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- 沙悟荘「天からフォルテ！〜乱世・夢見月編〜」コピー誌
ふたけっと２でリリースされた瀬浦沙悟さんの新刊は、昨年の冬コミでリリースされた「天からフォルテ！〜乱世編〜」の続編*1とでも言うべき内容*2でして、前回のフォルテ姐さん視姦シチュから一転、今度は逆襲したフォルテ姐さんが蘭花を視姦する、というリヴァース・シチュ。蘭花のちんこを愛でつつ、それを使ってセルフ・パイズリをさせたりと色々指示を出すのですが、その痴態を目の当たりにし、精液の匂いを嗅いでいるうちに我慢出来なくなってきて、最終的には蘭花に自分*3への顔射を指示するというフォルテ姐さん萌えｗ。随所にお互いが相手を想っているセリフなんかを挿し込むコトによって、相変わらず甘々なテイストを醸し出しています。やっぱ瀬浦さんはこういうあっま〜いテイストのほうがしっくりくるかなー。コピー誌だからといって「やっつけ」感は全く無く、作画面も内容も文句無しに充実しているステキな逸品。当日はわりと瞬殺風味でしたが、このクオリティならいずれシリーズをまとめたオフセがリリースされるんじゃないですかね？それまで待つが吉かと。入手困難で申し訳ないですが、超オススメ。
HP>http://www.fx.sakura.ne.jp/~ser/
ex.>id:PIG-M:20030822、id:PIG-M:20040112、id:PIG-M:20040927、id:PIG-M:20050117
- RIKI「チンコッポイ」
RIKIさんの新刊はTo Heart２のふたなり本で、タマ姉×珊瑚がメイン。RIKIさんの作品って絵柄的にもノリ的にも物凄くクセが強くて、好きなんだけどもう一歩踏み込めないでいた作家さんだったのですが、最近良いイミで読み易くなってきた印象がありまして、そうなってくると俄然ﾜﾀｸｼも食いついてきてしまうのﾃﾞｽﾖｗ？
読み易く感じた理由は、主に作画にありますね。結構デフォルメが強調された絵柄な上にかなり勢いのあるテイストが身上の作家さんなので、どうしても画面がゴチャゴチャして微妙にしっくりこなかったのですが、最近は作画が安定してきたというか、従来の持ち味を損なわずに絵が整理されてきた印象があります。おかげで素直に作品世界に触れることが出来るようになりまして。
ここでもう一つ忘れてはならない魅力として、RIKIさんのテキストのデリヴァリーのセンスを挙げておきたい。基本はみさくらさん以降の幼児退行白痴系テキストなのですが、そこに独特のabstractな言語感覚が加味されており、その先鋭的かつトランシーなセンスは他者の追随を許さない領域に突入しているかと。さらに見逃せないのが、セリフの相互作用というかcall & response。通常、こういう先鋭化したテキストっていうのは単発のセンテンスを連ねていくだけであまり連動性が無いのですが、RIKIさんはセンテンスを踏まえたセンテンスを重ねていくコトによって、通常の単発のパンチラインの連射では得られない独特のノリとグルーヴを生み出すことに成功しています。はっきりいって、この言語感覚は常軌を逸してますｗ。だってタマ姉が手コキで珊瑚をイかせた時のテキストが
「にゃん♥ にゃん♥ はぅうぅっふ♥ チーでるぅー♥」
「はいはぁ〜い♥ チートット〜♥」
「おちんっ♥ おちんぽぉんっ♥」
ですよ？こんなセリフ、普通出てこねぇよｗ！RIKIさんのデフォルメされた可愛らしくも凶悪にエロい絵柄*4と相まって、ホント独特の世界を構築されてるなぁ、と。正直、今まで前述した瑣末な理由からちょっと敬遠していた自分を激しく叱責したい今日この頃*5。幸いにして現在メロンブックスにてRIKIさん祭開催中なので*6これを機に是非一度ご覧になってみてください。当然大推薦。素晴らしい！
HP>http://www.aa.alpha-net.ne.jp/riki2/
- CUT A DASH!!「Tropical Cage」
春コミでの二択新刊、ﾜﾀｸｼはインコ本をチョイスしたのでした。理由は・・・なんか周囲が皆インコ本を買ってたので、ついｗ。で、中身なのですが、これがなかなか面白い。まぁコミティア辺りでわんさかリリースされてるようなペット愛好本で、インコの生態や、それにまつわる日常を綴っているだけなのですが、描き手の愛情がストレートに伝わってきて好感が持てます。派手さも華やかさもありませんが、普通に読んでて微笑ましく、楽しい気分になれます。こういう日記マンガ系の延長みたいな作品をもっと読んでみたいですね。萌え絵の本よか、俺は好きだよ。
HP>http://mitsumi-web.com/
