないと、なかなかやってらんないです。火加減や味付けにだけ気を配れば、結構美味しく仕上がるですよ?

*1:日曜は総勢7人でスタジオに入り、ノイズを垂れ流してきたのです。その後のプチサバトが壮絶にヒドくて最高だったのですが、一部参加者から「はてな」での公開はカンベンしてくれと頼まれたので、お蔵入りw

*2:自分で食べるだけだから、裏ごしとかの面倒な行程は省いちゃうけどねw

*3:ゴーヤは中綿を取り、軽く塩でもんでおく。それを豆腐であえて、鰹節やゴマを投入。味付けは、醤油か、めんつゆで。本来は白菜でやるんだけど、ゴーヤでも意外と美味しいです。豆腐は、木綿のほうが適してるかと

*4:適当なサイズに茄子を切り、めんつゆの類とだしの素で薄めに味付けした煮汁で煮るだけ。煮詰めると味が濃くなるので、「ちょっと薄いかな?」ってぐらいの味付けで煮るのがポイント。あと、肉の類を入れない煮物には、お揚げを入れると、コクが出て美味しくなるです。灰汁と一緒に余計な油も掬うので、油抜きとかは省いても可。豆腐は、煮込んでも、仕上げに入れても可。お好みでドゾー。意外と絹ごしのほうが合ってる気がしますが、これまた好き好きで。火加減は、茄子が煮えるまでは若干強めの中火。煮えてから(くたっとなってきたら)弱火で落し蓋をしてコトコトと。落し蓋は、アルミホイルで作ればお手軽。アルミホイルはコンタクトマイクと併用すればノイズの発生源としても使えるんで、一家に1ロール常備推奨w

*5:サツマイモの蔓。強火でさっと炒めると美味。火を通しすぎるとネバついてくるので注意。味付けは、塩&胡椒も良いですが、焼肉のタレ(野菜炒め全般に使えます)を使っても美味しいです。ただし、焼肉のタレは味が濃いので、分量には注意。野菜を炒める時は、手近に油や調味料の類を全て用意しておいてから、最大火力で一気呵成に手早く仕上げるのがポイント