• Chill-Out「JUNK7」

 深水直行さんトコの冬の新刊は、DOA&サムスピ本。冒頭は、珍しくナコルル以外の作品でして、DOAの霞&あやねネタ。霞を始末するために、陰の天神流の一味に仕事を依頼したあやねだったが・・・ってなイントロで始まるのですが、そのイントロの後には、いきなり霞への浣腸シーンに雪崩れ込んでる辺りはASSAULTばりっつーかw。
 霞は、薬液を注入されながら、今回の依頼主であるあやねと再会するのですが、当然の様にあやねは調教の真っ最中でして、四肢拘束、鼻フック、口は閉じれないように枷を嵌められ、口姦されまくり、乳首とアソコには蟲が摂り付いていて、糞便は垂れ流し状態という体たらく。
 あやねのハードな状況とは違い、霞の調教は序盤というコトもあり、ねっとりと嬲るように展開されていき、複数の男性に全身を舐られ、弄くり回された挙句、処女を奪われる。犯されてる間も、無論薬液の注入は続いており、膣内で射精された後、肛門を弄ばれ、衆人環視の中、脱糞。この脱糞シーンは、下着を穿いたままってトコがポイントで、下着の隙間からも漏れる糞便が、シチュエーションの異常さに拍車をかける。
 そのまま、今度は下着を剥ぎ取り、前にディルドを突っ込み、再度浣腸、後放尿&脱糞。今度はモロ出しという、ヴァリエーションの広さも嬉しい。
 と、DOAマンガはここまで。いつものナコルルと違い、元から爆乳仕様だったりするワケで、それを活かした今後の人体改造っぷりにも期待が高まります。
 そして、お次の作品は、お約束のナコルルもの。こちらは、イントロすらなく、のっけかたアンブロジアの信徒の前で、ふたなり姿のナコルルが蟲に犯されてるシーンからスタート。こちらの作品はナコルルのモノローグを主体としており、ここに至るまでの三ヶ月間の責苦を遡っていきます。
 20升の薬液を投与され、繰り返し強制排便させられ、肛門のみを徹底的に開発&拡張。蟲を体内に入れられ、肛虐の限りを尽くされる日々。さらには、陰核にアンブロジアの肉芽を植えつけられ、それが肥大化して、ふたなり化してしまい、やがて排便と共に精を放つようになってしまい・・・ってなカンジで、えげつないシチュのオンパレードは、圧巻の一語に尽きます。
 さらには、特殊な薬液を投与され、それが体内で擬似糞便となり排泄されるのですが、それがなんと透明であり、脱糞シーンはおろか、体内の腸壁まで視姦されるという辱めも披露されたりしてまして、なんかもう凄いぞ、と。
 今回のポイントしては、ナコルルの肢体自体には変化が起きておらず、終始薄い胸であるトコ。薬液やら糞便やらで腹ボコになり、ちんこも肥大化してきてるにも関わらず、本来の少女性を感じさせる乳房のままの姿というギャップが、インモラルっぷりを増幅させているのではないかと。
 ちなみに、両作品ともフキダシが黒字で、そこに白ヌキで写植が入ってるのですが、作品の醸し出すdarkでgloomyなテイストとフィットしてて、面白い試みかと*1
 そして、ラストにはナコルルものの小説もアリ。こちらは、ミツキの捕らえられ、乳牛として調教&改造されていくってなストーリーでして、見事なまでのsludgeテイスト。調教はカムイコタンの村で行われ、村の離れで隔離されて行われてるかに見えたのですが、実は邪神の力により、蟲に犯され悶える姿や強制排便させられる姿などが全て村民に視られてたり、やがては実際に村民の前で辱められたりといった具合に、上手く舞台を活かし、辱めの度合をアップさせてるトコは、上手いなぁ、と。
 また、改造ネタも積極的に取り入れており、乳房の肥大化や搾乳を採用してたり、搾乳の延長線上で、粘度の高い乳汁*2をひり出させたりして、搾乳〜乳姦〜排便辺りの嗜好なんかもフォロー。
 さらに、ナコはふたなりではないのですが、リムルルふたなり化さえ、ナコを犯させるというシチュなんかも飛び出し、良いカンジの鬼畜っぷり。
 でも、終始ミツキが歪んだ愛情たっぷりにナコを調教しているので、意外と陰惨さは低めで、ナコの堕ちていく様を愛でる様なテイストに仕上がっているかと。無論、随所の深水さんのイラストが添えられてますんで、ヴィジュアル的にも読み応えアリ。
 とにかく、徹頭徹尾スカに焦点が絞られ、偏執狂的な愛に彩られた、壮絶な一冊。例によって好き嫌いはハッキリと分かれるでしょうが、スカとかに抵抗の無い方には、強くオススメしたい逸品。素晴らしい仕上がりです。marvellous!!
ex.>id:PIG-M:20030829、id:PIG-M:20050924

 ぶらっくしゃど〜の新刊は、TH2の小牧姉妹本。愛佳と貴明の仲を壊すべく、愛佳のお古の制服を借りた郁乃が貴明に迫って・・・ってなカンジのお話なのですが、郁乃の愛憎入り混じった想いを受けとめ、それでも真正面から愛を注ぐ愛佳の想いに、凍てついた郁乃の心が氷解する・・・というようなカンジで、イントロこそ若干darkめですが、最終的には、きっちりハート・ウォーミングなテイストに仕上げてきています。
 エロに関しては、むにむにした柔らかい肉感が良い塩梅。前半は郁乃への前戯のシーンが中心で、下着の上からアソコを弄ったりするなど、かなりじっくり・ねっとりとした描写が多めでstonerテイスト。
 一方、寝取られシチュを経ての後半は、愛佳も加えての3Pで、姉妹でのパイズリ&ダブルでのフェラや、精液の口移しとか、ぷに合わせの隙間に挿入などの汁気たっぷりなハード描写がメインで、raging thrashノリ。
 ハート・ウォーミングなストーリーがメインなれど、きっちりエロのツボも押さえてます。絵柄的には萌えの類なんですが、エロスを愛でたい方にも満足いただける内容に仕上がっているのではないか、と。
HP>http://www6.plala.or.jp/sacchie/
ex.>id:PIG-M:20040310、id:PIG-M:20050520

*1:本編がベタとかの黒塗り部分が無い(トーンとかの最低限のエフェクトはあり)ので、効果的に見えるんだろうけどね

*2:無論、ストーリー上意味のあるモノ