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で、それからしばらくしてからひょっこりこのアルバムがリリースされたのですが、当然ジャケは件のシングルの女のコの全身像のイラストなんですが・・・イラストが退化してますよｗ？銃とかメカとかの小物はきっちり描いてるし、服とかの手のかけ方*2も特筆モノなんですが・・・肝心の女のコの顔が・・・例えるなら「初期高橋留美子の絵柄を劣化してコピーした、80年代中期大学漫研の会誌に載ってそう」なカンジっつーかｗ。明らかに売れねーｗ。でも、内容はシングルに輪をかけて充実した内容となっていて、このジャケだけでスルーしてしまうには勿体無い。
ちょっとラフでライトな音の感触が、どことなくLOOKOUT!時代のGREEN DAYっぽさ*3を感じさせつつも、UK勢特有のドライヴする疾走感なども併せ持っており、当時のUK Melodic系の中では若干異彩を放っていた印象があります。ちなみに、今で言うならNAVELが一番近いサウンドかも。とにかく、楽曲のクオリティが高かった。UK勢の中ではかなり明るめでキャッチーなメロディ*4を軸に、随所でコーラス・ワークを効かせた歌メロは今聴いても全く色褪せていない。演奏面では、なんと言っても薄いながらも奔放に弾けまくるギター・ワークがキモ。そして、個人的にグっとくるのが不安定でパタパタしてるドラムｗ。かなりギリギリ風味なんですが、この危うさがサウンドの蒼さと妙にマッチしてると思っちゃうのは俺だけでしょうかｗ？
個人的には今後の動向に期待していたのですが、このアルバム*5をリリース後しばらくしてからCD化*6されたのですが*7それ以降の消息は不明*8で、音源も持ってません*9。随分前にディスコグラフィがリリースされるというウワサもあったのですが、はてさて・・・。ともあれ、Pop Punkが好きな方なら絶対押さえておきたい隠れた名盤でございます。
せっかくなんで、件の画像を幾つかご覧あれ（なんか画像が見れない場合があるっぽいので、その場合は「過去画像〜」のリンク先からご覧下さい）。
http://image6.photohighway.co.jp/se-bin/MyPhoto.dll?Vi?p1=j011_735&p2=7812421459f1&p3=0jpg&p4=9149251&p5=（"Blink" 7"は仕舞っちゃってるんで、ウチの番組のフライヤーに流用した画像でカンベンｗ）
http://image6.photohighway.co.jp/se-bin/MyPhoto.dll?Vi?p1=j011_735&p2=7912421459f2&p3=0jpg&p4=1249251&p5=（これがアルバムのジャケ）
http://image6.photohighway.co.jp/se-bin/MyPhoto.dll?Vi?p1=j011_735&p2=8112421459f4&p3=0jpg&p4=2249251&p5=（こっちが裏ジャケ）
http://image6.photohighway.co.jp/se-bin/MyPhoto.dll?Vi?p1=j011_735&p2=8012421459f3&p3=0jpg&p4=3249251&p5=（で、これがウワサのプレス・ミスｗ）
http://photo.www.infoseek.co.jp/AlbumPage.asp?un=101374&key=1094865&m=0（ちなみに、過去画像等はこちらと）
http://photo.www.infoseek.co.jp/AlbumPage.asp?un=101374&key=1134725&m=0（こちら）
*1:爪楊枝らしきものを咥えた片手が義手（メカ風ね）の女のコ（丸いグラサンも装着だｗ）が銃をかまえている
*2:カケアミで細かく丹念に柄を描いていて、苦労が忍ばれる繊細さ
*3:若干east bay風味もアリ
*4:でも、US勢みたく突き抜けた明るさとは一線を画す
*5:最初にリリースされたときはアナログ・オンリーだったのねん
*6:このCD、プレス・ミスがありまして、CDのレーベル面のプリントがCASE 4CDのHELLKRUSHERのデザインになってるのですよ。HELL KRUSHERのCDは持ってないんで、HELL KRUSHERのCDがGANのデザインかどうかは不明
*7:両方持ってますｗ
