書き忘れたけど、ex.THE WONDER STUFFのDs、Martin Gilksがバイク事故でお亡くなりになったそうで・・・。
http://www.thewonderstuff.co.uk/viewarticle.asp?News_ID=90
http://www.furtive-mts.com/martin.php
 1stが出た当時は、イマイチ「ピン」とこなかったんだけど、2nd以降、
特に2nd

Hup

Hup

と3rd
Never Loved Elvis

Never Loved Elvis

は大好物で、今でも普通に聴いてます。UK Guitar Pop全盛期、ハウスに代表されるダンサブルなビートを取り入れるマンチェスター系のサウンドや、シューゲイザー系のバンドが主流の中にあって、マンチェ以降のビート感覚にトラッド・テイストを織り込んだ独自のサウンドを形成したWONDER STUFFは、周囲のバンドとは一線を画す存在だったように思えた。
 初来日*1は、たしか1991年の12月で、クラブチッタ川崎で3Daysとかだったんだよね。俺は2日目に観に行きまして、"Don't Let Me Down,Gently"とかで大合唱したもんです。そのときの来日公演ってあんま評判良くなかったんだけど、たしか一日だけ好評価だった日がなかったっけ?俺が観たのはその日だったはずw。
 バンド自体は、1993年にリリースしたシングル"On The Ropes"以降、トラッド色を廃したロック路線になり、失速。同年リリースされた4th"Construction For The Modern Idiot"も大して話題にならず・・・。個人的には"On The Ropes"自体は良い曲だったと思うんだけど、当時のWONDER STUFFに求めていた音ではなかったっていうのも、また事実。
 結局、気がついたら解散してて、バンドの中心人物だったMiles Huntは、ex.SENSELESS THINGSのBだったMorgan Nicholls、ex.EATのDsだったPete Howardと共にVENT 414を結成してました。
 俺はSENSELESS THINGSも大好きだし、特にMorganのベースはSENSELESSのキモだったんで、そのスーパー・グループっぷりに狂喜乱舞して新宿のタワレコでシングルを買ったんだけど・・・orz
 実際、VENT414は鳴かず飛ばずで解散してしまい、以降Milesはソロ活動とかを経て(こないだ、池袋のレコファンでソロ・アルバムを見つけたんだけど、スルーしちった・・・。買っときゃ良かったかしら)WONDER STUFFを再結成し、今に至る。
 Martinの死で、再結成WONDER STUFFがどうなるかは分かりませんが、今はただ、ご冥福をお祈りするのみです・・・。

*1:唯一だったはず。4thリリース時は来てない・・・よね?