或る日の記憶

 仕事で午前中からお出かけ。昼には用が済むはずだったんだけど微妙に長引いてしまい、片付いたのが13時半。当初の予定では和食の食べ放題の店に行くつもりだったんだけど、そこは14時半までしかやってないので、出遅れた感は否めず・・・っつーワケで食べ放題は諦め、食後に予定してた買い物メインで動くことに決め、新宿に移動。


 先ずは、言うまでも無くとらに向かう。同人コーナーは冬コミ間近ということもあり、もうじき並び始める冬コミの新刊を並べるスペースを確保する動きが始まっていたので閑散としてました。まさに嵐の前の静けさ(笑。今夏は顕著でしたが、早いトコは冬コミ前に新刊をショップに卸し始めるからねぇ・・・。この流れは今後ますます加速していくだろうけど、それも時代の流れだから別に悪いことじゃない。こういった流れの中で同人活動の意義が緩やかに変質していくことも想像に難くないが、時代の流れに呑み込まれてしまう程度の思想や理念は、所詮その程度のものでしかないとも思うので、致し方なし。


 ま、あたしゃ時代の流れに抗うつもりはないけど、それを甘受するつもりもないんですがね。


てなコトをぼんやり考えつつも、しっかりエロ漫画を筆頭に単行本各種を抱え込み、お買い上げw。


 とらを後にし、タイムズスクエア内の東急ハンズで歯ブラシを購入してから*1、たつやで軽くメシを食い、かねてより行ってみたいと思っていたサカゼンに向かいまして。サカゼンのネット通販でカーゴパンツを買おうと思っていたのですが、やはり一度現物を拝まないことには始まらないっつーコトで、今日初めて足を運んでみることにした次第。


 大雑把に場所は把握していたので、散歩がてらにちんたら歩いてみたところ、難なく発見・即入店。カジュアル・ウェアを扱ってるフロアに行ってみると、そこは一見普通の服屋ってカンジなんですが、よくよくみればサイズ表記が3XLとか5XLとかばっかで全く以って普通じゃないw。想像通りのド迫力なラインナップに圧倒されつつも店内を徘徊。すると、程なくしてネットのカタログで見た黒のカーゴパンツを発見。ちょっとボタンの縫いつけが甘かったけど、価格を鑑みれば文句無し。イトーヨーカドーや長崎屋とかでも比較的安価でサイズの大きなカーゴパンツは売ってるんだけど*2、最近のモデルって何故か白いステッチが入ってるのよね。でも、サカゼンのヤツはそういう余計な装飾が皆無のシンプルなモデルなのが嬉しい。実際に穿き続けて不都合が無ければ、ショーツもここで作っちゃおう。ついでにジャケットも物色してみたんだけど、今ひとつ気に入るものが無かったのでカーゴパンツだけ買い、今度はジャケットを物色すべくTimberlandのショップに向かうも、探してたブツが見当たらなかったので早々に撤退。ネットショップに在庫があった時に買っとくべきだったか・・・。


 気を取り直し、さっきとらに寄った時に見かけなかった桑田乃梨子の新刊*3を買うべくゲーマーズに寄ってみたのですが、見当たらず。店員に尋ねたら、そもそも未入荷だったので、にょろーん。無論地元の本屋は全滅で、とらにもゲーマーズにも無いって・・・。失意のうちに店を後にし、一縷の望みをかけてForestに行ってみたところ、ようやく発見!マイナーな少女漫画(桑田乃梨子はマイナーじゃない!・・・と思うんだがw)はともすればオタ系のショップでもフォローされなかったりするんで、意外と買うのに苦労するな・・・。


 Forestの品揃えが充実してるのは知ってるけど、普段はオタ系ショップで事足りちゃうんでなかなか足を運ぶ機会もないので、せっかくだからっつーコトであれこれ物色し、ジャケが印象的だった「とろける鉄工所」の1巻も購入。内容は溶接工の日常を描いたコメディ*4で、悪くなかった。ジャケや絵柄から福満しげゆき的なのかしら?と予想してたんだけど、そういうテイストでは無かったな。


 Forestを出て、ふと携帯を見やると時刻は既に16時過ぎ。ラッシュに巻き込まれるのは勘弁願いたかったし程よく物欲も満たされたので、帰路に就いた次第。最寄駅に戻ったまでは良かったのですが、ふと覗いたスーパーでタイムセールをやってたのが運の尽き。白菜や大根、トイレットペーパー等をついつい買い込んでしまい、アホみたいな物量を抱えて暮れなずむ街をとぼとぼ歩いて帰るハメになったのでした・・・。旬の野菜は美味くて安いけど、かさばるのが敵わん。まぁ四の五の言いつつも早速美味しくいただいちゃったワケなんですがねw。

*1:近所では売ってないタイプの歯ブラシを愛用しておるのです。ちなみに、ネタでもなんでもなく、昔はPy-Co-Payの歯ブラシを使ってました。何のネタか分かったヤツはネ申w。

*2:だいたいコンバース

*3:「888」の4巻

*4:隠し味にemoいテイストも効かせてますが