I've in BUDOKAN 2005〜Open the Birth Gate〜@日本武道館

PIG-M2005-10-16

 つーワケで、行って来ました、武道館。物販開始は12時からだったのですが、これといって欲しいモノは無かったので、俺はおっとりがたなで16時をメドにして九段下に移動。武道館に行くのなんて、Steve Vai在籍時のWHITE SNAKEを観に行って以来だわw。
 道中、車内で☆HISATAKA☆のTシャツを着た方を目撃。まぁ都内ですから、そんな方もいる罠、とか思ってたら、なんか九段下で下車してるしw。途中で見失ったのですが、千鳥ヶ淵付近で再度目撃し、この方も武道館を目指していたコトを実感w。声の一つもかけたいトコだったのですが、いつの間にかお仲間さんらと合流してたので、断念。惜しかったw。
 そんなコトもありつつ、武道館に無事到着。とっくに開場してるにも関わらず、会場付近はなかなかの人出でごった返してました。物販の列を横目で見つつ、俺は2階席の入り口から入場。当然の様に場内の地理には疎いのですが、なんとか席に辿り着く*1。アメフトやサッカーを観戦するにはもってこいの席だったよw。でも、場内を俯瞰で観れるのは、それはそれで面白かったんで、結果オーライだったんだけどね。
 場内を視姦とかしてたら、あっという間に17時を回りまして、場内暗転。極彩色のサイリウムの煌きが眩い・・・。統一されたカラーっていうのも良いけど、個人的には、思い思いのカラーが闇に舞ってる姿のほうが好きかな。銘銘の「I've」のイメージ・カラーが垣間見えるっていうのが面白いじゃん。
 とか他愛も無いコトを考えてたら、ステージ両脇に設置されたスクリーンに、I'veのイメージ映像が流され、BGMが響き渡る*2。そして、トップバッター登場。階下のフロアでは一斉に総立ち。が、俺のブロックではほとんど立ち上がる者は無く、皆着席状態。・・・ありがたいなぁw*3ま、あたしゃKOTOKO以外はルックスを拝んだコト無いのでw、見た目では判断出来ない・・・。"砂漠の雪"のイントロだったので、MELLさんと判明w。かなり意外な開幕だけど、知ってる曲だったのは幸いだわw。レーザー光線やら火柱などのド派手な演出が炸裂しまくりで、ビックリだ。そこから"Fly to The Top"へ。この曲は好きなんで、単純に嬉しい。2曲続けたトコで、MC。簡潔な内容でさっくりと切り上げ、"美しく生きたい"で〆。歌唱も安定してて、上々。どうも、1人3曲で回していくスタイルな模様。
 お次は"Belvedia"・・・っつーコトは、SHIHOさんか。"Ever Stay Snow"〜"Birthday Eve"でフィニッシュ。ちょっと音程が安定しなかったけど、ひたむきに歌ってたので好し。
 次に出てきたのは・・・なんかOld Schoolな朴訥としたアイドルチックなコだなぁ・・・とか思ってたら、"僕らが見守る未来"を歌ってる。・・・つーコトは、あれが詩月カオリさんなのか!俺がI'veにハマったきっかけは、"Lament"+"Out Flow"の限定盤boxだったので、そこに収録されてる曲は、一際感慨深いのよねぇ。次いで"Senecio"が飛び出したので、ニヤニヤ。でも、ラストにやった曲は知らなかった・・・*4
 お次は彩菜さん。"Verge"〜"Last Regrets"という、地味なチョイスw。でも、この辺になってくると、良くも悪くも感覚が麻痺してきてるんで、歌唱が安定しないコトとかがどうでもよくなってくるw。
 そして、個人的なハイライトだった、Liaさん登場・・・だったんだけど、いきなり知らない歌*5だったんで、イマイチちゃんと認識出来てなかったりw。曲終わりのMCで、ゲストとして折戸伸治さん*6を紹介。そのまま伴奏の支度にかかる。期待に胸を膨らませてたら、場内に響き渡る"鳥の詩"のイントロ!周囲の反応は悪かったけど、そんなのは気にしない方向でw。歌唱も安定してたし、かなりグっときちゃいましたね。これがナマで聴けただけでも、武道館に足を運んだ甲斐があったというもの。良かった・・・。
 次に登場したのは、川田まみさん。"Immoral"〜"明日への涙"〜"Eclipse"を披露。つーか、おねツイのED曲*7しか知らねぇw。
 そのまま、MOMOさんが"Verocity of Sound"〜"Drowning"〜"Philosophy"と展開。あぁ、知ってる曲だと安心出来るなぁw。
 次いで、一際大きな歓声と共に、島みやえいこさん登場。人気あるのね。"砂の城-The Castle of Sound-"〜"Around The Mind"〜"Automaton"というクセのある楽曲を歌いこなし、MCでも冴えまくり。人気があるのも納得のステージングでした。いろんなイミで、ちょっと濃かったけどw。
 ここで小休止。出番を終えた歌姫が再登場し、北海道弁を駆使したトークを展開w。ここで、今日一番のサプライズなゲストが登場。・・・?ムダに露出の多い外人のオバちゃんが出て来ましたよ・・・って、レニー・ハートじゃんwww!どういう人選なんだよw!レニー姐さんはノリノリで、例のハイテンションな巻き舌スクリームで、I'veのクリエイター陣を次々に呼び込む*8。お三方が揃ったところで、"Fuck Me"が炸裂し、場内は沸点に。・・・再認識させられたけど、皆、つくづくこの曲が好きなのねぇ。インストverとかはお構いなしに盛り上がってました。だって、階下のフロアでは、UOの凶悪な閃光が交錯し、狂ったように飛び跳ねてる人が続出してるんだもの・・・w。
 そんな勢いを受け、御大KOTOKOさん登場。初手からロックなテイスト全開の知らない曲w*9が炸裂し、こないだのKOTOKOコンサートの悪夢再来!?と凹みそうなるも、次の曲がポップな"涙の誓い"で一安心w。ここで、スペシャルゲストとして佐藤裕美さんが登場し、"Second Flight"を披露*10
 さらに、KOTOKOさんの妹分ともいえる怜奈さんが招かれ、"Close to Me"を披露。結構安定してていいカンジでした。次世代のI'veを担う存在になっていくのかしら?
 ここで、意外なSEが場内に響き渡る。おぉ!"Change My Style〜あなた好みの私に〜"じゃないですか!あんま電波が飛び出しそうな雰囲気じゃなかったんで、これは嬉しい誤算。フロアも㌧㌦が炸裂しまくってて、楽しそうだ。ダンサー陣もメイド服に着替え、ノリノリ。途中のMCも再現し、パーティ・チューンの面目躍如といった破壊力を見せ付けてくれましたね。で、簡潔なメンバー紹介*11の後、"Wing My Way"で一旦終了。
 当然のように沸き起こるアンコールの歓声を受け、バックバンド*12と歌姫が勢ぞろいし、アンコールが始まったのですが・・・こっから先は、号泣emo路線。だって、歌姫たちが泣きながら"See You〜小さな永遠〜"を歌ってるんじゃぜ?emoいにも程があるっちゅーねん!・・・沁みたよ。どうせなら、これをオーラスにすれば良かったのにね*13
 そして、最後に歌姫たちが銘銘にご挨拶を行ったのですが、MELLさんのemoすぎるお言葉に、場内感極まる。さすがの俺でも、涙腺が緩んださw。こういう真摯でひたむきな姿勢に貫かれたコンサートだったんで、様々な問題点*14も瑣末なコトに思えてしまった。俺の場合、前述したように周囲の環境のおかげでステージに集中出来たっていうのも、その一因。俺は純粋に楽しめましたよ?
 そんなカンジで、意気揚々と会場を後にしようとしたのですが・・・外は雨。ワタクシ、傘などという気の効いたものなど持ちあわせておりませんですよ?つーコトで、濡れ濡れになりながら半泣きで、九段下の駅にほうほうの体で辿り着きましたとさ。どっとはらい

*1:16時半過ぎ

*2:どっちにもI'veの音源やジャケ写などがチョップされ、サンプリングされてました

*3:おかげさまで、4時間に渡る長丁場をほとんど座りっぱなしで観賞。㌧㌦とかが性に合わない(体動かすなら、好きに動かしたいのです)身としては、座ってじっくりと楽しめたのは、本当にありがたかった

*4:"Do You Knoe The Magic?"という曲で、俺がまだ買ってない"Collective"に収録されてた。当たり前だけど、"Collective"から南極か披露されたんで、知らない曲がちょこちょこあったなぁ・・・

*5:"SHIFT-世代の向こう-"

*6:"鳥の詩"の作曲者

*7:現場では「おねツイ」すら浮かばなかったw。なんかのEDっていうのは覚えてたんだけどね・・・orz

*8:C.G mixさん、中沢さんは"Sound Creator"で、高瀬さんは"King of Sound Creator"だったw

*9:件の新譜のタイトル・トラックである"Collective"

*10:・・・どうせなら、詩月カオリさんと一緒に"夏草の線路"を歌って欲しかった・・・。今回のコンサートでの最大の不満は、歌姫同士の歌の絡みが無かったこと。個々の歌か、全体での歌かの二択っていうのは、ちょっと寂しいよね。KOTOKOさんには、MELLさんや詩月カオリさんとかと絡んで欲しかったっていうのが正直なところ

*11:いつも、これぐらいさっくりしてると良いんだけどねw

*12:KOTOKOツアーの面々と一緒

*13:ラストは、当然っつーかやっぱりっつーかの"Fair Heaven"。音源よりも好印象だったけど、emoくもパーティ・チューンでもない楽曲なんで、ちょっと〆には弱い気が

*14:前述のコラボの件とか、個々の歌姫の力量の差異とかetc