11/13 田村ゆかり*Cutie ♥ Cutie Concert*2005@東京国際フォーラム ホールA

 つーワケで、昨日はゆかりんを観に行ってきますた。年に2回もゆかりんを拝むとは思わなかったよw。
 今回は大阪からこの為に上京してきたw友人Tさんと一緒。せっかくだからってんで、15時半過ぎにアキバで合流しまして、ちょっとブラついてから会場に向かうコトに。
 Tさんを待ってるあいだ、mixiとかをチェックしてたのですが、マイミクのSさんが早くも現地入りしておりw、今回もTシャツはXLが無いという情報がもたらされまして・・・orz。ちょみっと凹んだよw。
 そんなところにTさん参上。先ずは腹ごしらえでも、となったので、一人ではまず行こうとは思わなかった、ウワサのヨドバシ秋葉原店を覗きがてら、そこでメシでも食おうかと。
 ダイビル脇の高架を潜り抜け*1ヨドバシの袂に到着。・・・こうして間近で見上げると、ホントにデカいなぁ。日曜午後という時間帯も相まって、なかなかの人出を掻い潜り、8Fのレストラン街へ。よりどりみどりな店が揃ってましたが、Tさんオススメの鶴橋風月をチョイス。お好み焼きをチョイスするトコは、やっぱ関西人ならでは、かw*2
 席に案内され、Tさんオススメの牛スジ玉をオーダー。程なくして具材を持ったボールを抱え、店員さんが登場。そのまま焼くのかなーとか思ってたら、いきなりボールの中身をガシガシとかき混ぜ始める。こういう光景に慣れてないので、ちょっと面食らったよw。優雅に混ぜるのではなく、パーカッシヴな音を鳴らしまくりながら、こぼれるキャベツも意に介さずに混ぜまくってますよー?しかも、結構間近でやってくれちゃってるんで、目のやり場に困るぞ、とw。
 Tさんのボールも同様の処置を施した後、焼きに入る。焼き始めの時間とも、きっちりチェックしちゃってるトコは、なかなかシステマチックだなぁ、とか思ったり。二玉分の作業が済んだところで、一端店員さんは退席。
 一定時間が経ったところで、再び舞い戻ってこられまして、ひっくり返す。いいカンジの焼き具合を目の当たりにし、俺の食欲も沸点間近にw。そこから、鰹節やマヨネーズ*3などのトッピングを加え、ラストにソースを塗って完了。ソースが焦げる香りもかぐわしい・・・。そんなニクいあンちくしょうを貪りつつ、近況やらなんやらのトークに花を咲かせたり。
 ひとしきり食ったところで店を後にし、階下のフロアを物色しながら移動。途中、タワレコ降神関連の音源もしっかり購入*4。フィギュアのコーナーとかも物色しつつ、下へ下へ。
 結局、あまりの人の多さに辟易したので、ろくすっぽ他のフロアはチェックせずにヨドバシを離れ、Tさんのリクエストに応えてメッセサンオーに向かう。
 メッセでは、先日のキャッスルで買い逃した、しもやけ堂の新刊を確保出来たので、ちょっとホクホクw。その足でメロンにも寄ってから、会場の最寄り駅である有楽町に移動したのでした。
 有楽町から会場までの道筋は定かではなかったので、ちょみっと不安だったんですが、有楽町駅に「国際フォーラム口」という出口があったので、杞憂に終わる。改札を抜けると、すぐ目の前に近未来的で複雑怪奇なテクスチャーの建物がそびえ立ってました。路面には照明が埋め込まれており、ホントお洒落。
 そんな空気感に軽くひるみつつ奥に進んでいくと、ピンク比率高めな異形の集団が蠢いておりまして*5ほっと一息w。
 そんな安堵感も束の間、冷静に周囲を見渡してみると、すげー数の人が・・・。あれ?開場時間って17時半だよね?今は18時回ってるんですが・・・それでも、これだけの人がいるってコトは、なんぼほど入場者*6がいるのか・・・((((((((;゚Д゚))))))
 入場待機列は、なかなかの長蛇の列となっていたので、しばし様子を見守るコトに。今回のコンサートはこれ一本なんせいか。3月に観たときよか、明らかに高濃度な方々が集結してらっしゃったのでは?はっぴ着用率もかなり高く*7気合入った方々を散見。それに対し、ワタクシはサイリウムすら用意してこなかったnatural born loser・・・orz。
 いつまでも気圧されていてもしゃーないので、諦めて待機列の最後尾に並ぶ。あれー?最後尾のバナーが無いよーw?と、お約束のボケを胸に秘め、粛々と並ぶ。
 途中、再度光る床を経て、そびえ立つAホール内部に潜入。どうでもいいけど、ホールとかはやたら滅多ら立派なのに、今日のイベントを告知するポスターが、ワープロ打ち風味なプリンター出力の紙きれだったのは、如何なものか。素っ気無いにもほどがあるだろw。
 建物内部は、外観に負けず劣らずゴージャスな造りで、ホント圧倒されるよ・・・。結構入念な手荷物検査*8を経ると、そこで小冊子を渡される。B級創作系同人誌チックな小冊子だったのですが・・・コレがウワサの「コールブック*9」か。スタッフとかに止められてないので、事実上公認なのだろう。ちなみに、俺のTさんのとではジャケのイラスト&表紙の色が異なってました。何種類あったのかしら?
 一応物販もチェックしたんだけど、ほとんど完売。リストバンドはちょっと欲しかったけど、まぁしゃーないやね。もうじき開演だというのに結構な待機列が出来てましたが、そんな列を尻目に、ウチらの席*10を目指そうと思ったのですが・・・場所がよく分からん・・・。近くにいたスタッフさんに訊いたのですが、具体的には良く分かんないけど、とにかく上に行ってくれ、とのお達しが。1F席は1Fに無いのか!?こういうデカいハコには縁が無いので、単純に驚いちゃいますよ、あたしゃ。結局、エスカレーターや階段を駆使して、上へ上へ。結局、3Fか4Fが入り口でした。
 いざ場内に入ると・・・やっぱデカいわ。思ってたよりも2F席の空間も広く、頭上を覆ってるカンジ。程よいアンジュレーションのフロアの構造は、まずまず観やすそうな印象*11。周囲にははっぴ衆の姿も散見でき、なかなか濃いコトになりそうですよw?
 座席に陣取り、しばし談笑した後にふと時刻をチェックすると、もう開演時間を過ぎてました。が、場内はまだまだ喧騒に包まれており、入場してくる人も後を絶たない状態。
 そんなこんなで開演時間は遅れましたが、開演前に諸注意のアナウンスを経て、場内暗転。一斉に灯るピンクのサイリウムが眩い・・・。そして、鳴り響く"Baby's Breath"のイントロ!
 が、映し出されたのは、スクリーン上のゆかりんの姿。あら?と思ってたら、ステージ上空からゴンドラに乗ってゆかりん降臨。おー、派手派手。駄菓子菓子、ステージ上には相変わらずバック・バンドの姿が見えない・・・つーか、鳴ってるトラックは、明らかにオケ。・・・これがウワサに聞く、オケでのステージなのかしら?
 何回かこのテのコンサートに足を運んでいますが、バックがオケだったのは、今回が初めてだったので、なんつーか新鮮w?一応コンサート用にアレンジとかも加えられたりしてましたが、ステージ上の素っ気無さは否めない*12
 でも、KOTOKOのときみたく、なんでもかんでも生バンド〜ロック・アレンジに改変ってなコトになっても厳しいしなぁ・・・。それを思うと、オケもアリっちゃアリなのかもしれませんが、せめてDJスタイルとかになんないかな。声優系のコンサートでトランスフォーマークラッチとかが炸裂したら面白いじゃんw。
 などとあれこれ考えてるうちに、ステージ上では矢継ぎ早に曲が進行していき、あっという間に最初のトーク・タイムに。ここで着席のお達しが告げられたので、そそくさと座っちゃったりw。
 相変わらずトークがなかなか面白いのですが、ゆかりんの一言一言に一々大声で応えてるヤツがいて、ちょっとウザかった。つーか、空気嫁
 客関連でついでに書いとくと、俺の背後のヤツが終始ダミ声で「好き好き大好き大好きゆ゛かり〜」ってなカンジで叫びまくってて精神的に削られまくりw。なんせ、肝心のゆかりんの歌声を掻き消す勢いですよ?俺は、ジャイアンのリサイタルを聴きに来てるんじゃねぇんだよw!でも、終始そのテンションを貫いた姿勢には感服したよ・・・。
 閑話休題トーク明けの"さよならをおしえて"は、何故か皆座りっぱなし。ゆかりんが「座ってー」と言ったMCの言葉を忠実に守ってたのかw?その忠誠心に乾杯。
 以降、つつがなく曲が続いていったのですが、"Amazing Kiss"で、この日一番の大仕掛けが。なんと、瞬間移動〜大脱出系のマジック*13を披露。ゆかりんがデカい箱の中に入り、その箱が宙に釣られて爆発。ゆかりんの安否や如何にってな寸法で。
 無論ミスするはずもなく、ゆかりんは1Fフロアに降臨し、そのまま客席通路を練り歩いてステージへ。道中、プレゼントっぽいのを貰ったりして、微笑ましい光景がスクリーンに映し出されていたのですが、心無い一部のアホが、ゆかりんの背中*14をベタベタと触っていたのですが、しっかりスクリーンにその模様が映ってたんだよ!こういう輩は、穴掘って埋めちゃえ。
 そんなハプニングなんかもありつつ、コンサートは超アッパーなチューンが続く最終章に雪崩れ込む。"大好きと涙"〜"Picnic"〜"Candy Smile"〜"恋せよ女の子"〜"Cutie Cutie"という怒濤のコンボ。個人的には"Candy Smile"のパンキッシュなテイストに持ってかれた。ここがeM SEVENだったら、俺も躊躇無くモッシュするのに・・・w!
 場内的には"恋せよ女の子"が一番盛り上がったんじゃないかしら?前方の跳びっぷりや暴れっぷりは、尋常じゃなかったですw。プッチャンやらコンサートグッズのぬいぐるみを装着してる方々も多数だったしなw。
 そんなこんなで、本編終演。無論、それで収まるワケもなく、場内はアンコールのコール一色。それに当然応え、小休止を挟んで"Litte Wish-first step"のイントロが。
 と、ここでサプライズが。ネットやmixiでも話題になっていた「月の雫ぷろじぇくと*15が発動し、それまではピンクのサイリウム一色だった場内が、レモンイエローのサイリウムの煌きに包まれまして。俺は、このプロジェクトに関しては、そういう動きがあるっていうコトぐらいしか知らなかったのですが、会場で黄色のサイリウムを無料で配布したりして、かなり積極的に動いてたのね。想像以上にその動きが浸透〜支持されてたようで、1Fはほぼ黄色で埋め尽くされてましたよ。
 このサプライズに、歌の途中で涙ぐんでしまったゆかりん・・・。ネット上では、この企画に対して賛否両論あったみたいですが、結果的には功を奏したんじゃないかしら?傍で観てても、結構圧巻だったよ。
 そして、ラストの"惑星のランデブー"。周囲は「精根尽き果てるまで跳んでやるぜ!」的な盛り上がりっぷり。この熱量は壮絶だぜ・・・。なのに俺はサイリウム無し&仁王立ちという完全負け犬スタイル・・・orz
 昨日のHARVESTの感想でも書いたけど、定型で楽しむスタイルには、どうも馴染めない・・・。ヒップホップで「Hey〜Ho〜」とか言って手を左右に振るのも、「ごーはっぴー!ごーはっぴー!ごーはっぴー!そ〜れっじゃんぷ!」とか言いながら跳んだりするのも、どっちも素直にノれないんだよなぁ・・・。
 郷に入っては郷に従うのが正しいとは思うんだけど、俺みたいな、素直になれないツンデレ属性持ちがいたっていいじゃないw?今はまだ「ツン」なんだけど、きっとそのうち「デレ」の部分も披露出来るかと。
 そんな見果てぬ夢を夢想してるうちに、終演。細かいツっこみどころは多かったけど*16 なんだかんだで、結構楽しめましたよ。
 終演後、西から遠征してきたSさんとも無事に出会え、お土産を渡し、ちょみっと談笑。
 その後は、メシ屋を求めて右往左往。結局、銀座のラーメン屋に辿り着き、遅い夕食。閉店時間の23時まで居座っちゃったり。食後は駅を求めて再び街を彷徨う。土地勘もへったくれもない二人組が最終的に行き着いた約束の地は、新橋。この時点で23時半前。駅でTさんと別れ、電車待ちをしてる間に終電検索・・・。東京駅発23:34の中央線に乗れなかったら、おウチに辿り着けない。それ即ち。今夜はベッキーに逢えないというコトに・・・(ぉ
 そんな最悪な事態だけは避けたかったので、東京駅に着くと同時に走る。階段を駆け下り、中央線のホームを目指してエスカレーターを駆け上がる。老体には堪えるぜw。
 でも、その甲斐あって、ギリで電車に転がり込むコトに成功し、終電に間に合い、ベッキーにも逢えたのでした(マテ。ついでに新OPも観れて、文句無しだったよw。 

*1:やたら近代的な通路になってて、ビックリしたよ

*2:以前大阪で遊んでもらったときも、やっぱ昼メシにお好み焼き屋さんに連れてってもらったしねw

*3:どっちも、かけるかどうか一々尋ねてくれたのが印象的。チョイスの余地があるのね

*4:でも、2ndが無くてしょんぼり・・・。ヨドバシのCDコーナーや、ヤマギワでも見当たらなかったなぁ

*5:だって、間接照明とかは多いんだけど、街灯が無いから、建物の狭間の空間って公園のくせにやたら暗かったのよ

*6:会場のHPを見ると、キャパはおよそ5000。パシフィコ横浜の大ホールと同規模だから、8月に観た水樹奈々も同程度の集客があったのね

*7:帰りに、そのはっぴを着用したまま駅の構内へと消えていった輩を何人も見たが・・・TPOぐらいわきまえようよ・・・。野球やサッカーのファンと同列に考えちゃってるのかしら?マイノリティにはマイノリティとしての自覚が必要だと思うんだけどね。結果的にゆかりんの評価を下げてるっていう事実に気付こうよ

*8:俺の前のヤツとかは、カバンの中に手を突っ込まれてたケド、俺はほぼ素通りだった・・・なんなの、このムラは?

*9:合いの手の種類や入れ方、タイミング、回数から、振りつけやジャンプ等の指定が、曲毎に事細かに指定されている本

*10:1F後方

*11:実際、観えねー!ってコトは無かったし

*12:その分、BGVなんかを駆使したりして視覚的成分を補充してましたが

*13:意味不明な演出だったんだけど、後のMCで、ゆかりん自身が以前からやってみたかった、と仰ってました

*14:背中が出てる衣装だったのねん

*15:詳細は→http://yamanakowa.net/tsukinoshizuku/

*16:衣装チェンジのときの間延び感とか