"Now Is The Time2"Release Show@初台WALL/EVEN TODAY/LOW VISION/ENSLAVE/NOTICE/COURAGE FOR LEAGUE/SILENCE KILLS THE REVOLUTION/AND BELIEVE

ウワサのバットマンw

 今日はWALLに行ってきたー。前日のサッカー観戦*1の疲れが残ってたので、今日は家でのんびりしてようかと思ったのですが、ここんとこAND BELIEVE観れてないし、ホントは昨日観に行く予定だったLOW VISIONも観たかったので、予定を変更して観に行くコトに。なんとなく客層が若い衆が多そうなんで、後ろでまったり観ようかにゃー、とか思ってたのですが・・・。
 無駄に混んでた京王線に揺られ、初台へ。初台の駅では、なんかの催し物があったのか、妙にハイソ風味な群集がわさわさとホームに群がってまして、ウザいコトこの上なしw。そんな連中を尻目に、さっさと改札を抜け、エスカレーターを経て地上へ。歩くこと暫し、WALLに到着。まだ入り口付近に人がいたので、始まってない様子だったので、ほっと胸をなでおろし、階段を下りて入り口へ。入り口で当日券を購入してると、Kさんに声をかけられるが、一瞬別人と勘違いしてしまい、とんだ失礼を働いてしまう・・・orzホント、申し訳なかったです・・・。
 初手から軽く凹みつつも、場内に。場内はまずまずの入り。軽く物販をチェックしたり、ドリンクを飲んだりしてたら、気がつくと最前線に立ってましたw。いつものように左側*2に陣取り、トップを待つ。
 トップはEVEN TODAY。未聴&未見で、全く知らないバンド。メンバーはvox、G×2、B、Dsの五人組。Youth CrewやNew School、メタル、Japcoreなどの雑多な要素を詰め込んだサウンドで、良く言えば多彩、悪く言えば統一性に欠けるサウンド。まだまだ荒削りなんですが、放たれてる音からは情念が感じられ*3なかなか。半年〜1年後くらいに、また観てみたいかな。
 お次はLOW VISION。こないだのdisc reviewでも書きましたが、観るのは初めて。音源では整合感のある印象だったのですが、ライブでは意外なまでにエグさのあるカオティックなテイスト全開で、嬉しい誤算。暗い照明の中でvoxは内なる咆哮をあげつつ、フロアにも降りて縦横無尽に動き回ってて、良いカンジ。演奏も、熱く激しくそれに呼応。速い曲も無論カッコ良かったんですが、ミッドなパンク・チューンのドロっとした感触が素敵だったなぁ。Thrashじゃなくて、ハードコア・パンク!ってなカンジでした。今日はギターの方がヘルプだったそうで、まだまだ全開じゃなかった模様。又観に行かなきゃ!
 3番手はENSLAVE。前回観たときは、叙情性豊かなメロが良くも悪くも印象的だったのですが、今日は一味違ってた。前回観たときとは比べ物にならないほど攻撃性が増していて、甘さが格段にダウン。サウンドの振幅の落差が増したので、結果として一層メロディの良さが引き立っていたのでは?今日は特に男性voxのはっちゃっけっぷりが際立ってまして、何度も何度もフロアに降臨し、奥の奥まで突き進んじゃったり、ジャップコア然としたルックスなのに、フロアで側転とかしちゃったりして、もうやりたい放題w。場内のYouth Crewファンが軽くひいてたのが、ちょっと面白かったりw。今日みたいなYouth Crew風味な企画に加わると、こういうJapcore系のサウンドは一際映えるね。カッコ良かったです。
 お次は、愛媛のNOTICE。vox、G×2、B、Dsの五人組。この日一番と言っても過言ではない、純然たるYouth Crewサウンドを展開。このバンド、パっと聴きでは普通のYouth Crewに聴こえるのですが、意外と面白かったりします。何故かと言うと、このバンドの楽曲って基本的に非メタリック&非キャッチーなのですよ。実は、近年のYouth Crew系ってナチュラルにポップでキャッチーなテイストかメタリックなテイストが織り込まれていたりするのですが、このバンドにはそれが無い。
 コンピの曲とかには、叙情的なフレーズとかを盛り込んだ、今っぽい曲なんかが使われてますし、そういった曲のほうが耳触りが良いのですが、個人的には地味で燻し銀なYouth Crewサウンドに注目したいトコロ。真摯でひたむきなステージングや誠実さを感じさせるMCも好印象。地方での活動は何かと大変でしょうが、頑張ってほしいです。
 そして、この日一番の飛び道具w、名古屋のCOURAGE FOR LEAGUEが登場。事前にKさんから「このバンド、ポンコツだけどキャッチーですよ」と意味深な話を聞いていたのですが・・・うわ!voxがバットマンのコス*4着てるよーwww!!!アホだwww。ご丁寧にハーフ・マスク&マントも着用で、もうどうしようもないねwww。
 でも、サウンドは結構面白くて、ミュート*5風味なリフをメインに展開するので、必然的に音の余白が出来るのですが、こういうサウンドでそういうサウンド・テクスチャーって意外と珍しいので、かなり面白かったです。それに、なにげに楽曲もキャッチーだったりするので、只のイロモノでは無かったですw。
 でも、voxのアホっぷりを観てると、褒めたらイケナイ気がしますなw。曲間のときとかに、ナチュラルに股間の食い込みの調整とかをしたりして、もうw!もうww!!色んなイミでズルいよw!限りなく出オチに近いとは思いますが、いつもこのネタなのかしら・・・w?それとも、毎回趣向を凝らしているのか。答えは、次に上京したときのステージで確認するしかないのかw?
 で、SILENCE KILLS THE REVOLUTION登場。事前にネットでサンプルを聴いたら、とてもキャッチーだったので興味津々だったのですが・・・。冒頭からいきなりGORILLA BISCUITSのカヴァーという反則技でスタートし、当然の様に場内はグチャグチャ。
 サンプルがポップだったんで、そういう系統のバンドかと思ったんですが、結構New School風味な曲なんかもあったりして、意外と手広い印象。ステージングとかもこなれてて、ステージでピラミッドを煽ったり、ダイブやモッシュなんかも積極的に巻き起こしてまして、若いなぁ、とw。
 最後のほうにはLIFETIMEだかKID DYNAMITEだかのカヴァーも披露したりして、ツボを心得すぎてるっつーかw。人気があるのも納得でした。
 そして、大トリのAND BELIEVE登場。結構久々に観たのですが、今日は過去ベストの出来だったんじゃないかと。のっけからテンション高く始まり、演奏にもヴォーカリぜーションにも気合が入ってるのがありありと見て取れる。その気合が空回りせずに、しっかりとサウンドにフィードバックされてたので、場内も当然の様にそれに呼応してヒートアップしまして、シンガロングしまくりで、ダイブも続出。ピットも形成されまして、場内は沸点に。俺も、気がつけばモニターの上に座りながら歌ってますたw。
 今回は、以前とは違う曲の並びになってたり、曲のちょっとしたフレーズに変化があったりと*6、色々試行錯誤してる痕も窺えたり。
 終演後、執拗な「One More」コールをカマすもw、アンコールは無し・・・(´・ω・`)その代わりに、メンバーがダイブを敢行してくれたりしたんで、まぁOKかもw。
 終始positiveで楽しい雰囲気に満ち溢れていて、素敵なひと時を堪能。良い企画だったと思います。楽しかった!

*1:つーか、それに伴う長話w

*2:今日は危険度高めっぽかったので、真ん中寄りではなく、壁側付近

*3:特にGの一人の方のテンションは素晴らしく、良い表情してました

*4:しかも、背中が微妙ぬ露出してたりw

*5:って言えばいいのかな?リフとかの音を「ジャーン」と伸ばさずに、短くジャギジャギと刻むスタイル。昔のGARLIC BOYS風味っつーかw

*6:単なる手クセの問題かもしれないけどw