3/17 "ファンタジア 50"@お江戸上野広小路亭

 いつものようにudさんと秋葉原で落ち合いまして、ちと早いけど夕食タイムに雪崩れ込んだワケですが、この日は珍しく新規開拓を試みまして「健康白菜麺処 おいでや」というトコに足を運んでみることに。なんでも、今年の2月に開店したばかりの店らしいのですが、名物が店名にも冠されている塩健康白菜麺だそうで、二郎系の店に行ってはマシマシ・マシマシと連呼してるワタクシのような者には一見無縁っぽい店と思われるでしょうが、さに非ず。たしかに、この店は盛りの良さを売りにしてるようなトコではないのですが、なんとライスが¥100でおかわり自由という素敵なサービスを敢行してるという情報を聞きつけまして、馳せ参じようと決意した次第。


 初めて行くお店でしたが、たちばな書店の隣というオタク的には分かりやすい立地のおかげで迷わず到着。前述したように開店してひと月ちょいだったせいか、店頭で店員さんがサービスチケットを配布してたので、それを受け取ってから入店*1。ちと天井が低い階段*2を下りた先に件の店が。入口左手に厨房があり、それをL字型*3に囲うようにカウンター席が配置されているというレイアウト*4で、わりと小洒落てて清潔感のある印象・・・なんだけど、17時半頃という時間帯にもかかわらず先客が1人しかいないという状況に、いささか不安が過ぎったw。微妙な不安を払拭すべく入口右手の券売機で名物である塩健康白菜麺のチケットを購入し、適当な席に陣取る。程なくして出された塩健康白菜麺は、見目にも小綺麗で量も普通w。これでライスおかわり自由というオプションが無かったら絶対食べには来なかったろうな・・・と一人ごちつつ、先ずはスープを一口。・・・美味しい。淡く澄んだ味わいの中にも深みが感じられる実に上品なスープでして、かなり好みの味。ライスとのマッチングも上々で、箸が進む進む。テーブルに用意されてる黒胡椒もアクセントとして効果的で、飽きずにもりもりといただいてしまいました。満足満足。接客も良かったし空いてるのも有難かったのでw、次に秋葉原に赴いた際にもここで食事を摂ろう。


 食事を済ませ、ダラダラと末広町方面に向かって歩を進めていると、ykc君から連絡が。酔狂なことに合流したいとのことだったので、説明の上手いudさんに電話を託して会場までのナビをしてもらったりw。そうこうしてる間に珍しく開場前に会場に到着しちゃったので、引き続きykc君と連絡を取り合ったりして時間を潰し、開場時間を迎える。例の如く定位置に陣取ってひと息ついていると、mnm君がふらっと登場。この日はバンドメイトのht君が来ないから、てっきり彼も来ないものとばかり思っていたんだけど・・・予想以上の好事家っぷりに濡れたw。さらにykc君もやってきたもんだから、ウチらが陣取ってるサイドだけ妙に客が密集するハメに。ちなみに、逆サイドのウチらと同じポジションは全席空席でしたw。一応50回という節目の回だったんで、なにがしかのサプライズを期待したのですが、別段特別な演出もなく、オープニング・トークで多少50回目というコトに触れただけで開演。前半の真っ当なネタ・コーナーは、良くも悪くもいつもどおり。愛娘の肉声をネタに仕込んできたスカダイジ・トロ*5のネタは、卑怯だとは思いつつ不覚にも笑わされてしまった。

 で、水戸の紋所コーナーですよ。このコーナーの爆発力だけを楽しみに来てるというのに、今回は残念ながら舞台上にビニールシートが敷かれてなかったので初手からテンションがた落ち。今回はスカダイジ・トロが「催眠術をかけることが出来る」という体のネタでして、珍しくスカダイジ・トロが仕掛ける側に回りまして。序盤は三平×2が催眠術をかけられ、うつのみや八郎をボコボコにしたりしてたのですが、次第にターゲットが猫ひろしに移行し始めまして、「タバスコが甘く感じる」とか「痛みを感じない」といった体の催眠術をかけ、分かりやすい罰ゲーム的な仕打ちを繰り広げていたのですが、その次の仕打ちが酷かった。なんと、アトピーで万年乾燥肌がウリのうつのみや八郎の皮膚*6を水に混ぜた「リアル肌水」とでも言うべき液体を、催眠状態だから拒否れないという体の猫ひろしに飲ませるという暴挙を敢行。糞尿や蟲とかだと、ある意味ファンタジーな感じがしちゃうから笑えるんだけど、皮膚とか糞尿以外の体液だと生々しさが先に立ってしまうので個人的には笑えないんだよね・・・。ちとエグかったな・・・w。


 とは言え、基本的にはテレビでも見ることが出来る程度の罰ゲームだったんで正直イマイチな感は否めなかったのですが、そこに救世主現る。ファンタジアのエース、佐々木孫悟空が大量のゴキブリを携えて颯爽と登場。ここからは孫悟空の一人舞台で、シャクシャクとクリスピーな音をたてながらゴキブリを貪り喰らいつつ、本域で嫌がり逃げ惑う猫ひろしを追い回して舞台やフロアを縦横無尽に駆け巡り、最終的にはスカダイジ・トロめがけて容器に入ってたゴキブリ全部をブチ撒け、トロをゴキブリでデコレートするという荒業を披露。芸人は逃げ惑い、孫悟空は放ったゴキブリを捕まえては喰らい、捕まえては喰らいといったカンジで、フロアっつーか舞台上が阿鼻叫喚の地獄絵図と化してましたw。いやもう酷いったらありゃしないけど、これが観たかったんだよw!やっぱ孫悟空がいないとダメだな。そして、孫悟空とタメを張れるのは、やはり教祖しかいないという事実を再認識した次第。次回のファンタジアには教祖が降臨されるようなので、万難を排して観に行かねば。


 終演は相変わらず21時頃と早かったので、いつものようにファミレスでだべってから帰途についたのですが、ゆっくりしすぎたせいか久方ぶりに終電に乗るハメになってしまい、帰宅したのは25時過ぎだったり・・・w。

*1:チケットは何種類かあるようで、ワタクシが貰ったのはライス無料券で、udさんはメンマ無料券でした

*2:店員さんも頭上注意を喚起してた

*3:厳密には逆L字

*4:席はカウンター席のみ

*5:a.k.a. 超能力少年ダイジ

*6:フケよろしく肌を掻くと粉上の皮膚が落ちるワケで・・・