• こどもちゃれんじ「しゅくだいがおわらない」

 大庭佳文さん、加賀美ふみをさん、シモさん、長月みそかさんら、いずれ劣らぬ実力者4人によるサークル。相変わらず、炉系学園恋愛モノが目白押し。あーもー甘酸っぱいなぁ!なんつーか青春emoロック?ただ甘々なだけじゃなく、しっかりほろ苦風味なんかも隠し味に効かせてるあたり、もうお手上げってカンジ。4人とも個々に作風が確立されてる作家さんなんですが、今回良かったのは大庭さんの作品かな。他の方がかなり詰め込んで描いてる中にあって、大庭さんの淡々とした作風や間の取り方なんかが、かなり効果的。惜しむらくは、2,3番手ぐらいに掲載されてれば、もっと効いたと思いますが。加賀美さんの作品は、この中では一番エロい。炉度も高く、萌えっぷりも文句無し。シモさんの作品は、設定的には一番面白そうなんだけど、ちょっと短編向きじゃないかも。シリーズで読みたい。長月さんの作品は、甘酸っぱさ満点King of Emoなカンジw。ただ、これもある程度前後の話があった方が、より面白かったでしょうが、そこら辺は各自脳内補完でw。えちぃマンガ好きならマスト。エロを求める向きには物足りないかも。オススメです。
ex.>id:PIG-M:20030911、id:PIG-M:20031001

  • 砂々塚「百の夜と蝋燭と猫の尾。」

 リウヰチさんの個人サークルの新刊は、過去作品の登場人物が再登場する、珍しいパターン。でも「蝶」(2000年リリース/CD-R)は未読なんで、過去作品との比較は難しい。DLサイトとかで入手可能みたいですが、個人的にDLで作品を入手する手法が好きじゃないので・・・中古探そう。もう一本「琴」(2002年リリース/オフセット)からも再登場してます。リウヰチさんといえば女装美少年なワケですが、今作においてもその期待は裏切りません。パッと見分かりませんが、登場人物4人全員男のコですw。個人的に嬉しいのが、安易にふたなりに走らないトコロ。や、勿論ふたなり大好物wなんですが、最近だとあんまインモラルな感はしなくなってきてるじゃないですか。その点、女装美少年っていうのは、まだまだ退廃的というか倒錯的というか、淫靡なニュアンスが残ってると思うのですよ。オーセンティックなショタとも微妙に異なるアングルに、個人的には強く惹かれるワケで。今回は、そこにさらにけもミミやしっぽなんかの凶悪なオプションも装備され、なんかもう!もう!!ってカンジw。基本皮かむりな局部も見目麗しい、ステキな一冊。個人的には大推薦なんですが、間違いなく人を選ぶ嗜好性なんで、ノーマルな方にはちとキビしいかな?の秋巳きゅんやけいときゅん、ゆずたんなんかに激しく反応出来る方なら大丈夫w(微妙に異なるが)。
ex.>id:PIG-M:20030826、id:PIG-M:20031125