• おおた堂「双変2〜ふたりともヘンになっちゃう!〜」

 おおたたけしさんの新作は双恋本第二弾*1で、アニメでも大活躍wした一条姉妹本。今回もLOCUST〜THE FUTURESばりな電撃発狂HCスタイルでThrashしてますw。キャッチーでキュートなジャケのイメージどおりのイントロから一転、いきなり薫子のクリトリス肥大調教〜尿道責めというえげつないコンボが炸裂。一方の菫子は処女膜にピアシングというショッキングな調教*2を披露し、薫子の肥大クリトリス尿道に挿入。そこから菫子は極太&突起物で装飾されたヴァイブをアナルに挿入され、体内の挿入していた球状の物体ともども排泄(notスカ)。そこから脱肛気味のアナルを執拗に責められ、ダーリンのモノを挿入されてフィニッシュ。薫子はクリトリスとアナルを低周波で責められ、アナルに挿入した電極で間接的に子宮口を刺激という壮絶なプレイ。そして子宮口に挿入&腹ボコ・プレイで昇天という、苛烈極まるシチュ。まぁアレだ、四の五の書いて説明するのもヤボってなもんだw。このavantgardeでcatchyなthrashテイストは一読の価値アリなんですが、これは人を選ぶだろうなぁ。ジャケのキュートさに惹かれて中身を確認せずに購入された方には、ご愁傷様としか言いようが無いw。二次元エロ妄想を惜しみなく曝け出したハイ・エナジーな逸品。オススメ。
HP>http://www.ohtado.com/
ex.>id:PIG-M:20030927

  • おおた堂&楓のはらわた「悪夢は終わらず」

 「楓のはらわた」の武藤礼恵さんの新作は、秋レヴォTo Heart本に引き続き、前述の盟友おおたたけしさんとのコラボによるFateのライダー×桜本。今回はdarkでgloomyな退廃テイストを前面に押し出した作品。特徴的なのは、エロと解説的なテキストとのsplitだろう。ライダー視点で物語は進行していくのですが、冷静に状況の分析や解説をするライダーの心理描写と、肉欲に流されてしまう現実のライダーとの対比が面白く、その冷静なライダーの内面の機微をつぶさに描写することによりライダーの内面の微妙なゆらぎが浮き彫りにされ、読み手側の新たな妄想を育む糧となるあたりが妙にエロいw。冷静な現状の解説と独特の白痴エロ・テキストとが交錯するのですが、ライダーの内面が抑えが効いている分その振幅も激しく、結果的にいつもよりもエロ・テキストの破壊力が増している気がします。シチュ的には、ライダーと桜は二人ともふたなり。射乳、ライトな乳姦もフォロー。かなりねっとりとしたsludge的な展開で良い塩梅。安易に陵辱や残虐といったshocker系に走っていないので、結果として作品を覆う「闇」の感覚が強調される結果となったのでは。こういう派手さはないんだけどドロドロしたテイストって意外と少ないよね。小説系の作品ではありますが、読み応えのある仕上がりでナイス。たまには活字も良いですよw?
HP>http://kaede-no-harawata.com/
ex.>id:PIG-M:20031013、id:PIG-M:20041112

*1:作中で「ダーリン」と呼ばれるところから鑑みるに、ゲーム版の「双恋」がベースかな?

*2:これは見たコトないシチュだ