10/18〜19 雛見沢ツアー日記 (前編)

 以前からちょくちょく日記のネタにしていた雛見沢ツアーを遂に敢行しまして。


 今回は参加メンバーこそ5名でこじんまりとした規模ではありましたが、参加者が関東地方×3(udさん、ant君、ワタクシ)、東海地方×1(魔人)、中国地方×1(doh君)といった具合だったので、名古屋で集合してから雛見沢に向かうってなコトになりまして。名古屋に着いてからは魔人の車があるから一安心っつーコトで、まずは東京〜名古屋間の移動をどうするかを協議。大雑把な見積もりでは新幹線でもレンタカーでも大差ないってカンジになったし、udさんが道中のドライバー役を快諾してくれたので、なら自由度の高いレンタカーを使いましょうってコトになったので、早速ドライバーのudさんが地元のレンタカー会社に予約を入れたのですが、これがなかなか微妙でして。クラスと車種を指定したのですが、車種に関しては当日の返却状況に左右されるので希望こそ承るものの、実際に借りれる車種は当日蓋を開けてみないと分からないとか・・・。貸し出し予定日ギリギリに予約したってワケじゃないんだから、近隣の営業所とかから指定車種を確保して回してくれる、くらいのコトは出来ないのかしら?レンタカーを使う機会なんて滅多にないから、この会社が不親切なのか、これでデフォなのかの判断は致しかねるが、それを差っ引いても、今回使った会社のメンテやチェックはザルであると言わざるを得ない事態に出くわしたワケで。なんと、借りた車のカー・ステレオに

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が標準装備されてまして。旅のお伴に、という粋な計らいだったのかもしれませんが・・・w。今回は出発が深夜ということもあり、否応無しに24時間営業をしてるトコから借りざるをえなかったけど、次の機会には別会社を視野に入れたい。


 ともあれ、レンタカーの手配を済ませたり、現地での行動の打ち合わせなんかを繰り返したりしてるうちに17日夜になりまして。行きたかった「4日目 vol.4」を自重し、早めに床に就いて仮眠をとろうとしたのですが、遠足前の小学生ばりに高揚してしまってたので殆ど寝付けず、結局予定よりも1時間ほど早く起床して、リアルタイムで天体戦士サンレッドを見ちゃったりw。そうこうしてる間にudさんからウチの近所まで来たとの報が入ったので、着替え着替え。暫し後、予想よりも早く到着したudさんと合流し、その旨をant君に伝えつつ車だと近所なant君の最寄り駅のロータリーに移動。コンビニで買い物をしてるとant君がやってきたので、いよいよ名古屋目指して本格的な移動開始。ちなみに、ant君の最寄り駅を発ったのは3時前。


 今回は中央自動車道を使って名古屋に向かうので、先ずはナビを頼りに八王子ICへ向かい、高速に乗る。上り方面はトラックがガンガン走ってたけど、下り方面はガラガラだったので、何のストレスも無く西へ西へ。道中のお供は、ワタクシが編集したCD-Rで、約200組 / 約200曲収録の12枚組w。udさんはうるさい音楽の類に興味が無い方だし、深夜のドライブにtechnoとかは不向きだしってコトなどを鑑みた結果、真っ当なポップ・ミュージック主体っつーか、普段家で聴いてるようなセレクトに。無論、そこに小ネタを仕込むことも忘れませんでしたがw。小ネタにキャッキャウフフしながら順調に飛ばしまして、4時過ぎに双葉SAにて最初の休息。SAなんて滅多に来ないんで、お土産コーナーとかにも足を運んでみちゃったり。甘味系で惹かれるものが多かったけど、初手から買い物に走るのも如何なものかと思ったので自重自重。しばしの休息を経て高速に戻ったのですが、この辺から霞っつーか霧っつーかガス的なものが発生しだし、視界が若干悪くなってきまして。さらに気温もぐんぐん低下し、お次の休憩ポイントとなった諏訪湖SA*1では吐息が白く、停車してる車に霜が降りてたりして面食らう。以降もガス的なモノは一向に晴れず、日の出の時間帯くらいにピークを迎えまして。それまでは車窓の景色とかを愛でれてたのですが、その景色がガス的なモノに飲み込まれてしまい、お先真っ暗ならぬお先真っ白。時折視界が晴れるのですが、その際目に入ってくるのはガスに侵食された街並。個人的にはインパクトのある光景だったのですが、盆地在住のant君曰く「たまにウチからもああいう光景見れますよ」的な発言をしれっとのたまったのが印象深い。ワタクシもかつては八王子市民でしたが、あそこまでの光景にはついぞお目にかかったことは無いぞ。ともあれ、霧も濃いし時間帯的に睡魔の攻撃も激しさを増す一方だったので、阿智PAで小休止*2。コンビニが一軒あるだけの寂しいPAなんですが、そのコンビニには何故かペンギンクラブ山賊版が入荷してて、ちょっと吹いたw。需要とかあるのかしら・・・?といぶかしんでたら誰かさんがしれっと購入してて、再度吹く。性に対して貪欲にも程がある。


 そんな貪欲さが功を奏したのか、PAを出ると霧が晴れてまして、爽やかな朝日を浴びつつ快適なドライブを堪能してたのですが、さすがに腹が減ってきたので、最後の休息がてら恵那峡SAに寄りまして、ここで朝食を摂る*3。ワタクシは朝っぱらから冷やし担担麺&串カツ定食をチョイス。流石のワタクシも普段の朝食ではここまでハードなメニューは食しませんが、この日は体力勝負だったので、朝からがっつりいった次第。食欲を満たしたところで出発し、小牧ICから名古屋高速11号に移行。この辺からルート変更が激しくなってくるので、車内に緊張が走るw。終わってみればそこまで複雑なルートじゃなかったんだけど、なんせ土地勘の無い地の高速道路だし、事前に聞いてたルートが前述した名古屋高速11号名古屋高速2号名古屋高速都心環状線といった具合に名称だけで難易度高そうなカンジだったので、移動中の車内はテンパりまくりw。おかげで魔人からのメールに気付かず、結果的に合流後の出発が遅れてしまうという事態に発展しまいまして・・・。そんなカンジだったんで、目当てのICで降りれた時には安堵のため息が漏れたとか漏れなかったとか。


 ICを降りた後はナビに従って無事に魔人宅に到着。ここで車を魔人の車にチェンジしたり、前のりで名古屋に来ていたdoh君と合流したりしてから予定より早い8時過ぎに出発。ちなみに、ここからの道中は雛見沢へのルートを熟知してる魔人が運転。ウチらが行った時はどぶろく祭り開催期間中だったため、雛見沢に着く前の段階から結構な渋滞が予想されてたので、出発が早まったのは僥倖。そのおかげで道中渋滞らしい渋滞につかまることなく移動出来まして、10時頃に雛見沢着。白川郷ICから雛見沢入りしたんで、早速どぶろく祭り開催中で賑わってる飯島八幡神社 a.k.a. 祭具殿が見えたのですが、祭りの本番は午後だし、何より先に駐車場を確保しないと非常に面倒なことになってしまうので、後ろ髪引かれつつも祭具殿や道の駅はスルーし、前原邸を横目に見つつ雛見沢最大の駐車場であるせせらぎ公園駐車場に向かったのですが、普通車200台規模の駐車場が早くも満車状態で駐車待ちの列が出来てる始末。このまま待機列に並んでも埒が開きそうに無かったので、他の駐車場を探すべくその場を離れたのですが、他の駐車場で思い当たるところといえば村内の小さい駐車場くらいだったので微妙に途方に暮れていたところ、偶然みだしま公園臨時駐車場を発見。そこはまだ余裕があったので、即行でスペースを確保。これで後顧の憂いなく雛見沢を徘徊できるというもの。意気揚々とワタクシたちは駐車場を後にし、雛見沢の目抜き通りへと歩を進めたのでした。


 まずは駐車場から一番近いスポットである古手神社を目指したのですが、村内が既に結構な人出で賑わってたのでビックリ。無論古手神社も例外ではなく、人の切れ目を縫って写真を撮るのも一苦労。ちなみに、参拝の際に絵馬のコーナーを覗いたのですが、数が減ってたような。

参拝後はシャトルバスを使って展望台まで移動*4。展望台の駐車場には何台も観光バスが停まってまして、観光客でごった返してました。でも、しっかり雛見沢の景観は堪能したし、賑わう前に売店に入っておからドーナッツも買えたしで、満足満足。件のおからドーナッツは甘さ控えめで値段のわりには食べ応えもあるのでオススメです。

ひとしきり景観を堪能した後、前回通らなかった梨花ちゃんハウスへと至る通学路の坂を下っていったのですが、この坂が意外と長かったので、前回来訪の際軽はずみに上らなかった自分を褒めてあげたい気分にw。かくも長い坂を下っていった先には、お馴染みの梨花ちゃんハウスやレナの家、鉄平の家などがありまして、ここぞとばかりに全員写真を撮りまくり。

そのせいで一般の観光客のマダムから「ここはなんなんですか?」的な質問をされたので、その場にdoh君一人置いて静かに立ち去ったワタクシw。ちなみに、doh君は「ドラマの舞台で・・・」的な返事をしてました。当たらずとも遠からじw。そんなやりとりを経つつ和田家〜長瀬家と周り、であい橋を渡って対岸へと渡ったのでした。

*1:5時

*2:6時前

*3:6時20分頃

*4:このシャトルバスは運賃¥200で、車内でちょっとした村内ガイドなんかも聞けたりするので、悪くないカンジ。