2/9 "SALAD DAYS vol.70"@小岩eM SEVEN/フルーツ/平野敏久/ドロバナ/ONE MORE TRIO + @/HABIT
昨日は、eM SEVENでライブをやってきました。毎度お馴染みの即興ユニットで参戦でして、今回ご一緒させていただいたのは、ONE MORE TRIO/AND THEY SLEPTのナッカメンさん、TRIKORONA/VOMITUK/サハリンブラザーズのノモトさん、そして、スペシャルゲストwと俺、という4人編成。
一応リハが16時半頃からって話だったのですが、ついでにティアズマガジンやふたけっとのカタログも欲しかったので、アキバに寄ろうと思いまして、早めに支度を整えてたトコに、所用の連絡が入りまして、急遽新宿で人に会うコトに。
その所用を済ませたら、時刻は既に15時半近く。アキバに寄ってる時間は無くなってしまったので、代わりに新宿のとらでお買い物。
ところが、ティアズマガジンやBNLのカタログとかはあるのに、ふたけっとのカタログが見当たらず・・・。そんなココロの隙間を埋めるべく、何冊か同人誌を購入(ぉ。
そんなこんなで、多少癒されたところで、小岩に向かう。問題無く、指定時間にはeM SEVENに到着。他のバンドがリハをしてるトコだったので、ロビーでぼんやり。すると、暫くしたらKNさんがやって来まして、談笑。さらに、ご一緒させていただくナッカメンさんも到着。ご挨拶*1を済ませた早々に、リハに突入。
とは言え、ノモトさんは仕事の都合でまだ来てないんで、全体のバランスよりも、お互いの出音のチェックが中心。ナッカメンさんの装備は、テルミンにDeath Metal*2やデジタル・ディレイを繋げた代物と、各種マルチエフェクターを使った声。
テルミンっていうと浮遊音ってイメージですが、エフェクターをカマすコトにより、なかなか細めでharshな音に仕上がってまして、なかなかの残虐性を披露。
一方の俺は、ベース&各種エフェクター。今日は繋ぎ方を変え、ロシアンMuff→コーラス→ファズ→アナログ・ディレイというセッティング。それと、アンプはJCをチョイスしたんで、リヴァーブとコーラスを全開ってな仕様。いつもよか残響音が効きまくってて、ちょっと面白かった。
個々の音が定まったところで、同時に音を出し、バランスを調整したところでリハ終了。即興なんで、なにを演るのかなんて、蓋を開けてみないと分かんないんで、これ以上やりようが無かったりw。
リハが終わった時点で、まだ開場まで1時間ぐらいあったので、親睦を深めるべくw、ナッカメンさんと食事に向かう。
近場のペッパーランチに陣取り、あれこれやと談笑。ONE MORE TRIO*3結成秘話とかが聞けて、実に面白かった。
ひとしきり話したところで、eM SEVENに戻り、残りのメンバーの到着を待っていたのですが、開演には間に合わず。ひとまず、トップのフルーツを観に、中へ。
中に入ると、演奏はすでに始まってまして。結構人数いるなぁ、と思って数えてみると、ギター×3、コントラバス、キーボード、vox、ドラムの7人編成*4。ちなみに、voxの方は「いくら僕がぎゃーと叫んでも空は高い」のvox&Gの方でした。
サウンドは、即興。人数が多いわりには、あんまカオティックでノイジーな方向に走らずに、意外と隙間のある音*5だったのが面白かった。
序盤は結構端整なカンジだったのですが、中盤からかなり動きも出てきまして。個人的にグっときたのは、「いくら〜」の方がギターを持って演奏し始めたとき。それまでは暗黒舞踏系なムーヴと多彩な声の表現が主だったのですが、鋭角なギター・サウンドを掻き鳴らしてるほうが「らしく」て、ハマってた気が。
終盤は若干冗漫風味ではありましたが、なかなか良かったです。
次いで登場は、WHY NO CHARACTER?のヒラノさんのソロ。どんな音を鳴らすのか興味津々だったのですが、各種ケーブルやツマミ類溢るるボードを弄って電子音を鳴らす、パワー・エレクトロニクス系サウンドを展開。グリッチとかを撒き散らしつつ、一切のメロディを排除した電子雑音で攻めまくる。ツマミの機微により、様々な表情を覗かせる電子音は、非常にトランシーかつ催眠的であり、実に心地良かった。淡々とツマミを弄るヒラノさんの姿は、まさに職人ってカンジ。ちょっと冗長ではありましたが、これまた面白かったなぁ。
ここでロビーに出てくつろいでいると、TRIKORONA/SPY MASTER/VOMITUKのハットリさんが到着。事前にmixiで皆から参戦を強要wされていたので、参戦への決意を標榜するかの如く、スティック持参だったので、即座に4人目のメンバーに任命w。
ほどなくして、着替えを済ませたノモトさんが、PC片手に登場し、ようやく全員集合。でも、今日の演奏に関する打ち合わせとかも特にせず、まったりとくつろぎトークを展開しちゃったりw。一応、ノモトさんとナッカメンさんで打ち合わせっぽいのはしてたみたいなんですが、俺はHTさんとダメオタ・トークに終始w。
そんなコトをやってたら、三番手のドロバナを見逃した罠・・・orz
で、気がついたらウチらの番に。場内には、俺が事前に仕込んどいたUSHERが流れてまして、良いカンジ。どうせ、あと十数分もすれば小汚い雑音にまみれてしまうのだから、せめて今だけはステキな音に浸るが良いさ・・・ッ!ってな気分で編集した音源でしたw*6。
出音に関しては、リハで決めていたので、俺は結線するだけ。でも、ノモトさんの音が増えてるので、どうするか・・・と、音の方向性を決めあぐねていたのですが、結果的には変更無しで。後にして思えば、この決定は裏目だった・・・かも。
ノモトさんはPCがメインで、なにやらよく分からないw。この人の機材は、いつだって説明し辛いんだよw。でも、音圧はがっつりあったし、ベース・アンプを使用してたので、俺やナッカメンさんとは違う音域がメインだったので、間違いなくこの日の主役でした。
今回は始めのきっかけ、演奏時間、終わるタイミングと、どれ一つとも決めてなかったので、OPはどうすんのかにゃー、と思ってたら、ノモトさんがサウンド・チェックもそこそこに轟音を鳴らし始めまして。一瞬戸惑ってナッカメンさんの方をみると、すでにナッカメンさんもテルミンを操ってまして。俺とハットリさんは、明らかに入るタイミングを見失ってしまったのですが、しゃーないのでエフェクターのスイッチを全部入れて、俺も轟音祭に参戦。
いざ始まってからの記憶は、断片的にしか覚えてませんw。個人的には、最初にYouth Crewを意識したジャンプ*7を敢行したのですが、着地で膝が「グニャ」っとなっちゃいまして、転倒。マイクスタンドとかなんか倒した気がするけど、よく分かんないw。ちなみに、このときの着地が元で、後々面倒な事態に発展していくのですが、その顛末は明日にでも。
その後も、俺は明らかに挙動が不安定だったみたいで、周囲にぶつかったり、すっ転んだりを繰り返した模様。一度なんて、ノモトさんのPCが設置してあるテーブルに当たっちゃいまして、終演後に誤ったのですが・・・一度だと思ってたんだけど、何度もぶつかってた事実が判明w。全く記憶にございませんw。
この日の音は、ハットリさんのドラミングがかなりstraight forwardだったので、いつになくロックっぽいサウンドになってた気がします。時折ブラストなんかも織り交ぜられてたので、個人的にはテンション上がっちゃいまして、思わずマイクに向かって絶叫してたりw。ワタクシ、絶叫声がショボいので、恥ずかしいーw。
そんな状態だったので、中盤以降は全く記憶が無く、気がついたらドラムの狭間に転倒してまして。立とうと思ったんですが、下半身に力が入らずw、床を這いずり回るという醜態を晒してたのですが、それきっかけで演奏が終了してたというステキなオチ。
終演後は、当然の様に周囲の皆様に詫びながら、逃げるようにロビーに退避w。着替えを済ませ、共演させていただいた面々に平謝りしたら、あっという間にトリのHABITが始まったので、慌てて場内に移動。
HABITは以前も観てるのですが、先日、ELEVATIONのGの方が正式に加入して4人組になったそうなんで、新生HABITに期待してたのですが・・・凄いコトになってました。US Alternative系なギター・ロック・サウンドを、ELEVATIONまんまなパーカッシヴな屈折ギターで彩ってまして、かなりカッコ良い。歌詞の世界観とかは従来どおりなんで、なんとも異形の方向に進化してきてるなぁ、と。ギター・ロックが好きな人は、一度チェックしてみるが吉。
こうして、無事終演。終演後は、ロビーでダベりまくり。ここでの主役は、当然HTさん。持参した「まろまゆ」を持ち出し、KNさんを捕まえて「萌えとはなんぞや」という講義をおっ始めたり、某社長からtelが入り、デカい声で「ルキアがさー」とかBLEACHトークを展開したりと、お約束なダメっぷりを全方位に渡って展開。
が、すでにそんな行為の数々は小岩界隈では知れ渡っているので、皆、放置w。
そんな楽しいひと時を過ごしている間にも、着々と閉店作業は進行してまして、結局施錠シーンなんかも拝んじゃったりw。
閉店後、外に出たトコで、ナッカメンさんと別れ、俺とNMさん、HTさんは駅に。その道すがらも、駅に着いてからも、色んなコトをくっちゃべる。こういう時間が一番楽しいんだよね。正直、このまま千葉方面に向かって、朝まで騒いでいたいトコだったのですが・・・前述した膝関節の痛み&違和感が、この時点で結構のっぴきならない状態になっていたのです・・・。
結局、俺は順当に御茶ノ水方面に発ちまして、宴は幕を閉じたのです。が・・・*8。