7/2 "禁則事項ですキョン君(はぁと)"@秋葉原通運会館

 昨日は、涼宮ハルヒ・シリーズ初のオンリー・イベント「禁則事項ですキョン君(はぁと)」に行ってきました。
 現在人気絶頂の「ハルヒ」の初イベントとはいえ、参加サークルは80にも満たず、場所は、秋葉原の通運会館という小規模なホール。大手も参加してるとはいえ、当日は都産貿台東館にて「なのは」と「東方」のオンリー・イベントも開催されており、どうにも動員人数の予想がしにくい・・・。
 あれこれ思案した挙句、とりあえず開場1時間前に現地到着、というプランでいくコトに。開場時間は10時半なので、アキバには9時半前に着いておきたい。となると、地元の駅を8時半に発つコトになるので、諸準備の時間も考慮し、7時起床といういつものパターン。
 普段は3時間睡眠が基本のワタクシですが、イベント前はもう少し睡眠時間を確保したいので、多少早めの就寝を考えていたのですが、うっかりイングランド vs ポルトガル戦〜録画しておいた「うたわれ」を連続視聴するというポカを犯してしまい、就寝は3時過ぎに・・・。即売会前夜は、せめて4時間半は睡眠時間を確保しておきたいのですが、まぁ自業自得っつーコトでw。
 そんなこんなで、7時起床。新聞読んだり、ニュースを見たり、ネットをチェックしたりとかしてる間に、時刻はあっという間に8時前。恒例の実況/連絡用のスレを立て、荷物をまとめ、慌ただしく家を出る。これでパンを咥えていれば、なにがしかのフラグが立ちそうな予感はあったものの、生憎とパンの在庫を切らしておりまして(マテ。
 幸い、予定していた電車に乗れまして、順調にアキバ目指して移動移動。道中、現地の模様を各所の実況スレ等でチェックしてたのですが、参加者同士でひと悶着あったとか、警察が来たとか、スタッフの仕切りが悪いとか、暗澹たる気持ちにさせられるコメントが噴出しており、早くも軽くブルーな気分にw。
 そんな気分とは裏腹に、スムーズな接続を経て、9時半前にアキバに到着。事前に通運会館の場所は確認していたので、微妙に重い足取りなれど、着実に目的地に向けて歩を進めていると、とらの付近に結構な数の行列を発見。一瞬「最後尾って、こんなトコまで伸びてるの!?」と絶望的な予感が脳裏を過ぎりましたが、どうも様子が違うっぽい。最後尾の人が持ってるバナーをよく見ると、AKB48とかなんとか書いてありまして。・・・先週の渋谷に引き続き、2週連続でAKB48のチケットを求める一団に遭遇w。列は、ドンキからセイアット付近まで延びておりまして、結構大規模だったよ。
 思わぬプチイベントに遭遇しつつも、目的地に到着。予想してたほどカオティックな雰囲気ではなかったですが、結構な人出で賑わっておりました。列の最後尾は末広町方面に伸びており、なにはともあれ最後尾に並ぶ。
この時点で、時刻は9時半。実況スレや周囲の会話とかの情報によると、今日は入場規制をかけ、30分総入換制というスタイルになる見込みだとか。うーむ、このイベントを甘く見ていた・・・w。
 程なくして、スタッフから説明が入る。曰く、俺が並んでる付近は3回目/正午からの入場となる、と。カタログに、3回目の入場者の証たるスタンプを押すので、それを貰ったら、集合時間である11時45分まで適当に時間を潰してくれ、とのコトあと、カタログを持ってない人は、10時になったら某ショップが開店するで、そこで買ってから出直して来い、とw。や、事前にHPとかで、当日会場でカタログの販売をしないっていうアナウンスが出てはいましたが、これはありえないよなぁ・・・。それとも、オンリー系イベントでは、よくあるコトなのかしら?ともあれ、そのアナウンスがあった後、数名が肩を落として列を去っていった姿が泣けた*1
 一方、ワタクシはといえば、無事にカタログにスタンプ*2を押してもらったまでは良かったのですが、正午までどうやって時間を潰したらいいのか、とw。とりあえず現地を離れ、現状をウチの実況スレに書き込もうと思ったら、毎度御馴染みのITさんからの着信が入ってまして。
 ITさんは、都産貿台東館で開催される「なのは」オンリー・イベントに参加するべく、東海地方から上京して来てるワケでw。ホントに来ちゃったよ、この人w。折り返し連絡を入れ、暫し後に返信が入る。既に現地の入場待機列に並んでるそうで、一安心。こちらの現状を伝え、後ほど合流する手筈を整え、お互いの健闘を祈る。ついでに各所へ連絡を済ませ、次の一手を思案。オタショップでは、「とら」が既に開店してはいるものの、前述したAKB48の集団がいまだ近辺で並び続けており、どうにも足を運ぶ気になれなかったのでw、メロンの上のゲーセン、HEYに向かう。
 10時過ぎという時間にも関わらず、店内にそれなりに人がいるという事実に、若干驚愕しつつも、VARTHとかファイヤーバレルとかに興ずる。時間を潰すことが目的なんで、ヌルいゲームが良いのですよw?
 そうこうしてるうちに11時を過ぎたので、階下のメロンに移動。先日買いそびれたマリみての新刊とかを含め、数冊購入。elf.kさんの初単行本が入手できたんで、ニヤニヤ。
 買い物を済ませ、ふと時刻を確認すると、11時半前。別に先着順で入場出来るワケではないのですが、やることも無くなってしまったので、ちと早めに通運会館に戻る。
 通運会館前は、相変わらずなかなかの賑わい。特に整然と列が形成されてるワケではなく、道路を挟むような形で3回目の入場者と思しき集団が群れてまして。ここでのポジショニング次第で入場順が決まるのですが、これはもう運次第。玄人でしたら、スタッフの顔ぶれで、その傾向を察知できるのかもしれませんが、あたしゃそんな域には達してませんからw。結局、入り口からちょっと離れた、会場の対面の通りで待機。
 が、これがミスチョイス・・・。
 再集合の11時45分になったところで、スタッフが静止の号令をかける。そして、最初に肩を叩いたのは、俺の対面w。そのまま、順次対面サイドから肩を叩かれていき、結局俺のほうは、ほぼ最後に叩かれるという、最悪な結果に・・・。入り口から離れる、という読みが正しかったのですが、待つサイドの判断を見誤りましたよ・・・w。待ってる間、実況スレで、まだ某サークルの新刊が買える、という吉報がもたらされたというのに、ヘタすっと、それをみすみす失いかねないという失態に、マジ凹み。
 益々重くなった足取りで、入場待機列の最後尾に並ぶと、頭上で第二回目入場組の時間終了のアナウンスと共に、軽い嬌声が聞こえる。暫し後、徐々に入場開始。建物内部は、リノリウムの床や薄暗い照明などが、一昔前の学校や公共施設っぽい雰囲気を醸し出していまして、なんとも冴えないカンジw。狭い階段を昇っていった先が、会場。まさに教室風味な造りで、広さもそんなもん。場内はすでに賑わっているかと思いきや、3回目の入場者が全員揃うまでは頒布を開始しない、というルールが適用されていたらしく、大手の前に列が形成されてるだけで、騒然とした雰囲気は皆無。程なくして全員入場し終え、スタッフさんからのアナウンスと共に3回目の頒布開始。
 初動の人気は、偽MIDIとあずまや、VISTA、そしてsanjigenか。ワタクシは迷わず偽MIDIに。既に2限になってましたが*3予想以上の数が搬入されており、胸を撫で下ろす。頒布もスムーズに行われたので、友人らに頼まれた冊数分を確保すべく、ループ。如何せん、会場内の人数が少ないので、ループするヤツはモロバレなカンジだったので、なんかもう恥ずかしいぞ、と。
 都合6冊必要だったのですが、傍から見たら「あのデブ、転売厨で必死だな」ぐらいに見られてたんだろうなぁ・・・(´・ω・`)
 などと振り返ったのは、ひと段落ついてから。買ってる最中は、感傷に耽る間など皆無。目的のサークルを最短時間で回ることのみに集中。とは言え、実際には、そこまでタイトな現場ではなかったんだけどね。場内の人数は一定数*4なので、並ぶにしたって高が知れてるし、サークルの数も然り。結局、ものの10分と経たずに目当てのサークルのチェック&購入は終了。以降、ゆるりと巡回モードに切替。落ち着いて見てみると、完売してるサークルは、あんま見当たらず。頒布数の調整故の結果か、はたまた単純に売れてないのか、という判断はし難い。
 ひとしきり2Fをチェックし終えたので、隔離スペースと揶揄されるw、3Fにも行ってみた。広さは、2Fの半分の広さ×2部屋。建物の構造上致し方ないとはいえ、この狭さ&暗さは学祭の漫研風味っつーかw。2F以上にまったりっつーか弛緩した空気に包まれており、ある意味、正しいオンリー・イベントの姿だったかも。
 その後、もう一度2Fを巡回し、退出時間前に会場を後にしたのでした。
 なんつーか、伝説になるほど酷いコトも無かったんだけど、どう考えても褒めようが無いという、如何ともし難いまでに煮え切らないイベントだったなぁ、と。ま、参加サークルに罪は無かったんですが。

*1:その後、カタログを販売した某所でも、軽く揉め事があったそうですよ?

*2:3度目分は緑

*3:1回目は5限だったそうで

*4:一般入場は100人弱