TORTOISEの新譜聴きながら、マリみての新刊読んでニヤニヤ。アニみての最終回観ながらニヤニヤ。A代表の試合観ながらイライラ。なんつーか、ダメヲタ・ライフ丸出し。
 件のマリみての新刊を回収せにゃならんので、所用を済ませてからふらりと立ち寄った本屋にてBeepの復刻版を発見。懐かしさのあまり、ついつい購入しちゃいまして。別に熱心な読者だったワケではないのですが、当時数少ないアーケード・ゲームの情報を扱っていた雑誌だったので、毎月チェック入れてました。で、ソノシート(ハードコア的wに言うならFlexi)付きの号だけ買ってた、とw。やっぱ、ちゃんと音源化された「ファンタジーゾーン」を聴けたのは嬉しかった(まだ「セガゲーム・ミュージック VOL.2」がリリースされてなかったからね。ゲーセンで必至こいて録音したもんですよw)。
 今回の復刻版の目玉は、そんなソノシート音源のCD化だったりするんで、実際のトコは2枚組のゲーム・ミュージックのCDを買ったようなモンなんですがねw。収録されてるタイトルなんかは結構微妙なんですが(「アレスの翼」とか「A-JAX」とか「ビジランテ」とかw)なんだかんだで収録されてるアーケードのゲームは全部やってたからなぁ(A-JAXとかは、東京に遊びに来たときに(一時期地方に住んでたんで)高田馬場の駅前にあったゲーセンでプレイしてた記憶があります)。これといって思い入れの無いタイトルでも、なんか覚えてたりするんだよね。
 昔話ついでだけど、前述したみたいにロートルのゲーマーだったら一度はやったコトあると思うんですが、俺もよくゲーセンに友人のラジカセとかテレコ(w。超死語。テープ・レコーダーの意)とか持ち込んでは、ゲーム・ミュージックを録音したものです。で、当時のコミケとかでもそんなゲーム・ミュージックのテープとか売られてたんですよ。勿論ファンジンの類(同人誌っつーよかそっちの呼称の方がしっくりくるテイストだった)もあって、VG2やゲームフリークなんかのファンジンも、コミケ経由で知り合った方から送ってもらったりしてました(あの「ゼビウス一千万点への解法」の現物も拝ませていただいたり(今でも欲しい・・・))。
 「ゼビウス〜」は、文字どおりあの伝説の名作「XEVIOUS」の攻略本なんですが、当時一線級のプレイヤーだった「うる星あんず」さんと、前述のVG2(この集団が母体となって、あの「ゲーメスト」が生まれた)と共に当時の有名なサークルだった(っつーかなんちゅーか)「ゲームフリーク」主催の田尻智さんとが作った同人誌だったのですよ。当時ベーマガマイコンBASICマガジンr.i.p.)の付録だった「Super Soft Magazine」でその存在を知り、一度は読んでみたかった幻の本なんですよ〜。
 ちょっとゲームに興味ある方ならピンときたでしょうが、件の田尻さんはいうまでもなく、後にポケモン他のヒット作をクリエイトするあの田尻智さんその人ですし、うる星あんずさんも本名は大堀康祐さんといいまして、「アランドラ」とかを手掛け、現在マトリックスの社長さんだったりします。
 そう考えると、なんかスゴいよね。ゲーム好きが高じて作り手になるっていうのは、とても幸せなことなんじゃないかと。
 買ってきたBeepとかARCADIAとかを読みながら、ちょっとノスタルジックな気分にひたってみたり。