とりあえずLOVERSヒロイン・ノーマルend終了。なんつーか、微妙。全体的なエピソードのノリが個人的な趣味じゃないテイストだったので(所謂ギャルゲとかの生温いニヤニヤ系ではなく、チープなドラマとかのノリっつーか)どうにも盛り上がらない。メーカー的には青春群像とかのイメージがあったのかもしれないけど("Beverly Hills,90210"みたいな海外ドラマとかの)、どうもセンスが古臭いというかバタ臭いというか。素直にエロを売りにしとけば良かったのに、そこに止まらない間違った志の高さを標榜した結果、エロゲとしても「作品」としても微妙なバランスになってしまった気が。
 間違った志の最たる例は、中盤での体育祭のシーンに集約されるだろう。なんとサッカーの試合のシーンを、トゥーン・レンダリングを使った3D動画で表現してるのですよ。・・・この労力をエロに割けよ!一応ストーリー上ではイミがなくもないんですが、それを強く打ち出せていないので結果的には徒労に終わってるっつーか。
 他にもツッコミどころは満載なんですが、エロゲとしてのレヴェルは高いのですよ(だから余計タチ悪いんですが)。見所のエロ・シーンとかはやはり動画ならではの良さがあるし、特に初Hのシーンなんかは素晴らしいクオリティ。余計な要素を全て省いて(男性声優の起用とか、件の無駄な動画シーンとか)労力をエロ一点に注ぎ込めば、稀代のエロゲとなり得たかもしれなかったのにねぇ。
 ま、Happy End見てないんで、また印象は変わるかもしれませんが、とりあえずの印象をば。で、これから他のルートを回収いていこうかと思ってるんですが・・・ちょっと飽きたwので、先日DLしておいたの体験版をやるコトに(ぉ
 これが素晴らしかったですね。この体験版、3人のキャラが登場するんですが、全キャラにひたすら罵られて終了w。おぉ・・・ブラヴォー!!キャラ毎に責め口調も違う辺りも気が利いてるっつーか。俺みたいなMには堪えられないシチュ。最近あんま罵られてねぇしなぁ・・・(ぇ
 やっぱこういうバカゲーとかの方が、しっくりきますな。個人的には、エロやハードコアには破綻が良く似合うと思ってるので、杓子定規に作られたお上品なものよか、一点突破や瓦解スタイルの破綻したテイストを含んでるのが好みなんですよね。そういうのも評価されるのが、このジャンルの魅力じゃないかと。
 そんなコト書いてたら、なんか久々にVILENTLY ILL(Michiganの一人宅録Hardcore、Andrew Lersten(実は新聞記者)のバンド。"Network of Friends"を旨とするHardcoreの世界にあって、当時(1st 7"は1994年リリース)一人で演ってるっていうのは実に珍しかった(最近では珍しくもないですが)。個人的にはBATHORYを思い起こしたものですw。でも、そんなAndrew君にも最近はお友達が出来たのか、最近リリースされた新譜ではなんとゲストが参加してるとか!(;つД`)<よかったね・・・>Andrew)を聴きたくなってきたw。