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- BLACK DOG「BURNING DOWN THE HOUSE」
黒犬獣さんの、もう何冊目になるんだかわからないセラムン本。今回はうさぎメインで、うさぎの父の友人たちにヤられちゃうお話。ここんとこの芸風である「誘い受け」風味なノリなんで、暗さはなし。うさぎの幼少の頃を知ってたり、酔いつぶれた父の前でヤられちゃったりといったアクセントも効いていて、相変わらず安定した仕事っぷりを披露。ねちっこいテキストのノリがちょっとAV臭くて、三次元属性の無いｗ俺にはイマイチですが、一般的には○。ただ、ちょっとテキストの画面上での比率が高すぎて、必要以上にゴチャゴチャしちゃってるきらいは否めないかと。今回は最中の舞台がソファーというコトもあって、ただでさえ画面がトーン処理で重くなってしまってるので余計気になりました。でも、要所要所で軽いタッチの絵を交えたり、オチはセーラー戦士の面々のコントなノリで落としたりといったところは、長年原作を愛し続けているだけに、こなれた雰囲気で流石です。高値安定路線で、安心して楽しめる内容かと。
ex.>id:PIG-M:20031026
- まるあらい「妄想少女Ⅱ」
新井和崎さんの新刊はスクランのお嬢妄想ネタ・メイン。結構お気に入りなのか、はたまた画風が合ったのか、原作を上手く踏まえつつ新井さんらしいタッチで描かれていて、相性は良さげ。播磨をにくからず想いつつも素直になれないお嬢のツンデレ属性をしっかり押さえた内容なんで、ついニヤニヤしながら読んじゃったりｗ。中でも播磨を想いつつ自慰に耽った挙句、我に返って自己嫌悪しちゃうトコなんかは高ポイント。他にもお得意のラブひなのしのぶ＆素子*1やいちご100%のさつき＆こずえ、美鳥の日々の綾瀬のイラスト、ちょっと懐かしいGA3期のお題ネタ・インターミッションのパロなんかもいい味出してて*2ここ最近の新井さんの本の中では一番充実した内容。ラフな作画が気にならない方にはオススメです。
HP>http://www2.raidway.ne.jp/~maruarai/
ex.>id:PIG-M:20030902、id:PIG-M:20031015、id:PIG-M:20040202、id:PIG-M:20040711
