桜沢いづみさんトコのキャッスルの新刊は、DQ2の健全ラヴコメ本。ラーの鏡によって呪いが解けて、元の姿に戻れたナナ*1でしたが・・・ってなカンジで、桜沢さんお得意の忠犬系の王女*2のアーサー*3に対する淡い想いを軸に据えつつ、やはり忠犬系のカイン*4の優しさや、ほんのりと香るBL風味*5wなんかもアクセントとして効かせてくれたりしてます。そんな王女や王子が絶大な信頼を寄せてるアーサーは、ちょっとぶっきらぼうだけど優しいイイ男。そりゃー懐かれるわw。
 各キャラのルックスや性格のバランスも良く、続き物として読みたい、と思わせてくれますね。奇を衒わず、真っ直ぐな視線で描かれたメッセージの数々は面映くもあるのですが、そんなくすぐったさや照れも、たまには悪くない。
 全編に満ち溢れているハート・ウォーミングなテイストも心地良く、読後感の爽快さも格別。男性向け少女漫画好きは必読の一冊。オススメです。
HP>http://www3.ocn.ne.jp/%7Eb-berry/
ex.>id:PIG-M:20041006、id:PIG-M:20041011、id:PIG-M:20041013、id:PIG-M:20041014、id:PIG-M:20041016、id:PIG-M:20041221、id:PIG-M:20051020

  • サルヴェージ工房「苺なましぼり」プリンター出力本.
  • サルヴェージ工房「雛見沢の非日常」

 「苺〜」は、タイトルから想起できるとおりの苺ましまろ本。バイト先で大暴れしたときの話をベースにしてまして、騒動のツケを身体で支払わされちゃうワケで。伸恵姉ちゃんはバイト先の制服姿で輪姦されちゃうし、美羽をのぞいた3人もヤられちゃうし・・・ってなカンジ。千佳たちのメリハリの無い肢体が生々しい・・・と、これだけで終わるとありがち過ぎなのですが、こっからちょっとヒネりを効かせてまして、なんと「中の人」つながりで、地獄少女ネタとのcrossoverへとシフトし、美羽も同じ目に遭わせるという初期C.O.C.ばりな強引な展開。
 このネタ、はっきり言って出オチなんですが*6、こう展開するとは思わなかったので、ヤられましたよ、あたしゃ。
 一方の「雛見沢〜」は、園崎姉妹本で、魅音監禁ネタ。姉妹揃ってふたなり*7だし、魅音は乳首に釘を打たれてたり、ちんこの根本をバンドで絞められてたり、アナルパール装着されてたり、腋毛が生えてたりと、かなり濃厚な仕様。
 でも、内容のほうはそんな仕様を凌駕しております。イラマチオからの強制精飲、アナルパールを引き抜かれての強制排便、そしてAF&腸内射精&強制皮剥きの同時責めというフィニッシュ*8。そして、ラストは四肢切断状態での監禁というゴア風味・・・。「ひぐらし」的には全然考えられるオチだから怖い・・・。
 その他に、シチュエーション・イラストでレナとか梨花とか沙都子とか魅音とか詩音かが描かれてます。とにかくdarkでgloomyでextremeなgrindテイストのエロがてんこ盛りという、好事家にはたまらん仕上がりかと。マニアックな方にはオススメでございます。素人は注意しろw。
HP>http://members.jcom.home.ne.jp/salvage-kouboh/
ex.>id:PIG-M:20040325、id:PIG-M:20040627、id:PIG-M:20051028

*1:ムーンブルクの王女

*2:呪いが若干残ってて、犬耳がはえたまんまだしw

*3:ローレシアの王子

*4:サマルトリアの王子

*5:なんで同じベッドで寝てるのか、とかw

*6:ほとんど美羽に対する責苦は描かれてないし。目への射精は陰惨で良かったですが

*7:魅音のほうが巨根だけど包茎で、差別化を図ってるトコがニクいですね

*8:このシーン、縦に見開きで描かれてまして、結構新鮮な構図