• メロメロファクトリーXL「Absorption」
  • メロメロファクトリーXL「パンヤ島体験日記。」

 なんか久々のリリースな気がする操昌輝さんトコの新刊2冊。
 「Abso〜」はFateのセイバー本でして、「好き好きセイバー」のシリーズ第3話がメインです。ちなみに、過去シリーズを読んで無くても、単独で楽しめる内容ですんで、ご安心w。魔力供給の為と凛に諭されたセイバーが、衆人環視の中でいきずりの男たちに輪姦されてしまうセイバー・・・ってなお話。こう書くと、なにやらdarkでgloomyな救い難い内容な印象を持たれるでしょうが、実際は殆ど悲壮感の無い、和姦風味な輪姦となっております。操昌さんらしく、勿論上半身は着衣のまま、手コキ、フェラ、二穴挿入、断面、ぶっかけ、膣内射精などのヴァリエーションの下、汁が飛び交いまくっております。
 ただ、この作品だけ*1いつもの操昌さんの作品の仕上げのスタイルと、テイストが違うんですよね。トーンとかのエフェクトが、ちょっと粗い解像度っつーか・・・。今回初めて読む方には問題無いでしょうが、操昌さんの作品を見慣れた方なら、ちょっと違和感を覚えるんじゃないかしら?なんとなく、むにむにっとした肉感が損なわれてる気もしますんで、従来どおりの仕上げのほうが好きかなぁ。
 他には、セイバーの足コキ・ネタや、鉄拳*2ネタとかのエロコメ風味なショート・チューンを収録。こういったコミカルなテイストが散りばめられていますが、ガチなエロとの対比も面白くて、良いアクセントになってるかと。STUPIDSやSTIKKY辺りに通ずるテイストですなw。
 「パンヤ島〜」は、「スカッとゴルフ パンヤ」のクー本。ゴルフの代わりにセックスをするという、あったま悪すぎるwステキなエロコメです。スク水、ネコ耳、縞ソックス、上履き仕様のアマチュアのクーが、当然着衣で弄ったり弄られちゃったりするワケで。いたいけな炉のクーが、ルーキーなんだけど巨根の持ち主の相手にフェラで御奉仕して精飲しちゃったり、射精しながらも突きまくる責めに、ボルチオでイっちゃったりといった具合になかなか濃厚な描写が連発。パンヤのシステムのパロディなんかも散りばめられてるし、微妙にアホっぽいノリもいいカンジです。
HP>http://www97.sakura.ne.jp/~mochisuketeru/
ex.>id:PIG-M:20040711、id:PIG-M:20040924、id:PIG-M:20041030、id:PIG-M:20050202

  • 野望堂Project「GRENADIER vs LONE WOLF and CUB」

 習志野ゾーイさんトコの新刊は、グレネーダー子連れ狼のcrossoverもの。なんつーか、このネタの組み合わせだけでOKって気もしますが、きっちりとエロにも関連付けがなされてまして、いろんなイミで上手いなぁ、と。
 弥次郎やみかんとはぐれてしまった琉朱菜は、森で刺客と切り結んでいる拝一刀に出会い、助太刀する。一旦は別れるも、湯治場で偶然再会。大五郎に胸を吸われているうちに母乳が出てしまい・・・ってなカンジで、こっからエロに雪崩れ込みます。フェラ〜パイズリ〜挿入ときて、最後はバックの体位で大五郎に授乳しつつフィニッシュという、新手の親子丼風味w。そして、実は刺客だった拝と琉朱菜とのバトルを描いたあと、オチが待っているってな構成。
 結構飛び道具なcrossoverネタかと思ったけど、意外とストーリー的な整合感のあるネタのチョイスですねー。拝とのエロに至る経緯はちょっと強引でしたがw、大五郎の扱いが上手かったなぁ、と。殺陣のシーンでは、しっかり「おっぱいリロード」の描写もアリw。
 習志野ゾーイさんの作品としては、かなり異色だとは思いますが、なかなか意欲的な試みで宜しいかと。結構ノれて描けてたんじゃないですかね?ここ数作の中では、一番良いと思います。
HP>http://at.sakura.ne.jp/~zoe/
ex.>id:PIG-M:20030903、id:PIG-M:20040204、id:PIG-M:20040924

*1:後述する、この本に収録された他の作品は、従来どおりの仕上がり

*2:お笑いのほうね。ちなみに、輪姦作品のほうにはHGがちらっと描かれてたりしますw