• ウモ屋「女の涙を学級新聞にぬる」

 先日のサンクリで、新刊を無事入手。相変わらず、常人では到底計り知れぬ先鋭的な言語感覚が冴え渡ってる誌名だけで、個人的には文句無しw*1
 今回はアヤナミ星人4コマ本。アヤナミ星人とは、「俺と海」さんのサイトにも掲載されているシリーズのメイン・キャラで、「綾波レイみたいな形といわれればそう見えなくもない宇宙人」(©俺と海さん)。他にトリオ似*2と星野ルリ似の宇宙人らが登場。サイトの作品では「我が道を淡々と行くアヤナミと自己主張が強く傍若無人なれど妙に打たれ弱いトリオらに振り回され、困るルリ」という相関関係が出来上がっているのですが、今回の新刊にはそのルリが登場しない・・・。
 作品前半のシチュには、ルリの代わりにツッコミとしてKKK風味なマスク集団が出てきて、前作同様妙に説明口調なツッコミを入れてて良いカンジ。後半はアヤナミとトリオのみでツッコミ不在の投げっぱなし風味強めなのですが、結果として、アヤナミとトリオの魅力が色濃く反映されてます。とりわけトリオが良い味出してまして、ワガママでやりたい放題なのですが、随所に精神的な弱さを露呈するシチュが挿入され、なんつーか、ある種の萌え要素を内包してるのではないか、と一瞬勘違いしちゃいそうですよw*3
 ゲストの「なんでQ」のお二方の作品でアヤナミ分やアスカ分も補完されててw、ニヤニヤしながらのんびり読むのに適しているかと。
HP>http://flat-racing.sakura.ne.jp/oretoumi/hp/
ex.>id:PIG-M:20050614

  • おおた堂&楓のはらわた「Copy Cat♥」

 武藤礼恵さんトコの新刊*4は前作に続いて種死本で、ラクス×ミーア。ラクスに拉致られてミーアが・・・ってなお話。ラクスのイミテーションというコンプレックスや葛藤を、本物のラクスによって指摘され、暴かれながら精神的にも肉体的にも屈服させられていく様をじっくりと魅せていきます。途中の回想シーンでしっかりミーアの偽ラクス時代のもてはやされよう*5とかを描写していて、そんな夢のような現状から徐々に醒めさせられていく過程を丹念に描いているので、エロへの感情移入度も上がろうというもの。
 で、肝心のエロの部分では、ミーアの最大のエロさのポイントである「衣装」をしっかり活かしたシチュの数々が良いです。つーか、脱がしたらあんま意味無いしw。デフォであんだけエロい衣装に設定してるんだから、それを活かさないと罰が当たるってなモンですよw。今回もふたなり*6や搾乳、乳姦、包茎皮剥きなど、多用な属性を網羅。さらに、基本は1×1ですが、前述の回想シーンやエピローグなどでしっかり多人数陵辱シチュを織り込んでいて、ハードな責めもしっかりフォローされてまして、もうお腹一杯w。
 キャラの内面をしっかり掘り下げていて種死のパロディとしても面白いし*7、なおかつ十二分にエロいという贅沢な一冊。オススメ。
HP>http://kaede-no-harawata.com/
ex.>id:PIG-M:20031013、id:PIG-M:20041112、id:PIG-M:20050107、id:PIG-M:20051010、id:PIG-M:20050403、id:PIG-M:20050427

*1:中表紙には誌名と対になるパンチラインが載っており、これまた素敵。それがどんなパンチラインかは、中身を読んでご自身の目で確認してくださいな

*2:このキャラ、なんの作品に出てくるの?勉強不足なんで存じ上げないのです・・・

*3:サイトの作品をご覧いただければ、萌えとは百万光年ほどかけ離れてるようなルックスだとお分かりいただけると思いますw

*4:前回も書いたケド、新刊のリリースのピッチが早いなぁ

*5:無論エロも込みですが

*6:ラクスもミーアも

*7:図らずも昨日の種死でミーアが内心を吐露するシーンなんかがあったせいで、余計に興味深い