• メロメロファクトリーXL「好き好きセイバー vol.2」「即興コピ本」

 操昌輝(もちすけてる)さんの夏の新刊は、Fate本のシリーズ2作目。続きモノの第二話と、言峰の妄想ネタを収録。続きモノのほうは、今回は「フリ」の要素が強く、早く続きを描いてくれ、というのが正直な感想w。とはいえ、しっかりと士郎×セイバー(上半身着衣なシチュがマニアックで良しw)、セイバー自慰(こちらも同様に上半身着衣)というエロを仕込んでありますんで、エロ成分は充分。
 もう一方の言峰妄想ネタのほうは、ヤマジュン・ネタを効かせたギャグ風味をベースにしつつも、言峰×セイバー(こちらは全身着衣で下半身一部裂きで挿入という、マニアにはたまらないシチュ<なんのマニアだw)、言峰×凛(触手キターw)、言峰×キャスター(膣内射精断面図描写)と三者三様なシチュを立て続けに見せ付けてくれてて、テンション高い内容。
 コピー誌はゲスト参加型のイラスト&テキスト仕様。操昌さんは、ケロロのモア(触手)とかサムライチャンプルーのフウ(手コキ&フェラ)とかプリキュア足コキ)とか描いてます。エロに対する深いこだわりを感じさせる、読み応えのある内容。前作ともどもオススメです。
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  • 野望堂PROJECT「Light(sunday sunshine mix)」

 習志野ゾーイさんトコの新刊は「巨乳っ娘2」でリリースされた本の完全版。習志野さんトコの看板娘、爆乳ツインテ娘(巨乳系でツイン・テールって意外と少ないんだよね)の「相川恵」本。このシリーズも、初期はちょっと暗めのストーリーだったのですが、最近はすっかりバカップルなノリにw。今回も、そんなノリのショート・チューンを2作収録。制服(ブレザー)シチュは、制服着用というシチュを活かすために、ちゃんと着衣でヤっててOK。ブレザーのボタンがかろうじてかかってるっていう、はちきれんばかりの肢体の描写がエロい。もう一方は水着(競泳水着風なデザインですが)シチュ。こちらもボディ・ラインを強調する意味で効果的。どっちのシチュでも、お約束の射乳もアリなんで安心ですw。
 ただ、ちょっと気になるのは、マンガの線のタッチ。これは習志野さんも自らの日記で気にされてましたが、デジタル特有の無機質さが前面に出てしまっていて、どうにもエロさがスポイルされてしまってます。カラーとかだと塗りの質感でエロさが際立つのですが、白黒になってしまうと、どうにもストレスがなさ過ぎて素っ気無い印象は否めません。途中に数点挿入されてるラフ・イラストはエロいんで、改善の余地はあると思うんですけどね。良い意味でのラフさが欲しいですな。
ex.>id:PIG-M:20030903、id:PIG-M:20040204

  • 流星「Tokyo Pop 6」「The Precious RINGS 0.5」

 井上眞改さんトコの新刊は、同人版は久々のTokyo Popの再録と、指輪物語のファンブック。Tokyo Popは商業誌の再録なんで、まぁいつものとおり。ただ、なんか今回印刷が悪い気がする(なんつーかリプロ盤みたいなカンジw)んですが。井上さんの自己申告によれば、秋には久々の新作が掲載されるかも、とのコト。ちなみに、旧作は単行本化されてますんで、多分同人誌の中古を探すよか楽に入手できるかと。スタイシッシュでシャープな絵柄と飄々としたノリが相変わらず魅力的です。
 もう一冊は、流星にしては珍しい4コマ主体の仕様(本のサイズも小さい)。なんつーか、めっさ王道な「同人誌」ってカンジ。完全にファン向けな内容なんで、指輪物語のファンにはマストな一冊。それ以外の方には・・・w。冬には増補改訂版のリリースも視野に入ってる模様。
ex.>id:PIG-M:20030903、id:PIG-M:20040204

  • Ringkilling「めるへにうむ」

 くらぎさんの個人サークルを初チェック。マリみてギャグ本なんですが、これがなかなかパンチの効いた内容となっております。現2年生組主体のう○こネタと1年生組のと○こネタの2作を収録。つーか、そんな小学生大喜びなド直球なネタなんて、あんまお目にかかれないよw。太めの線でざっくり描かれてる絵柄は、どことなく朴訥としていてほのぼの風味なんですが、内容自体は下ネタでグイグイ押しまくるスタイル。テキストのデリヴァリーなんかが結構良いカンジ(小ネタ効いてます)でして、ツッコミの際にキャラがデフォルメされるあたりの演出と、ツッコミのパンチラインのマッチングの妙が味になってます。特に、1年生のち○こネタの話は、キャラの持ち味を存分に活かしたデリヴァリーと、テンポよく進行する構成の上手さが光る破壊力充分な仕上がり。う○こネタは、ちょっと直截過ぎかもw。ともあれ、なかなか良いカンジで笑かしていただきました。今度既刊もチェックしてみよう。

  • 連絡網AMI同人セクション「AMI自由帳弐 ふたなりすと」

 以前reviewしたドレスの「ショタ×オネ」の系譜で、それのふたなり版といった趣。作家さんが多数参加してる為、タマ付きもタマ無しも堪能出来る親切仕様w。しのざき嶺さんや魔北葵さんらヴェテラン勢も参加してるのも嬉しい。個人的にはラヂヲヘッドさん(革命政府広報室)の作品を推します。センスの良いざっくりした絵柄とフリーキーなテイストの内容(美少年二人が、ツイン巨根(ご丁寧に、ムけてるのと皮かむりという仕様w。しかもありえないサイズ)有する謎のメガネっ娘にヤられちゃうという、ふたなりっつーかショタ方面にアピールする内容)が絶妙です。ただ、ちょっとフリーキーな要素が強めなんで、真っ当な嗜好を持つ方には間違っても薦めませんがw。対談なんかのテキスト系も充実してるんで、「ショタ×オネ」同様読み応えのある充実した内容です。ふたなり好きならマストっつーコトで。
ex.>id:PIG-M:20040208