• うにたま「好き好き♥おねーちゃん」

 藤ノ宮悠さんトコの新刊は、おねーちゃん×少年モノの作品をコンパイルした本。短編が3作収録されてるのですが、そのうちに2作は既読っつーか、過去にreviewもしてたり。しゃーないので、未読の1作にを中心に。
 この作品は以前reviewした作品の続編でして、姉弟のように育った幼馴染のお姉さんと男のコが結ばれた後の物語。まぁ続きモノとは言っても大仰なストーリーとかがあるワケではないので、イチャイチャでラヴラヴで甘々なノリを堪能するのが吉かとw。なにげに登場するお姉さんキャラが二人ともメガネ娘だったり*1男のコキャラは必ず泣いたりと、随所にツボを刺激する要素が込められてていいカンジ。
 ジャケ以外これといった描きおろしもないので*2既読の方には微妙に薦めにくいですが、未読で甘々ノリが好きな方にはマストな一冊。
HP>http://www2s.biglobe.ne.jp./~uni/fujinon/
ex.>id:PIG-M:2000208、id:PIG-M:20040905、id:PIG-M:20041222

  • おおた堂&楓のはらわた「LOVE STALKER」

 先月のサンクリで新刊をリリースしたばっかなのに、レヴォ・ファイナルでも新作を発表。精力的な活動を続けている武藤礼恵さんの新刊は、種デス本。大雑把に分けると、カガリ受けな前半とルナマリア受けな後半ってカンジ。当然ラクスは攻め一本でw。ちなみに、全員ふたなりです*3ラクスとカガリの絡みでは、随所にカガリのおバカさんっぷり=自制心に欠けるといったエピソードを織り交ぜつつ、ねっとりとオムツ・プレイや言葉責めを展開。ラストはちんこあわせシチュでキメ。隠し味としてルナマリアのスパイ活動=覗きというアクセントを効かせ、後半への布石も万全です。
  後半、ルナマリアのスパイ活動をお見通しだったラクスに捕獲されたルナマリアを、快楽に溺れて白痴化が進んじゃってるカガリと、そんなカガリを導きながらじわりと責めていくラクスの対比も良いし、抵抗を試みつつも執拗なアナル責めのせいで徐々に徐々に陥落していくルナマリアの堕ちていく描写もナイス。
 相変わらずstonerテイスト全開な粘着描写の数々は、字面共々エロエロですね。ただ、惜しむらくはカガリのアホ可愛らしさがイマイチ食い足りないトコでしょうか。もうちょっと長い尺でじっくり責めて欲しかった気もしますが、それは贅沢かw。
HP>http://kaede-no-harawata.com/
ex.>id:PIG-M:20031013、id:PIG-M:20041112、id:PIG-M:20050107、id:PIG-M:20051010、id:PIG-M:20050403

*1:しかも微妙に野暮ったいトコが萌えるw

*2:藤ノ宮さんのテキストはありますが

*3:コーディネーターという都合の良い設定のおかげで、生えてる理由にも説得力がw