菊田さんトコの新刊は、武装錬金斗貴子さん本。ここでの斗貴子さんはツンデレの面影はなくw、もうデレデレ。カズキの無邪気な求めに対し、テレながらも応じてしまう斗貴子さんの表情がたまらなく魅力的。シチュエーションは相変わらずマニアックなものが多いのです。まずぱんつだけ脱いでもらい、あとは着衣*1でフェラしてもらう、という高等戦術w。「はいてない」コトを意識しつつってトコがマニアックで良いなぁw。フェラ描写自体も口腔内描写を織り込んだりして、なかなか意欲的。その後は挿入へと雪崩れ込んでいくのですが、断面描写とか局部描写とか今まで見られなかった構図とかを駆使して、こちらもかなりエロに比重を置いた描写になってました。無論オチはコミカルな感じなんですが、エロが強くなればその分コミカルなパートとのギャップが生まれ、どちらの要素もより活きると思うので、これは良い進化かじゃないかしら?
 後半には言うまでも無く綾香&浩之の不条理コメディも収録。四の五の言うのもヤボな感じのする、BIG BOYSばりなセンスが眩い。とりあえず、セリオさんの極悪なまでの萌えっぷりに昇天。セリオスキーなら、親を質に入れてでもチェックすべき。
 何故かジャケでも裏ジャケでも花をあしらっていたり*2、裏ジャケには意味無く*3どくさいスイッチ」とか書いてあるし、もうなにがなんだか分かりませんが、とにかくエロくて面白いぜ、と。
 「急な〜」はタイトルどおりのセリオさん本。セリオさんと一緒・朝版といった趣の内容でして、「セリオさんを前に精液を止めることなど叶いません」というモノローグが全てを物語ってますw。このモノローグが誰のものかは、敢えて問うまいw。セリオさんへの溢るる愛と精液を前面に押し出した、エロ妄想日記。ここでも着衣シチュが炸裂しており、フェティッシュなものを感じさせてくれます。前述のモノローグも、基本的に終始淡々とした語り口なのですが、ところどころ我を失ってたりして、妙なテンションになってたり。なにげにアホな箇所なんかも挿し込まれてて、気が抜けないですねw。でも、オチはちょみっとemo風味でしんみり。「急な〜」と言うぐらいなんで、かなり突発性が高い本だったらしく、結構ラフな箇所なんかも散見できるのですが、敢えてツっこませていただきたい。製本、ちょっと雑ですw。表紙と本文が思いっきりズレてますたw。ま、これもコピー誌の醍醐味なんで、そんなズレを愛でつつ「あぁ、開場しても製本してたのかなぁ・・・」とか想いを馳せてみたりw。
 ま、それはさておき、今回もオススメですよー。
HP>http://ikebukuro.cool.ne.jp/gabba12/
ex.>id:PIG-M:20030825、id:PIG-M:20040114、id:PIG-M:20040627、id:PIG-M:2001019、id:PIG-M:20041124、id:PIG-M:20050302、id:PIG-M:20050404、id:PIG-M:20050429

  • さくらぢま「月刊東京都2005 6/19 SC28」コピー誌

 さくらぢまの新刊は、原点回帰な雰囲気漂う、密度の高いコピー誌*4。元々遊び心満載で様々な企画に挑んできたサークルさんですが、今回も描きおろしの短編、夏コミの合否報告*5、大阪初遠征時の道中記など、読み応え満点。
 短編はこみパの彩がメインで、彩 vs コピー機メーカーの熱いバトル*6が繰り広げられ、なにげにコピー誌製本のノウハウなんかも披露されてるという、極めて実用性の高い作品w。「匠折り」なんて知らなかったんで、夏コミのときにでも試してみようw。
 合否報告は文字通り・・・。ちなみに新刊は、8月末のコミックトレジャーでリリース予定だそうです。で、大阪遠征話は、2002年の初遠征時の話。このテキストがなかなか良いカンジで、サークル参加者なら分かるであろう高揚感を上手く表現してます。サークルで活動してみたい、と思ってる方は一読の価値あり、と言っとく。地方への遠征っていうのは結構憧れるよなぁ・・・。
 非常に充実した内容なんですが、コピー誌なのが唯一のネックか。でも、コピー誌なればこそっていう内容なんで、こればっかりはしゃーないかしら。でも、オススメです。頑張って入手する甲斐はあると思うんで、さくらぢまが参加する即売会へ足を運ぶなり、メールで問い合わせてみるなり、各自要努力っつーコトで。
HP>http://homepage3.nifty.com/dima/
ex.>id:PIG-M:20031010、id:PIG-M:20040227、id:PIG-M:20041019、id:PIG-M:20050116、id:PIG-M:20050503

*1:無論セーラー服姿ね

*2:たまにやるんだよね

*3:意味があったらどうしようw。まぁ以前からドラえもん・ネタは頻繁に使ってはいますが

*4:ちなみに、タイトルは「とうきょうと」ではなく「ひがしきょうと」と読む

*5:ちなみに落選・・・ガンガレ。落選通知の封筒と思しきものがスキャンされて載っており、泣ける・・・

*6:実際は、彩はメーカーの事は全く知らず、メーカー側が一方的にライバル視してる、という構図