• Doujin Hoops「最後の女神」

 竜牙さん主催の多人数参加型サークルの新刊は、前作「使徒大戦の子供たち」に続きevaアスカ本。相変わらず著名な作家さんが多数イラストで参加。マンガ・パートは南条飛鳥さんで、アスカ×シンジのラヴラヴものを提供。メインは竜牙さんの小説で、前作の完結編。竜牙さんなりの解釈でevaの謎にケリをつけており、ちょっと懐かしく読んじゃったり。総ページ数が100を超えるヴォリュームに違わぬ読み応えのある力作に仕上がっています。evaに一度でもハマったコトのある方なら、前作共々オススメ。
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  • Domestic animals「姉×弟」

 村雨丸さんの個人サークルの新刊はタイトルどおりの近親相姦モノ。妊婦大好き!な村雨丸さんにしては珍しく、その過程である孕ませにスポットを当てた内容。ご本人的にはなんともノリの悪い制作過程だったご様子ですが、なかなかどうして良い仕上がりだと思うのですが。確かにいつもの作品に比べたらマイルドですが、たまにはこういうのも悪くないんじゃないかと。マイルドっつっても最終的には姉×母×弟=両者妊娠というなんともインモラルなオチがついているワケですがw。できたらこれの続編描いてもらいたいものです。つーか、これはフリだろw。妊婦好きは勿論、カッコいいおっきなお姉さん萌えな方も是非w。
ex.>id:PIG-M:20030829、id:PIG-M:20030928

  • とろりんこ「Ultimaniacs 4.1」

 とろりさんの新刊は、以前コピー誌でリリースされたFF7ティファ本をベースにした作品なんですが、絡んでるキャラも違うし事実上別個の作品と捉えて宜しいかと。元のコピー誌も相当だったんですが、こちらはそれに輪をかけてエロエロっつーか。クラウド×ティファのラヴラヴものなワケですが、とにかくねちっこい。この粘着質なエロ描写はとろりさんの作品の魅力の一つなんですが、今回はその傾向が特に顕著に現れてます。描写は勿論なんですが、それに加えてテキストで内面描写なんかもフォローしてるので、より過剰にねちっこさが増しているのですよ。そこにもってきて肝心の絵の方では恒例のねちねちフェラ、射乳なんかのお約束も踏まえつつ、ティファがイクときに涙も鼻水もヨダレも、体液という体液を出しちゃってるという一般的にはひきそうな描写なんかもがっつりと描いていて、文句無し。オチでは孕みティファなんかも見れますし、なんともTotal Grindな仕上がり。ハラショー。毎度推してますが、今回も間違いない逸品に仕上がってますんで、可愛くてエロエロなマンガを読みたいアナタにオススメ。最高ですよ。
ex.>id:PIG-M:20030829、id:PIG-M:20031127

  • 中山式健康図書「兄病 妹病」

 ただ★あつのりさんの個人サークルの新刊は、シスプリ本。たださんといえば、激オールド・スクールなねちっこいエロマンガを描くコトで知られているワケですが、その内容に反してネタのチョイスは結構キャッチーだったりするワケですよ。近年ではココロ図書館の3姉妹レズまんがなんかが記憶に新しかったり。で、今回のシスプリ・ネタはページ数こそ短いものの、相変わらずなハード&ねちっこいエロ描写全開な作品です。兄×雛子×可憐のSMものなんですが、基本的に元キャラのイメージは希薄というか、とくにひなとか誰?ってなぐらいの変貌を遂げていて、やたらアグレッシヴにがっついてますwが、これはこれで良し。たださんのマンガの魅力である臭いは今回も健在。今日日のエロマンガって結構デオドラントされた作品なんかが多いんですが、たださんの作品には全編に渡って濃密な体臭が満ち溢れています。なんつーかページから性臭が漂ってきそうっつーかw。そのプリミティヴさがたまらんワケですが、ひく人はひくだろうな、と。劇画系とも一味違う下品なテイストが、なんとも俺を惹きつけて止まないワケですよ?玄人好みな逸品なんで、初心者注意。