• くまくま堂「A.D.H」コピー誌
  • くまくま堂「デジウサ」

 くましろさんの個人サークルを初チェック。どっかで見たコトある絵柄だな〜と思ったら、たかしたたかしさんだったのね。その昔はエロ漫画家さんでしたが、メジャーに移籍し、普通の漫画家さんになって以降は、あんまチェックしてなかったんですが*1・・・いつの間にPNとか変えたんでしょ?
 それはさておき、「デジウサ」は今年2月にリリースされた、でじこうさださん本。ジャケからして一目瞭然ですが、ちょっと絵柄が変わりましたね。以前よりも顔の造形が幼くなりましたが、肢体も炉に移行・・・ってコトはなく、うさださんはきっちりと程よい肉付きで描かれてるので、一安心w。
 内容は、原作を踏まえた空っぽなカンジでw、でじこうさださんの御奉仕合戦ってな内容で、両者がちんこまみれになるカンジw。でじこは、着衣のまま*2いつもの毒舌を軽く交えつつ、手コキやらWフェラやら足コキやらで御奉仕。一方のうさださんは、初手から、首のリボンを残し、上半身をはだけて、丹念なフェラで応戦ってな具合。
 こうやって読んでいくと、絵柄だけでなく、話のテイストも変わったコトが窺えます。以前の元気一杯で、ある種「躁」状態とも言えたノリは陰を潜め、丹念に、緩やかに話を紡いでいくスタイルへと変貌を遂げています。なんつーか、以前はSTIKKYやF.O.DみたいなFunnyなUSHCだったけど、今はTRAVISCOLDPLAYみたいなUK Guitar Pop風味っつーかw。
 勢いで押しまくるスタイルじゃなくなったんで、以前のような疾走感は味わえませんが、その変わり、一コマ毎の絵の濃度が上がりまして、読み応えは増してる印象。丹念に丹念に絵を紡いでいるのが感じられ、個人的には好ましい変化として受けとめています。
 また、行為の「過程」を多く描いているのも興味深い。例えば、フェラのシーンは多いけど、射精シーンは少ない、とか。だから、汁スキーな人には、ちょっと物足らないかもw。
 モブキャラの描写や、作品のテイストは原作に準じてまして、きっちりパロディとしても成立してる点も高ポイント。原作への愛の感じられるパロディは、やっぱ良いです。
 「A.D.H」は、先日にABC3リリースの、オリジナルのふたなり本。ハーフエルフのふたなりお嬢様*3で、一見貞淑そうに見えるけど、インディーAVとかにも出演しちゃう淫乱娘さんと、人間のふたなり娘さん*4で、ちょっと遊んでそうに見えるけど、実は奥手、という二人のふたなり娘さんを巡るお話。ちなみに、イラストとテキストをマンガ風に構成した仕様となっております。
 奥手なユズナが、意を決して足を踏み入れたアダルトショップは、実はシズクが働いてる店で・・・ってカンジで、好奇心に駆られたユズナが、シズクと共にインディーAVに出演するという設定。シズクの痴態に触発され、ユズナもその輪の中に・・・ってな具合。
 前述の「デジウサ」には無かった下品なテイスト*5をふんだんに盛り込んでおりまして、ゴリゴリのエロさ。愛くるしいお嬢様が、自らの勃起チンポを揺らせつつ、しゃがんだ姿勢でフェラしてたり、ウブだったおにゃのコが、挿入されながら淫語でのご挨拶を促されたりするシチュや、連結シチュ、ちんずりなんかもフォローしてまして、実に濃厚。また、テキストは、男性陣のセリフを中心としたイラストの補完型と、シズクのモノローグ*6の二通りが用意されていて、そこら辺も上手いなぁ、と。
 どちらも素晴らしい内容ですが、やはりオススメは「A.D.H」。が、コピー誌だから入手は困難・・・と言いたいトコですが、今回のコピー誌はpreview版でして、いずれ完成版がリリースされる予定だそうです。ただ、オフセかDL販売のどちらになるかは、未定。いずれにせよ、正式なリリースが控えているので、ヤフオクや中古ショップで大枚はたいて購入するのは、暫し待つが吉かと。
 ともあれ、個人的には大推薦したいステキな作品でございますので、是非一読あれ。excellent!!
HP>http://kumakuma.sblo.jp/

*1:大運動会の単行本を買って以降は未チェック。普通に面白かったんだけどね

*2:途中で脱ぐけど、手足はネコの衣装のまま

*3:シズク

*4:ユズナ

*5:淫語とかポーズとか

*6:ユズナが堕ちていく様を解説