• 電脳電波発令所「王様と魔女SYOTAKING & WITH.」

 春風紅茶さんのオリジナル作品。ブースが近所だったんで、時限合戦に勝てたよw。コピー誌らしくイントロで終了してるんですが、これがなかなか期待を持たせる内容。若干8歳の亡国の王様とヨワイ400歳を数える美貌の魔女との物語、になる予定w。タイトルどおりの王様のショタっぷりがナイス。しかし春風さんといえば、描きかけの作品を大量にかかえてる作家さんなんで、続きが読める日はくるのかw。まぁ気長に待ちますかね。

  • 突撃工房「家政婦は魔女っ子」

 神無月十三さんとゴウさんのサークル。今回は神無月さんの個人誌を入手。魔女っ子もので家政婦でってな設定から、てっきりほのぼの系かと思いまして。実際序盤は軽く萌え風味ですらあるドジっ子ノリの内容なんですが、途中から一気に物語は激しくemoい方向にシフトしまして、最後は号泣emoですよ?身寄りの無い魔女っ子たちは、やがて人間の棲む世界へ、家政婦として出立せねばならない。やがて訪れる仲間との別離、異世界への不安、そして希望。そういった心の揺れの機微を描いてます。路線の切り替えがちょっと唐突だったり、男性キャラが弱かったり、使い魔の存在がおざなりだったりと細かい部分で弱さもあるのですが、それを補って余りある魅力を感じさせてくれます。魔女っ子たちのいきいきとした描写は秀逸だし、トーンを一切使わない作画、手書きのセリフなど、総じて暖かみを感じさせる表現手法が作風と相まって好印象。他にもかなりの数の作品がリリースされてたんで、それらも読んでみたいです。オススメ。