世上に疎いので全く知らなかったのですが、Musical Batonなるものがあるそうで。で、何故かご指名を賜りましたので、謹んでお受けしようかと。
http://tarosa.exblog.jp/m2005-06-01/#2942380

  • Q1. "Total volume of music files on my computer"

   A. 約1G。基本的にPCで音楽は聴きません。

  • Q2. "Song playing right now"

   A.

Intershop

Intershop

 極上の電子音響。煌めく音の粒子が眩い。

  • Q3. "The last CD I bought"

   A. http://d.hatena.ne.jp/PIG-M/20050609#p1

  • Q4. "Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me"

   A. 順不同。
  

ノーホエア

ノーホエア

 M-5の"Dreams Burn Down"。34年の生涯で常にTop 3に入り続けている、俺的名曲。繊細さとダイナミズムが共存したドラミングに粒子の細やかな轟音ギター・ノイズ、そしてメランコリックなメロディ・・・その甘美な響きは、官能的ですらある。サウンド・プロダクションも含め、完璧。7年続けた自分の番組の最後の1曲にかけたぐらい思い入れたっぷりです。
  
Bizarre Ride 2: The Pharcyde

Bizarre Ride 2: The Pharcyde

 当時、たまたま立ち寄った八王子のタワレコでかかっていたのが、このアルバムに収録されてた"Soul Flower"。てっきりNative Tongue系の一派だと思って購入したのですが、西海岸のグループだったのでビックリした覚えが。Jazzyで芳醇なトラックの上に、歌うように奔放に、且つメロディアスなラップが載るサウンドはこの上なくハッピーな気分にさせてくれる。今回チョイスしたのはM-13 "Otha Fish"。蕩けるような極上のゆるさが心底心地良い。
  
Peruvian Vacation/Violent N

Peruvian Vacation/Violent N

 M-14の"Wipe Out"。1987年に"Peruvian Vacation"を買って、初めて聴いたときのインパクトは大変なものでした。パワフルで荒々しくて速いんだけど、ファニーでポップ・・・。しかもUKのバンド。前年にHCを聴き出した俺のUK=DISCHARGEなイメージを余裕で打ち砕いてくれたバンド。なかでも"Wipe Out"の爆発力には、ホント根こそぎ持ってかれましたよ。
  
Low Life

Low Life

 俺がNEW ORDERと出会ったのは、1985年。ラジオでたまたまM-2の"Perfect Kiss"を聴きまして、その翌日にはこのアルバムを購入してました(笑。ちなみに、俺が買ったのは日本コロンビア・リリースのCD。なんと当時の価格は¥3300だぜ(笑!打ち込みを活かしたパーカッシヴなリズムに印象的なベース・ライン、そしてなによりキャッチーなメロディが、当時中坊だった俺のハートを鷲掴み。それから遡ってJOY DIVISIONとかに出会ってしまい、人生に軽く悪影響を及ぼされちゃった気が(笑。
  
Born to Run

Born to Run

 今回のチョイスの中で一番皆様が違和感を感じるのは、これかな?でも、俺が音楽に興味を持つ原点はここに収録されてるM-1 "Thunder Road"にあるのです。元々俺はあんまTVとかを見ないコでして、当時流行してた歌番組とかも全く見てなかったので、必然的に音楽ともあんま接点の無い生活を送ってました。
 ところが、俺の小3〜小6を受け持った恩師が大の音楽好きだったのですよ。どれぐらい好きだったかというと、夏休みを利用してアメリカまでBruce Springsteenのコンサートを観に行っちゃうぐらい(笑。俺の人生に多大な影響を及ぼし、今尚俺が敬意を抱いている数少ない方なのですが、そんな恩師が、俺達が卒業するときにクラス全員に自作の編集テープと、収録曲の対訳*1をくれたのです。このテープにBruce SpringsteenやTHE RIGHTEOUS BROTHERS、Elvis Presleyなんかが収録されてまして、それを聴いて洋楽というか「音楽」に興味を持つようになりました。この人に出会ってなかったら、もしかしたら俺は音楽と縁の無い生活を送っていたのかもしれません。そう考えると、感謝してもし足りないぐらい。
 ちなみに、恩師は当時30ちょいだったはず。今の俺と同じぐらいの年齢だったのかと思うと、かなり「熱い」先生だったよねw。俺達が先生が受け持った最初の生徒だったっていうのもあったんだろうけど、ホントに良い先生だったんだよなぁ。色んなトコに連れてってくれて、色んな話をしてくれて。ビンタとかもよくされたけど、それには一々理由があったし、俺や皆も納得してビンタを食らってた。俺は学校も含めた対人関係にはホントに恵まれてるんで嫌な思い出とか全く無いんだけど、とりわけ小学校の頃は毎日が楽しくて仕方が無かったな。学校に行けない日は寂しかったし。まだ先生は余裕でご存命だけど、そのうちキチンと、俺がどれだけ恩師に感謝してるかを伝えないとね。
 このアルバム、この曲を聴くと、そんな幼い頃のキラキラした日々を思い出します。

  • Q5. "Five people to whom I'm passing the baton"

 A.id:suishin20mさん
  id:sicknessさん
  id:kitagawa1975さん
  id:blktgさん
 強制でもなんでもないんで、華麗にスルーされても全然OKですー。5名じゃないけど気にすんな。

*1:これも自作