• 甲冑娘「袈裟斬り工場長」

 かなり速攻で完売してしまった感のあった甲冑娘の昨年の冬コミでリリースされた本が、何故かメロンブックス専売でショップ委託してたので、即購入。過去にも甲冑娘はショップ委託してたコトもあったけど、今回は昨年の夏&冬コミの本を再販&レヴォファイナルの本まで込みで委託してますんで、今後も専売で委託をしていくのかな?甲冑娘はコミケだとやたら発行点数が多く、必然的に列の捌きが悪くなる傾向にあるのですが、これで多少は緩和されるのかしら?*1
 それはさておき、毎度お馴染みのコンピなワケですが、今回も豪華なメンツが顔を揃えており、内容も粒揃いでいいカンジ。巻頭カラーでは西月力さんが士郎×セイバーなラヴラヴエロエロ作品を披露。西月さんは基本的にむっちりした肉感の描写がお得意なんですが、セイバーのような貧乳系*2を描くと、これはこれで絶妙な肢体を魅せてくれますね。甘〜いテイストも心地良い仕上がり。
 同じく巻頭カラーで、久々に登場のokamaさんが微妙に不条理風味なナコ&レラの監禁獣姦マンガを描いてます。ま、獣姦っつっても人語を話すクマですんで、全然ゴリゴリじゃないですw。綺麗な色使いとokamaさんらしいぺたな表現も見事な作品。田丸浩史さんは、いつもの日記マンガなんですが、商業誌では描けないネタと銘打ってるだけに、メインの話はオランダ旅行ネタでして、ピンと来る方にはピンときちゃうネタが炸裂w。ページ数少ないですが、パンチの効いたナイスな一本。
 そして、これまた久々参戦のれっどべあさん*3の作品はTo Heart2のハズなのに、何故かDOOMとcrossoverしちゃってますw。ブラックでファニーなテイスト全開で、冒頭から委員長がビホルダーみたいなクリーチャーに頭半分喰われ、それを目の当たりにしたタマ姉&このみが嘔吐という、凄まじいまでのGore Grindの嵐が吹き荒んでおります。でも、なんか笑えるw。この事態は花梨が引き起こしたもので、完全にマッドサイエンティスト状態。生き残ってたタカ坊もあっさり引き裂かれてしまうのですが、ここで姫百合姉妹が筋肉強化剤をうっかり投与してしまい、顔以外のパーツがハルク化wして大暴れという、もはや完全瓦解南米スタイルなポンコツグラインド・ノリで大惨事。それを見て失禁してるこのみの尿に、なにげにエフェクトをかけてるれっどべあさんの救い難いアホっぷりにカンパイw。頭悪すぎて最高です。
 お次は一転して鶯神楽さんのスクラン陵辱マンガ。沢近や晶、美琴、天満らが多人数で陵辱されまくっちゃったり。ド直球な描写の連続で強烈にエロいのですが、しっかりオチはスクランらしかったりするのがミソ。オチは自分の目で確かめようw。
 そして、司淳さんもお約束のBIOHAZARDネタのマンガで参戦。銃と女とオヤジとゾンビを卓越した画力で楽しげに描いてますが、マンガとしてはベタ中のベタっていうトコが妙に面白く思えるのは俺だけですか?
 G=ヒコロウさんは舞-HiMEネタ。なんか妙にきっちり描いてて、往年の破壊力は感じず。もうちょっとはっちゃけて描いてナンボの作家さんだと思うのですが、如何なものか。宮越良月さんは、凛×士郎でツンデレ風味。長めの尺とエロをメインに据えつつも、きっちり凛の「ツン」部分をアピールするコトにより、ラストの「デレ」が活きています。
 毎度の事とはいえ、水準以上の作品が見事に揃っており、流石のクオリティ。ショップで手軽に買えるんで*4是非一度手に取っていただきたいナイスな一冊でございます。当然オススメ。
HP>http://www7.big.or.jp/~abura/
ex.>id:PIG-M:20030818、id:PIG-M:20040108、id:PIG-M:20040830、id:PIG-M:20050429

*1:個人誌とかがショップ委託されなかったら、どのみちイヴェントで買わないといけないんだけどねw

*2:っつっても微乳の上くらいのサイズはありますがw

*3:a.k.a....誰だか分かるよね?

*4:多分、今なら