1/19 "ファンタジア 49"@お江戸上野広小路亭
元日以降秋葉原はおろか同人ショップにすら足を運んでない日々が続いてたし、液晶モニターの買い替え等もぼんやりと考えたりしてるので、ここは一つじっくりと秋葉原を散策するか！と思い立ち、いつもよか早めに家を出て目当ての電車に飛び乗ったまでは良かったのですが、のっけから睡魔にボッコボコにされてしまいまして、ふと目覚めたら市ヶ谷。しかも、今まさにドアが閉じんとす、という瞬間。ダッシュすれば降りれたかもしれなかったのですが、ﾜﾀｸｼ、まんじりともせずドアが閉じる様を見届けるに留まりまして、次の駅でおもむろに下車。その足で対岸のホームに向かい、新宿まで戻ってから秋葉原を目指したのでした。だって、市ヶ谷経由で向かうよか新宿経由のほうが全然安上がりなんだもの。この節約分で、とらの餌箱の同人誌が買えちゃうんじゃぜ？
つーワケで、当初の予定よか30分遅れで秋葉原入り。メロンやメッセサンオー、とらといった同人ショップでちょこちょこ買い物してから、軽く液晶モニターを物色。今使ってる17インチの液晶モニターに特に不満があるワケではないのですが、22インチのモニターがモノによっては2万弱で買えるという事実を知ってしまったので、ちと物欲が疼きだしておりまして。ネットであれこれ価格調査はしてるんだけど、やはりモニターに関しては現物を拝まないことには始まらないので、店頭に足を運んでみたワケで。時間もあまりなかったので細かく比較せず大雑把に眺めただけでしたが、やはり現物を目の当たりにするとテンションが上がる。特にグレア液晶の鮮やかさには目を見張るものがあったけど、蛍光灯の反射が気になったのも、また事実。家のPCの設置場所なんてそうそう変更出来ないし、仕事で長時間モニターと向き合うことが多いから、やっぱノングレア液晶のほうが良いにゃーとか思ったり。サイズに関しては22インチでも充分な大きさだとは思いつつも、一回り大きな24インチに惹かれてしまう自分もいたり。でも、そのサイズ差に1万出すかどうかとなると微妙っちゃ微妙。ともあれ、22インチのモデルを中心に検討しつつも24インチも一応視野に入れておくという方向で検討継続。
てなカンジで買い物終了。その途中で合流したudさんと共にシディークに向かい、ディナー･タイムに突入。この日のナンは序盤に出されたものこそ若干焦げが気になりましたが、2枚目以降は改善。焦げがあったものも含め、ふっくらもちもち感は健在だったので4枚ほど食して御満悦。久しぶりだったし、1Fに通されたせいもあってかｗ満足度が高かったなぁ。食事を済ます頃にht君から連絡が入ったので、シディークの外で合流。今回もmm君が一緒だったのが笑えたっつーかなんつーかｗ。それはさておき、無事合流してから上野広小路に向けて移動移動。道中、某君の某君らしいエピソードを聞いて抱腹絶倒するも、さすがにここでは書けないので割愛ｗ。もしかしたら、今年の花見のシーズンにはその勇姿を拝めるかもしれないけど、間近で拝むのは御免被りたいものだｗ。そんなアホな話に花を咲かせてたら、あっという間に会場に到着。先客は居たものの、ウチらがいつも陣取ってるトコは空いてたので、鎮座ましまし。そして、ふと舞台を見やるとビニールシートが敷かれていたので、にんまり。事前に、久方ぶりに教祖こと元氣安が降臨すると聞いていたので、否応なしに高まる期待。久しぶりに蟲汁以外の汁が飛び散り、フロアが阿鼻叫喚の地獄絵図と化す様を思うだけで濡ｒ(ry。
で、開演。オープニングは、新年のご挨拶から。全員辛うじて股間を隠してはいるものの、ほぼまっぱという姿で登場。股間の隠し方は各自趣向を凝らしていたのですが、潔く丸出しで登場した世界のうめざわと、スケスケパンティ装着*1で颯爽と登場したユンボ安藤を支持したい。そんな姿で新年の挨拶を済ませてからは通常の進行に戻ったのですが、今回は何故か各人のネタが下ネタに偏ってた上に普段のファンタジアよか短めのネタが多かったせいもあり、水戸の紋所コーナー原理主義なﾜﾀｸｼでも結構笑かされてしまいました。しかし、ファンタジアでの世界のうめざわは、ホント、イキイキしてるなぁｗ。テレビで見てる限りでは世界のうめざわを面白いと思う人って少数派だと思うんだけど、そんな人は是非ファンタジアでその勇姿を拝んで欲しい。良くも悪くも強烈な印象は残るはずｗ。
てなカンジでサクサク進行しまして、お待ちかねの「水戸の紋所」コーナー開幕。今回はファンタジアのエースである佐々木孫悟空こそ不在でしたが、一昨年、その孫悟空とエースの座を巡って争い、アングラお笑い史上に残る死闘を繰り広げるも惜敗し、以降ファンタジアから姿を消していた宿命のライバル、元氣安(以後、「教祖」と表記)が満を持して降臨したので個人的にはテンションぶち上がり。元氣安が去って以来、佐々木孫悟空の新たなるライバルを探すべく、ダイジやうつのみや八郎といったex.東京ゴブリンの面々を中心にあれこれと模索してはいましたが、元氣安にとってかわる存在なぞそう易々と見つかるはずもなく･･･。若手の頑張りもあり、それはそれで面白くはあったのですが、あの死闘を目の当たりにした身としては正直物足らないと言わざるを得ない舞台が続いていたのです。そんな満たされない日々にピリオドを打つ日がこようとは･･･。
おいおい教のテーマと共に登場した教祖の姿は、これから起こるであろう惨劇を期待させるに充分なインパクトを誇示しておりました。一見赤ふんを締めてるように見せつつ、その実は股間部分は赤く塗ってるだけでチ○コは丸出し。しかも、チ○コの余り皮の先にしめ飾りを結びつけるという装飾を施してまして、もう最低ｗ。フロアもやんやの喝采で応じたところ、興がのった教祖はその姿のままフロアに乱入してきまして、客の上を次々と跨いで練り歩くというサービスを敢行。中には、無抵抗のまま瞑想しつつチ○コを擦り付けられてる剛の者もいらっしゃいまして、客のクオリティの高さにも感服した次第。即行で逃げて難を逃れるという醜態を晒したht君には猛省を促したい。無論、ﾜﾀｸｼも跨られましたが果敢にアオリの構図でチ○コを接写。咄嗟のことだったのでピンボケしてしまったのが悔やまれますが、雰囲気は伝わるんじゃないかと。
そんな帰還の挨拶を済ませたところで、メインのネタに移行。今回のネタは「おみくじ」だとか。無論新ネタなので、何をするのか皆目見当もつかなかったのですが、そんなフロアの戸惑いをよそに、舞台上の準備は着々と進行。何故か脚立が設置され、それを教祖が昇っていってフロアにケツを向けたところで、少なくともネタの傾向だけは判明ｗ。ナニを出すのかまでは定かではないけど、噴出系なんですね。わかります。無論、ﾜﾀｸｼ以外の客も危険な匂いを感じ取り、フロアがざわめきだしたとろでネタ開始。教祖が脚立の上でふんばるのは予想通りですが、問題はなにが噴出されるのか、の一点。限りなく軟便に近い腸液っつーか、ほぼ軟便がちょろちょろ漏れた後に肛門から顔を覗かせた代物は、小さい球状の物体。一瞬アナルビーズかと思いましたが、連結してないっぽいし･･･？どうにも判別がつかずモヤモヤしていたのですが、次の瞬間、正体が判明。海亀の産卵の如く肛門からひり出された件の球状の物体が、舞台に落ちた瞬間「てぃん」と跳ね返りまして。なんと、その正体はスーパーボールだったのです。正体が判明した瞬間、脚立というアイテムの意味も把握。スーパーボールの特性である「跳ね」を活かすには高さが必要不可欠だもんね。てな具合にしたり顔で納得してたﾜﾀｸｼをよそにスーパーボールは舞台上で何度か跳ねてから静止。すると、その表面に何やら書いてあったので目を凝らしてみたところ「大大吉」と書かれてまして。つまるところ、おみくじよろしく運勢が記してあるスーパーボールをひり出し、今年一年の運勢を占おうってな寸法だったのね。アホかｗｗｗ。
呆れつつも爆笑してる間にも「てぃん･てぃん」とひり出されたスーパーボールの音がフロアに木霊したのですが、計4個噴出*2したところで産卵がストップ。なんでも7個挿入してたそうなのですが、残る3個が腸内の奥に行ってしまったらしく、必死にいきみはするものの、顔を覗かせるのはスーパーボールではなく、赤黒く、妙にツヤツヤした「いぼ痔」らしき腫瘍のみという体たらくｗ。結局、残るスーパーボール＝おみくじはお蔵入りならぬ大腸入りとなってしまったのでした。残念。そのまま後片付けをせずにエンディングへと雪崩れ込み、終演と相成ったのでした。正直、残るスーパーボールを出すべく浣腸に手を染めるんじゃないか！？と期待してただけに、ちと最後は尻切れトンボ的になってしまった感は否めませんでしたが、復帰一発目としては上々か。性器等を公衆の面前で露出する程度のことは芸人ならずとも出来る人は多いですが、排泄やそれに類する行為を敢行出来る人となると、ぐっとその数は減るんじゃないかと。元氣安は、その行為を「芸」として披露出来る数少ない芸人の一人であり、極めてワン･アンド･オンリーに近い存在であるという事実を再認識させれらた次第。こんなの芸じゃねぇ！と憤る向きも少なくなかろうが、ただ単に排泄行為を行ってるのではなく、ちゃんと「魅せる」べく工夫を施してるし、何より現に笑かされてしまってるんで、少なくとも自分にとって、これは紛れも無く「芸」である、という認識です。「面白きゃいいんだよ、クソッタレ！！」っつーコトでｗ。次回のファンタジアは節目の50回を迎えることだし、佐々木孫悟空や、初期ファンタジアのエースとして名高い柴田容疑者なんかも交えて壮絶な一戦を繰り広げていただきたいものですｗ。いやー、面白かった！
