まずは「ふたけっと2」でかなりの長蛇の列を形成していた、同人界のエクストリーム系作家、ガジェット工房A-10さんと、革命政府広報室のラヂオヘッドさんとのふたなりsplit本。分かり易く言うと、LOCUSTとMAN IS THE BASTARDのsplitみたいなカンジっつーかw*1
 ラヂオヘッドさんはナデシコのルリ×ルリ。無論二人ともふたなり仕様で、サオの長さは付け根から膝付近wでタマも標準装備。違いはムけてるかムけてないかw。これだけでもヴィジュアル的にかなりパンチが効いてますが、そこに足フェチのエッセンスを加味しまして、ますます濃厚な味付けに。序盤は着衣のまま足の匂い対決。そこから足コキ合戦へと雪崩れ込み、ラストは匂い+足コキの複合技でフィニッシュ。個人的には上半身は最後まで着衣を貫いて欲しかったトコロですがw、ルリという素材を活かすには、やっぱその肢体も描写しないと弱いから、脱いで正解なんでしょうね。いつもよか太い線でざっくりと描かれてますが、それが巨根のダイナミズムをしっかりと表現しています。なんつーかPower Violence風味w。そして、ルリの貧相な肢体の特徴*2なんかもしっかり描いていて、ただ単に勢い重視では無いトコなんかも垣間見れたり。
 一方のA-10さんは、ちょっとマニアックなネタをチョイス。「たかまれ!タカマル」のゆきえ×タカマルと「発電ぱんだくん!」の絹枝×ぱんだくんのcrossover。しかも、タカマルもぱんだくんも女装*3させられてますw。これは色んなイミでcrossoverでして、そもそも原作者の近藤るるるさんと和六里ハルさんは言うなれば師弟関係*4だし、ゆきえも絹枝もプランパーだし。
 タカマル・サイドはデブ&言葉責め圧しで、搦め手な印象。ぱんだくんサイドは、原作のミステリアスな絹枝のキャラを活かした直接描写系で、ふたなり化した絹枝とぱんだくんのちんこtoちんこな描写がナイス。包茎ちんこの中にちんこを入れる*5というアイディアは秀逸。ラストは絹枝→ぱんだくん→タカマル→ゆきえってな具合に皆で繋がって記念撮影フィニッシュw。なかなか面白いのですが、惜しむらくはテキストが弱いかと。今回みたくテキストなんかでも責める場合は、セリフは手書きのほうが熱量が上がると思います。A-10さんの場合はテキストのデリヴァリーとかもわりと普通*6なんで、写植とかになっちゃうとテンションが下がる気がしました。
 ともあれ、対談とかのテキストも面白いく読み応えがあるんで、ふたなり属性を有する方ならマストな一冊かと。
 で、もう一冊はラヂオヘッドの個人誌。おそらく、ふたけっと2で最も狂ってるリリースの一つかと。とにかく、巻頭に収録されてる「ウチの電波が言うことには-藍淋・グンナイ-」が凄すぎ。慶應遊撃隊シリーズ*7のキャラが元ネタなのですが、それよりなにより、ここで展開されている二次元ならではの狂える妄想とパンチの効きまくったデフォルメとの乱舞っぷりに、ワタクシクラクラきてしまいますわよ?おとなしいルックス&性質なれど、尋常ならざる巨根の持ち主であると同時に異常性癖の持ち主でもあるルリ夫と、手のひらサイズの鬼娘、藍淋とのお話なのですが、契りを交わした相手の精液を呑めば、その相手の願望どおりの身体になれるという鬼の特性を活かした結果、なんと身体よりもデカいサイズのちんこを付けた身体にされてしまい*8、そのまま尿道fuck。それだけでも充分狂ってるのですが、実はそのちんこには更なる付加機能がありまして、なんとちんこ自体がオナホールと化していまして、ルリ夫の巨根で後ろから貫かれると、まさに串刺し状態となって藍淋のちんこを貫通してしまうという凄まじさ。幾ら二次元とはいえ、この発想はなかなか出てこないですよ?エロいとかエロくないとかいう次元を完全に超越していて、いやもう感服つかまつりましたよ。でも、なんだかんだで相思相愛風味で、翌朝には藍淋の作ったザーメン粥を嬉々として食べるルリ夫の姿が・・・。いいハナシ風味だけど、イカれてるとしか言い様がありませんねw。最高!
 他にはサモナイ2のトリス×レシィも収録。こちらはレシィ総受け風味で、ふたなり化してるトリスにガンガン中出しされちゃうレシィきゅん*9萌えっつーかw。この作品、なんとなく昔の峠比呂さんっぽい印象がするのは俺だけですかね?
 ともあれ、かなりの極悪電撃系Power Violence風味なので、ヤワなヲタは手を出すな!個人的には超オススメですが、自己責任でお願いしますw。
HP(A-10さん)>http://www.dengeki.jp/~a10/
HP(ラヂオヘッドさん)>http://www.kasumi.sakura.ne.jp/~radio/
ex.>id:PIG-M:20030927、id:PIG-M:20031114

*1:分かりにくいですよ?

*2:鎖骨周りにこだわりを感じます

*3:タカマルはゴスロリ、ぱんだくんはチャイナ

*4:和六里ハルさんは近藤るるるさんの元アシスタント

*5:ずっぽりじゃないケド

*6:ちょっと説明くさいっつーか。もう少し白痴テイストが欲しいトコロ

*7:メガCDやサターンでリリースされた作品で、アクションやシューティングなど、シリーズ毎にジャンルが異なってました

*8:ちんこに跨ってる状態とでも申しましょうかw

*9:あ、レシィきゅんは男のコですw