「We Still Searching Place For Burst Our Noise vol.1」@西荻Rinky Dink Studio/SUFFERING FROM A CASE/DAY BREAK/TRIKORONA

 昨日は↑の企画に行ってきました。いつもなら即日レポを書くのですが、帰ってきたのが午前3時前だったので、断念。つーワケで9/25(日)の体で読んでくださいw。
 前日からの雨も上がったので、昼過ぎに家を出て西荻に向かい、13時半過ぎに到着。14時開始との報を聞いていたので、スタジオ側の蕎麦屋で昼食を摂り、Rinky Dinkへ。西荻のRinky Dinkは来たコト無かったのですが、迷わずに行けますた。
 地下のAスタで企画が行われるので、階段を降りて地下へ。中には、KRさんやIさん、Dさんらがすでにいました。内部は地下の出入り口からさらに降っていく構造になってまして、言わばB2風味。出入り口付近には1畳ほどの踊り場があったり、最下層のフロアの一面は鏡張りだったり、天井が高かったりといった仕様。とりあえず、大雨が降ったら浸水してアウト風味っつーかw。
 しばし皆と歓談とかしてたのですが、なんかメンバーが足りない・・・。で、話を聞くと、今日は14時半開始で、まだ来てないメンバーもいるとか。慌てて来て、損したぜw。今更外に出る気にもならなかったので中でグダグダとダベってると、続々とメンバーが到着。なかでもNさんは所用を済ませての到着だったので、なんとスーツ姿で登場。線が細くてスラっとしてるので、スーツ姿が似合うんだよなぁ。だから「今日はスーツで演るしかないっすよー」とか言って焚きつけたら、マジでスーツ姿で演ってくれましたw。
 なんやかんやとありまして、トップのSUFFERING FROM A CASEの登場。vox&B、G、Dsというスリー・ピース。グイグイとドライヴするベースがサウンドを牽引してる印象で、voxはちょっとラフな歌い方。そして、わりとストレートに疾走する、ちょっと翳りのあるメロディアスなナンバーがメインなので、なんとなくLEATHERFACEっぽくもあったり。ただ、全体的に似通った曲調が多く「まずまず」といった印象どまりかなぁ、と思ったのですが、ラストのほうに演奏した「新曲」とアナウンスのあった曲を聴いて、惹きこまれる。従来の曲よりも若干テンポを落とした曲調。ドライヴしつつも印象的なフレーズのベースのリフレイン、さらにvoxは歌い方を変え、芯と張りのある素直な声で、ちょっと切ない、けれど熱い歌を歌い上げ、要所要所でラフな歌唱法も織り込むスタイルへと変貌。これがもう抜群にカッコ良い!終演後、ちょっとだけメンバーの方と話したのですが、やはり新曲での歌唱方法の変化は意図的だったそうで、まだまだ試行錯誤の段階と仰ってました。個人的には、是非新曲のスタイルでの進化を望みたいなぁ、と。
 お次は八王子のBrutal Melodic(笑、DAY BREAKなのですが、今日はDsの方が仕事の関係で来られず、急遽アンプラグド風味*1なセットで2曲お届け。Ukメロディック風味な楽曲は、結構良いカンジ。voxの歌い方は評価が分かれるトコでしょうね。前にも書きましたが、俺は1度素直に歌ってみて欲しいなぁ、と思っているのですが、はてさて。
 そして本日のメインイベントw、TRIKORONAの登場。若干1名、開始前からへべれけになっており、B-Boyばりのセルフ・ボーストを繰り返しまくっており、身内を除いて場内ドン引きw。そんな某氏を尻目に、他の面々は黙々とセッティングw。今日のポイントは、ノモトさん。いつものアナログシンセではなく、新規に購入した機材*2を用いを使い、しかもアンプはマーシャルを下のフロアに、JCを出入り口の踊り場に配置して同時にならすという、制空権を握ったセッティングっぷりに、場内騒然。
 某氏のパンクに対するアジテーションwというオマケもついたところで、微妙にグダグダなままスタート。さすがに演奏が始まるとピリっとしますね。コヤマさんの咆哮、コレエダさんのうねるギター、ダイケンさんの這いずりまわるベース、ハットリさんは相変わらずパワフル&タイトで、いつもよかアクションデカめw。ノモトさんのシンセは、序盤こそイマイチ目立ってませんでしたが、演奏中に配線をいじったところ*3格段にパワーアップ。ここら辺からエンジンがかかり始め、コヤマさんは壁に向かって咆哮し、コレエダさんはバスドラの上に乗ってギターを掻き鳴らす。ダイケンさんは黙々とアンプに向かってささくれ立った低音を吐き出し続け、ノモトさんは痙攣しながらシンセを台ごと揺らしており、ハットリさんは立ち上がるかの勢いでドラムを連打しまくり。この渦巻く暴音っぷりがTRIKORNAだよなぁ。でも、なにげに音の分離がよく聴こえたのは、俺だけかな?そのまま音のカオスっぷりが沸点を迎えようとする最中、タイムアウトでなし崩し的に終了。当然その後は某氏が絶叫しながら大暴れして逆ギレ・フィニッシュw。
 以前はカオティックなHCの範疇のサウンドだったのですが、現在のTRIKORONAは、物凄い勢いであさっての方向に進化していってる気がw。なんつーかBizarrecoreってカンジ?数ヵ月後の音が予測出来ない、実にスリリングな存在。このまま突き進んでいくと、どこに辿り着くのかね?行く末を見守りたいと思います。
 17時過ぎからCIRCLE OF SHITの企画が同じ部屋で始まるので、TRIKORONA終了後、そそくさと撤収。一旦外に荷物を出してから整理を始めたのですが、なんか路上で機材を売ってる露天商の如き光景で、ちょっと笑えたw。酒を買いに行ったりメシを食いにいったりと三々五々メンバーが散っていき、俺は現場に残ってKRさんやNさんKOさんらと機材やらなんやらの話をし、まったりとしたひと時を堪能。
 そうこうしてるうちに企画開始の時間になったので、観る派は中へ。俺は腹が減ってたので、先遣隊が滞在してる大戸屋に向かうコトにし、同じく食事派のDさんと共に大戸屋へ。
 ・・・これ以降、ちょっと書けるレベルではない惨劇*4の数々が繰り広げられ、各方面へ多大なご迷惑をおかけするハメに・・・。や、あたしゃ直接の戦犯では無いのですが、幾度もの暴走を諌められなかった咎が・・・。
 つーワケで、以降のエピソードは全カットw。すったもんだがありまして、ワタクシが帰宅したのは、なんと午前3時前・・・そりゃーレポなんて書いてらんないさ!っつーコトで、一日遅れのレポとなったのでした。どっとはらい

*1:実際にはアンプ直結のクリア・トーンなサウンド+ベースという編成

*2:シンセモジュール?外見はタワー型のPCで、十数本のケーブルの配置やら外部接続のツマミ類やらでサウンドをコントロールするという悪魔じみたシロモノw

*3:ケーブルの接続を変更

*4:身内的には笑えたんだけど、傍から見たら・・・ドン引き確定な行為の数々が繰り広げられてたワケで・・・スマヌスマヌ